下川裕治のクリックディープ旅
おもしろ重く……。下川裕治にふたりのカメラマン、阿部稔哉、中田浩資。交代で同行しながら描くクリックディープ旅。次はどうなる? 旅の笑いを振りまきながら、今日も地球の隅を歩いています。
ここでは、クリックディープ旅以外に、旅の最新情報やストーリーを展開していきます。
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記事をすべて見る すべて見る中国のチベット山塊から流れくだるメコン川。大河である。悩みを抱えてこの川を眺めにいったことが何回かある。そんな話を⋯⋯。税込み290円のつまみ動画&エッセイ。
動画はメコン川の源流域からはじまる。長江、サルウィン川という大河の源流が集まるエリアだ。メコン川はそこから、中国、ラオス、ミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナムへと流れくだる。国境がメコン川というところも多い。動画の酒飲み話は川をくだるようにつづくが、その川岸で流れを眺めつづけていたことが何回かある。メコンはなにも答えてくれないが。 この記事は隔週日曜日更新。新しい酒のつまみが加わっていきます。 ノンカーイのメコン川 あれは僕が27歳のときだから、1981年の年末だ
有料290はじめての沖縄は八重山だった。台湾の基隆を発ったフェリーは翌朝、石垣港に着いた。八重山諸島は日本から向かうと、日本の西端。しかしアジアから眺めると、台湾にいちばん近い沖縄。今回は八重山と台湾の話をしてみようと思う。税込み290円のつまみ動画&エッセイ。
動画は日本の西端の八重山の話である。僕にとって、東京からやってくる八重山は、ただの沖縄以上の意味があった。しかし八重山にはもうひとつの顔がある。なぜ石垣島の繁華街には立派な店構えの中国料理店がある? 本土の仏壇は沖縄ではトートーメーという。そこを見ると中国語がずらり。そんな八重山物語を。 この記事は隔週日曜日更新。新しい酒飲み話が加わっていきます。 沖縄に台湾版ディズニーランド あれは李登輝が台湾の総統を務めていた時期だった。台湾では国民党が存在感をもっていた時代で
有料290僕らの香港はコロナ禍のなかで消えていってしまった。そのなかで、香港の若者が残した言葉が、いまでも頭から離れない。「一齊走」。日本語で「一緒に帰ろう」。香港の人たちに一緒に帰る場所はあったのか。今回は香港涙酒。税込み290円のつまみ動画。
中国は、香港に約束されていた一国二制度を形骸化させる国家安全法を香港に無理やり導入した。それは習近平政権の力による中港融合だった。もちろん香港市民は激しく抵抗した。武漢で新型コロナウイルスが猛威をふるう少し前。2019年の7月。民主派の学生たちは、日本の国会にあたる立法会に突入した。「一齊走」はそのときに広まった言葉だった。 この記事は隔週日曜日更新。新しい酒飲み話が加わっていきます。 いまだ厳しい香港の入国規制 世界でコロナ禍が収束に向かっている。感染者がい
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