誰得(自分ランキング)西尾維新先生編
いわゆるライトノベルというのは定義が難しい。大量に本を読んでいる人には、これってライトノベル、というなんとなくの感覚はあるのだが、定義、といわれるととりあえずググってしまう。
ということで、なんとなくだが、西尾維新先生作品はライトノベルに当たるのではないか、という雑な定義で、先生のランキングを自分なりに考えてみる。
なお、こういうのは10位から段々ともったいぶって1位の発表をするのが盛り上がるのかもしれないが、こんな素人の戯れ言なんて、誰も興味ないだろうから、ストレートに1位から発表をするのが潔い。と思います。
第1位 傷物語
これを1位とするあたり、どうなんでしょう。
いわゆる「物語シリーズ」の二作目であり、初期の時系列的には最初の話であります。(その後のシリーズで時系列はよくわからなくなるけど。)
ええ。主人公(ヒロイン)が誰か問題なんですよね。
キスショットアセロラオリオンハートアンダーブレードなのか、
翼さまなのか、
ひたぎさまはまだお出にならないです。
ということで、(どういうこと?)傷物語が1位な訳であります。(なんで?)
以上。
ふっ。好きが高じて豪華版まで買わされた人がここにいますよ。笑
第2位 化物語
おまえ、キャラ重視かい!に回答しますと、そうですね。物語シリーズでは、特に女性キャラクターがかなり全面に出てきており、アニメ化、マンガ化もあって、かなりキャラクター要素の強いコンテンツになってきましたが、初期の物語シリーズでは、こちらの「VOFAN」先生の表紙絵ぐらいしかキャラクター要素は無く、それこそ、初期のファンには、ここまで物語シリーズが続いて、キャラクター要素が全面に出てくるとは思わなかったので、今となっては、文体の洗練された最初の貴重な物語。と言えます。なので2位にしました。
第3位 悲鳴伝
さあ、ここからは、純粋に物語が面白い、という観点で選びます。
そして、悲鳴伝が3位なのも、その物語の意外性や、テンポのよさ、期待を裏切る、予想を、展開を裏切る、当時はとても不思議だけど、とても切ない物語として評価してます。
で、これもシリーズ化されるんですが、二作目からはまったくの別物語というか別シリーズというか、作りが全然違って、好みが分かれてしまいます。
私は二作目以降も好きなのですが、これぞライトノベルって感じで構えておくと抵抗はないかもしれません。
第4位 クビキリサイクル
はい。出ました。
デビュー戦
後の戯れ言シリーズ、というか、初期シリーズの最初のおはなし。
この後に壮大な戯れ言ユニバースが広がるのですが、まあ、とにかくこれを読まないと始まらないわけです。
当時の先生が20代で書き上げたというのだから、驚きでございます。
いわゆる雪山の山荘ミステリー小説で、
いわゆる誰もいなくなった系のサスペンス。そして登場人物全てが規格外。
アニメ化はちょっと眠いので、是非小説を!
第5位 新本格魔法少女 りすか
これ、結構好きなんですよね。
最近(と言っても二年前)、突然4巻が最終巻として発表されたのですが、もともとは10年以上前ぐらいの作品で、先生が尖ってた頃のとてもスッキリする物語。
タイトルからして秀逸。
第6位 きみとぼくの壊れた世界
世界シリーズ。これも初期のシリーズですが、世界観が好きです。
第7位 十二大戦
これは、アニメで見た方が面白いかもしれません。
なんとなく、ひどい話ですが、やっぱりそうなるか、という先生の作品が好きな人は好きになれる(なんそれ!)と思います。
第8位 零崎双識の人間試験
これを8位ということは、もうネタがないのか。
いやいや、これはこれでシリーズとして成立してます。
というか、こちらも、初期のぶっ飛び設定(いまでこそ設定は全部ぶっ飛びですが)殺し屋一家の話でございますので、スピード感あり、不思議感あり、行き当たりばったり感あり。でございます。ありがとうございます。
第9位 人類最強の初恋
キタ!
いわゆる赤い人
人類最強
いろいろなところに出てきます
第10位 JOJO'S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN
果てしなくDIO様本。これを紹介する意図は、先生は二次創作も優れているのだ!ということであります。DIO様ファンの方はもちろん、DEATH NOTEファンやHOLiCファンにも思いは届きます。(なんのこっちゃ。)
ということで、駆け足で西尾維新先生ランキングを発表してみました。
まさに誰得なんですが、ちょっと今時点での自分ランキングを整理しておきたく、発表に至りましたが、また、このランキングは筆の早い先生が作品を出し続ける限り変わってきますので、続報を期待してお待ちください。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?