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相手を信じることと裏切られることは表裏一体

現在、転勤族の夫と結婚し、新卒から勤めた会社を退職後、専業主婦をしています。
その中で、自分の人生を見つめ直し、自分に何が出来るのか、自分の強みは何なのか、世の中に価値提供出来ることはどんなことかを日々考えながら模索する毎日です。

またまた随分とご無沙汰になってしまいました。

この数日で自分の中に大きな変化があったので、沸き起こった感情や自分の取った行動等、忘れないうちにこちらにまとめておきたいと思います。

と言いつつも、転勤族の夫と結婚してから自分の中に大きな変化があることが多すぎて・・・それは良い意味でも悪い意味でもです。

独身の時は、自分の人生を生きていたので完全に主体的な人生であり、人への気遣いなどの心配りは忘れないものの、人と一緒に人生を生きることがここまで人生が変わるとは思ってもいませんでした。

新しい発見をしたり、自分がこんなにも感情的な人間だったのかと気づかされて嫌になることもしばしば・・・
そんな貴重な体験が出来ていると思えるように徐々になっていけたらいいものですね。


さて、最近わたしの感情を大きく揺さぶった事件と言えば・・・

夫の転勤地の発表問題。

夫の会社は春の4月と秋の10月に会社内の異動があります。
前回の4月に異動が確実をと言われていたため、わたしは転勤先についていく為4月に会社を退職したわけですが・・・

結果4月には夫の異動はありませんでした(涙)

そして、ついに10月の異動発表の日!!!!
8月の末に言われるから!とずっと聞いていて、わたしとしては8月に入ってからずっとソワソワする毎日。

中旬を超えて来たあたりで、末日とは具体的にいつの事なんだ??何日か決まっていたら教えてくれ!!!と思い夫に聞きました。

8/24の予定だと思うよ~~との返答。

すぐに自分の予定帳にも入れて、家族や親しい友人にもそれとなく連絡。
そして24日の前日に、「明日異動の発表だよね??」と尋ねたところ、
「ああ~なんか31日っぽいわ」と・・・。

え・・・・・?
言葉を失いましたが、一番びっくりしたのは夫にわたしが異動発表の日をとても重要なことと思っていることが、伝わっていないこと。
「今日昼ごはん○○食べたわ~~」くらいのテンションで言うんですよね。

そしてもう一つ驚いたのが、24日に発表というのは会社の公式なものではなく毎年8月のこれくらいに言われることが多いから自分なりに考えた日にちを伝えていたということ。

これもわたしからしたらびっくり!!!!
わたしはそれに合わせて、色々と調整をしたり、わたしに関わる人たちにも話をしたりするのに、そのことが夫には全く分かっていない。
結婚して自分だけの人生ではないとここまで痛感しているわたしに比べ、夫はまだ自分の人生だけを主体的に生きているのか・・と思い悲しくなりました。

そして31日だと言われていたものも結局その日には連絡はなく、9/1までずれ込み、異動の発表がありました。

なんと・・・・
10月の異動もありませんでした・・・・


本当に怒りと悲しみと色々な感情で、正直体調を壊したり、気分が前向きに向かない日々を過ごしていました。

もちろん会社というものは、自分の意志通りにいかないものというのも分かっているし、自分もそうでしたが会社の人員配置はわたしたちにはどうしようもないもの。そんなことは分かっているのですが。

半年前の4月の時から、自分は絶対に動くからそのように準備しておいてほしいや、今の部署は3年目でみんな3年スパンで異動しているから次に出るのは俺で間違いないなど、そこまで確信に近いことを半年間言われ続けているとわたしもそう思ってしまいます。

そして相手の会社の異動のシステムや、配属に関することはわたしは何もわからないので夫の言うことを信じて行動するしかなかったです。

4月に同じことを言われ信じて今まで一生懸命勤めて来た会社を退職し、転勤がなかったため、わたしだけが会社を退職した。
そして次の10月に動くことが確実と言われ続けていたため、転職も難しく現在自分で何か事業が出来ないかや、今後転勤しても役に立つスキルを自分なりに探して行動してきたつもりです。

そのことで色々な人に会えたこと、今まで経験してこなかった世界が見えたこと、たくさんの良かったことはありますが、まだまだ収入に結びつく柱のようなものは無いし、何よりこの世界の厳しさを知りました。

会社員として働いていた方が何百倍も楽。

そして、夫に今までの活動がしっかり話せていないし、話したくもないのはどうせ分かってくれないだろうという気持ちがあるから・・・

この気持ちがどこからきているのかと考えると、やっぱり夫は夫の人生を生きていてそこにわたしはそこにぶら下がっているだけだから。

夫はわたしに働けば良いし、好きなことすればいいじゃんと言いますが、転勤族でも一緒に暮らして一緒に家庭を築いていくには、わたしが合わせていくしかない、わたしがハンデを背負った状態で生きていくしかない。

働き方なんてなんでもあるんだからさと言われましたが、そんなことわたしだって分かっています。
オンラインで働くことも出来るし、パートやアルバイトだってどこでも出来る、業務委託も出来るし、個人事業主にだってなれる。起業だってしても良い。

そんなことは分かっているのですが、その選択肢しか選べない原因を作っているのは自分だということが、分かっていないのが悲しいことだなと思います。

わたしは今後夫の仕事についていけるような職業選択をしていくと思いますが、あくまでその選択肢は夫の仕事があってのこと。
わたしが本当にそれがやりたいかどうかの選択ではなく、いかに転勤というハンデを背負いながら適切な生き方を見つけていくか。

これをパートナーのわたしにだけ負担させているということに、夫自身が気づかないといけないと思います。


見えないところで相手にハンデを負わせているって怖いですよね。
今回の場合は見えないところというか、見えやすいところではあるのに夫は全くわたしにハンデを背負わせているとは思っていませんが・・・

子供が出来たり、家を建てたり、家族の介護とか、もっと先の事を考えると今回の件は本当に先が思いやられるなと思っています。

また、今回の件で相手を信じることと裏切られることが本当に表裏一体で、相手のことを信じているからこそ、それが叶わなかったときに信じた分と同じくらい落ち込み、悲しみ、相手が憎くなってしまう。

きっと夫はわたしを騙そうと思って、転勤が確実にあると言っていたわけではなくて、本当に自分もそのように思っていたからわたしに伝えていたんだと思います。

でも、それは相手への配慮とか今後の展望まで考えての発言や行動ではなかったので、そこは今後2人で改善していかなければいけないことかなと思います。


わたしも完全に次は転勤すると思い、転職活動をして内定を頂いていた状態だったので、自分も決まってもいない状態で迂闊に行動してはいけないなと反省しました。

どこまで相手の人生に踏み入れるかって本当に難しい問題ですよね。
自分が選んだ道とは言え、ここまで自分が予期していなかった人生になると本当にどうしていいものかと頭を悩ませますが、、、

今回のことは自分にとっても相手にとっても大きく感情が動き、お互いの嫌なところを存分に見せあった事件となったので(笑)

今後に生かしていけたらいいなと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。


シンバ🦁

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