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【しまね女子ブログ】子供と島根の暮らし

こんにちは!邑南町(おおなんちょう)在住の湯浅那奈です。
しまね女子ブログを書かせていただきあっという間に半年が経ってしまいました。
最後のブログは、子どもが生まれてから、島根暮らしやすいな。と思ったことを書こうと思います。

食べること

子どもが生まれて始まった離乳食の時期。ご近所さんに頂いた採れたての土付き人参やトマト、夫の実家で収穫したお米、産直市で仕入れた野菜。それまでも意識せずに美味しくいただいていましたが、身近なところで新鮮な食材が揃うってすごく贅沢なことなんだなぁ。と、いざ子どもに食べさせる事になったときに気づかされました。気づくというより、すっかり島根暮らしに慣れてしまっていたので、思い出させてもらったという感じです。

採れたて無農薬の人参

野菜以外にも、町内で育った石見ポークや石見和牛もあるし、隣の浜田市であがった魚もある。子どもには(もちろん自分も)新鮮でおいしいものを食べさせてあげたいという親心を簡単にクリア。ずっと住んでいると当たり前になっているけど実はすごいことですよね。
また、口に入るものを「自分で作ってみる」ということのハードルが低くなりました。
近年作る人が増えている味噌づくり、私も邑南町に来てから始めました。
使うのはご近所さんが育てたお米で作った麹と大豆。
きれいな水、空気の中、作った人がわかる食材で仕込んだお味噌は格別だし、家族の身体になるもの、自分で作った安心安全なものを食べてもらえるのはうれしいのです。

麹と大豆を作っているお宅でみんなで味噌仕込み
お茶づくりのお手伝い

自然のなかで

現在2歳半の娘。平日は近くの小さな保育所に通っています。町内の他のママさんたちからよく聞くのが、「自然の体験をさせてくれていいよね!」という声。夏はすぐそばの川で川遊び、鮎のつかみ取り体験。気候のいいときは近くのお山に登ったり、季節を感じる散歩コースでお散歩したりしているようです。園庭で育てたトウモロコシで作ったポップコーンは娘の大好物。自然の中で暮らしているとはいえ、家庭ではなかなか経験させられないことをたくさんさせてもらえて本当にありがたい環境。
お休みの日の散歩道、蝶々を追いかけたり、田んぼの蛙の声を真似してみたり、どんぐりを拾ったり、雪で遊んだり。季節の移ろいを一緒に感じられるのも自然の中で暮らしているからこそ。些細なことだけどいいなぁと思っています。

保育所前の川遊びできる川。鮎も捕れます!
雪遊び
もうすぐ春だ!

人との関わり

島根に住んでびっくりしたし、よかったなと思うのが、ご近所さんとの距離感(人間的な距離)が近いこと。
人の数が少ないから大体顔と名前がわかる間柄。道端で出会えば声をかけてくれたり、車を止めて出てきてくれたり。地域全体が一つの大きな親戚のような温かい感じがします。
このご時世、人と関わりにくかったこの時期に島根で過ごせていることは私たち家族にとって、とてもよかったことのひとつです。
温かくて優しいたくさんの親戚の(ような)方々にかわいがって貰えている娘が羨ましいしうれしいです。自然のなかでのびのび遊び、たくさんの人触れ合って色んなことを吸収してほしいなぁ。

ご近所さんがやっている雛人形展。おばちゃまたちとおしゃべり
会うとみなさんが抱っこしてくれます。

書いていても、だいぶ前からわかっていたよ!ということばかりだったのですが、子どもが生まれて島根のよさを再確認できました。
流行や都会が好きだった私(もちろん今も好きです)、いまや味噌を仕込み、人の身体を気遣い、季節を感じることを楽しんでいる。以前の私がみたら「ていねーなくらし(笑)」とちょっと笑いそうだけど、こんな暮らし方が心地よくなりました。
これからも豊かな自然の中で、温かな人たちと島根暮らしを私らしく楽しんでいけたらと思います。
半年間ありがとうございました(^^)/


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【名前orペンネーム】湯浅那奈(ゆあさなな)
【居住市町村】邑南町
【UターンorIターン】Iターン
【移住前の居住地(都道府県)】千葉県
【年代】30代
【お仕事】宿泊業

【好きなこと】
音楽を聴く、子供服のサイトみること

【Love shimaneとしてひと言】
何にもないと思っていたけど何でもあるし、何でもできて面白いしまねでの暮らし。豊かな自然と温かい人たちとの日常をお届けします。

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