書いて、読んで、また書く日々。

先日ふと、「わたしって、なんだかんだでずっと書いてるな」と思ったので、今日はそのあたりにまつわるお話を書いてみます。

書くこと=生活

わたしが人から見られる場所で文章を書くようになったのは、15年以上前。
初めて手にしたPCで、その当時一定の認知を得はじめていたブログを開設したのが最初でした。

細かいことや難しいことはよくわかっていなかったけれど(それは今も同じ…)、ブログ上で交流する“顔見知り”ができたり、それが縁で実際にお会いしたりすることもあったりと、結構楽しくやっていました。

そういえば、過去に派遣会社で登録する際にタイピングテストを受けたら、「入力スピードが異様に早い」とコーディネーターさんに驚愕されたことがありました。
当時、PC教室やちゃんとしたOA研修などを受けたこともなく、完全に独学で身につけたタイピングだったにも関わらず、そこまでのレベルに到達できたのは、間違いなくブログのおかげなんですよね。
芸は身を助く、というやつです。ありがたや。

その後、mixiをやったり、ブログもサイトを変えながらいくつかやったりしているうちにTwitterが始まり…

つまり、初めて自分のPCを手に入れてから今に至るまで、常にweb上で何かしら書いているというわけです。
Twitter始めてからだと、もう10年間毎日描いていますね。病気だわ。

こんな風に、気が付けばわたしにとって「書くこと」は、もはや生活そのものになっていました。

読んでいて気になること

子供のころから本を読むことが好きで、小説、詩、自己啓発系、ビジネス書など、これまでいろんなジャンルの本を読んできました。もちろん、web上でも毎日自然とたくさんの文章を読んでいます。

たくさんの文章を読んでいると、その書き手が多用する言い回しとか、改行や句点のタイミングといったクセのようなものに気が付くようになったり、時にはそれらが気になりすぎて内容に集中できなかったりするようなこともあります。
そのうち、その文章が「人に読まれることを、ちゃんと意識して書かれているかどうか」も、なんとなくわかってくるようにもなってきました。

わたしは文章のプロではないので偉そうなことは言えませんが、「人が読むこと」を意識して書くというのはとても大事なことにもかかわらず、意識していないと案外忘れがちなものなんですよね。

書くときに気を付けていること

書くことが好きな人なら共感していただけると思いますが、書き進めるうちに気分が高揚する「ライターズハイ」みたいなものがあるんですよね。
このゾーンに突入しちゃうと、もはや読者の存在は遥か彼方へ追いやられ、書くこと自体に快感を覚え、自分の文章の素晴らしさに酔いしれ、さらに筆(指)が止まらなくなってしまう状態になってしまいます。

でも、ここで記事を公開してしまうと赤っ恥をかくのがオチ。
いや、赤っ恥で済めばいいけれど、誰かに迷惑をかけてしまう場合だってありえるから恐ろしい…。
夜中に書いたラブレターは必ず朝読み直せと言われるように、調子よく書けたときほど時間をおいて読み直すのが身のためです、はい。

ちなみに、わたしが自分以外の人も読む前提で書く場合は、次のようなことを特に気をつけるようにしています。

・一文が長すぎないか
・句点の位置がおかしくないか
・全体的に無駄に長すぎないか
・日本語としておかしくないか

といった基本的なものから、

・リズムが悪くないか、読みやすいリズムか
・改行は適切か
・空欄行がバランス良く入っているか
・漢字を使いすぎていないか
・同じことを何度も書いていないか
・誰かの表現を引用の断りなしにそのままパクっていないか

という、自分ならではの表現方法やマナーに関することなど。

これらのことは、書きながら、または、書き終わってから読み返せば気付ける簡単なことばかり。なので、改めて胸を張って言うようなことでもありませんが、こういった手順を踏まない人は思いのほか多いようです。
まあ、手順を踏んでいても、見落とすことは多々あるんですけどね…てへ。

伝えたいことを伝えるために

個人利用のSNSであれば、不特定多数の目に触れるものではあっても、あくまでも主観や主張を好きなように記す場であったり、鮮度や勢いこそが醍醐味だったりもするので、読者どうこうを神経質に考えるのはかえってナンセンスかもしれません。もちろん、他人をむやみに傷つけたり貶めたりするような内容は論外ですが。

けれど、「自分の主張を多くの人に知ってもらいたい」「広く伝えたい」という場合や、ブログのようなある程度ボリュームのある文章の場合は、読者をないがしろにした書き方では伝わらないどころか、最後まで読んでもらえないかもしれません。
「伝える」と「伝わる」は、まったくの別物なのです。

わたしがnoteを始めたのは、「伝わる」文章を書けるようになりたいと思ったことが理由のひとつでした。

「伝えたいこと」を、「伝わるように表現する力」を身につけたい。
いまはまだ、そのレベルには到底届いていないのですが、いつか誰かの胸に突き刺さるような文章を書けるようになるためにも、これからも照れず・臆せずどんどん挑戦していきます。

感想などございましたら、ぜひコメントやTwitterにお寄せください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


Shina

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