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The ALFEE ONLY

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シマリスのアルフィー愛が色んな形で表現されている場です。 #アルフィー #TheALFEE
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アルフィー銀行① 特典のお知らせ

”アルフィー 銀行は破綻しませんので、安心してみなさまの青春をお預け下さい” 高見沢俊彦さんご本人は笑って“ジョーク”として仰ってましたが、あながちジョークでもなく、むしろアルフィー 銀行は日本で唯一の信頼と実績をもとに長く続き常に安泰している "幸せ銀行" なのではないでしょうか。 あなたの青春を預けると定期的に(*毎日)色々な形の幸せが高い利息と共に貯まっていくアルフィー 銀行。 コロナ禍で外出を控えている方にも、毎年恒例のライブツアーやイベントがない現在でも(*ライ

The ALFEE の流れる歴史を聴く、"組曲:時の方舟"

一年前に発売された最新アルバム”天地創造”に納められた9分近い大作、”組曲:時の方舟”はコーラス、変拍子、アコースティックでフォーキーなギター、ギュインギュインなギターソロ、美しく伸びる歌声などのThe ALFEEらしさがぎゅっと詰まった名曲中の名曲! 先日の配信番組Come On ALFEEで初めてライブ映像を観て以来、この壮大な楽曲を魅せる照明と演奏・歌唱に感動が止まりません。 で、今回は絶対にこの曲の考察をしよう!と心に決めて歌詞を何度も読み、曲を繰り返し聴き、色ん

高見沢さんが語りたかったThe ALFEE

3月5日のTBSラジオ・ロックばんを聴いてちょっと泣いてしまったアルフィーファンは多いのではないだろうか。 今年は結成50年、来年はデビュー50周年。50年続くこと、それも一人ではなく誰かと一緒に続けていることは普通の人間にとっては想像もつかない”偉業”と言っていいと思う。 だって・・・30、40、50年続けてきたことって皆さん何かあります? 結婚とか仕事とかがそれに近いものだと想像しますが、それだっていつも前を向いて進化して、無数の人に感動や勇気や夢を与えて、信念をブレさ

高見沢さんのキラリ★言葉のマジック

これまでにたくさん The ALFEE の楽曲の考察をしてきましたが、一曲まるまるの考察には至らずとも、部分部分で  ”おおっ!これはまさしく高見沢さん!” とニヤニヤしてしまうフレーズに巡り合うことがあります。 今回はそんな小さなフレーズにキラリと光る高見沢さんマジックを集めて考察します〜! 考察1 ”ラブレター” 見えない背景を見えないまま描く高見沢さん まずは1979年に発売された初の高見沢さん作詞作曲のアルフィー再デビュー作、”ラブレター” からこの部分↓の

素晴らしい明日を作ろうともがく君へ: "真夜中を突っ走れ!"

1984年に発表されたThe ALFEEのアルバム、”The Renaissance"! 中坊だった当時このアルバムを買い、子供ながらに感動にぶっ飛んだ記憶があるのですが、もう人生3分の1を過ぎた現在(注:150迄生きる予定)も聴くたびに”すげぇ”(語彙)とぶっ飛んでいます。 どの楽曲も”本当に40年前の音楽?”と疑わしいほどに輝き続けている名曲ばかりなのですが、その3曲目”真夜中を突っ走れ!”はイントロから疾走感に溢れる、本当に走り出したくなるようなスイッチボーカルとコ

こう聴こう! ”星空のディスタンス” と"星空のCeremony" The ALFEE

アルフィーさんには”星空の〜”というタイトル曲が3つあります。 1984年発売のシングル”星空のディスタンス”、1996年に発売されたアルバム”LOVE"に収録されている”星空のRendezvous(ランデヴー)" そして先日出たシングルの”星空のCeremony"です。 先日の記事でも触れましたが高見沢さんがインタビューなどで”星空のディスタンスをちょっと意識した”と言っていたように、この2曲はいくつか共通点があります。 桜井さんボーカルでシングル(2曲目はアルバム曲で

セレモニーじゃない、Ceremonyである理由:”星空のCeremony”

The ALFEEの通算71枚目のシングル、”星空のCeremony"---なんとあの”メリーアン”(16枚目のシングル)でオリコン入りして以来連続56作のトップテン入りという何気にすごい記録をすでに打ち立てているのです! 久しぶりにグワングワンギュインギュイン(語彙力)のロックなサウンドに桜井さんの未だ進化し続けている素晴らしい美声が響く名曲です! ”星空のディスタンス”をちょっと意識して、と高見沢さんがインタビューやラジオで言っていたましたね!(*サブスクが解禁されまし

明るい未来にハレルヤ!: "Circle of Seasons"

The ALFEEの71枚目のシングル、”星空のCeremony”と”Circle of Seasons”が10月6日に発売されました!Double A-side、どっちも素晴らしい”両A面”での発売です!頭から終わりまで3声コーラスが本当に美しい💖(ジャケットも美しい↓) Circle of Seasons、 巡る季節に人生のアップダウンをなぞらえ、ポップさを全面に押し出したアコースティックの音色と軽快なコーラスが冒頭から楽しい気持ち満載なウキウキと心を躍らせるワクワクな

正義の中心には何があるのか:"Heart of Justice"

"Heart of Justice" は The ALFEEが1989年に発表したアルバム”DNA Communication”の第一曲目。その歌詞の端々から社会や世界状況を嘆き、世の中を変えようじゃないか、と訴える力強く元気が湧いてくる名曲です。 メッセージ性に溢れ、それでいて聴き手、聴く時代、その状況により色々な受け取り方ができる、そして愛と夢と希望が沢山詰まっている、いわゆる”高見沢節”が色濃く出ている楽曲です! 歌詞はこちら!(Victory Garden さまい

”Orionからの招待状”には何が書かれていたのか

昨年の武道館ライブのオープニング曲(↑の映像がそれです)でもあった”Orionからの招待状”はThe ALFEE の2015年発売・24枚目のアルバム、”三位一体”のトップを飾るイントロ・コーラス・歌詞・曲、全てが壮大な名曲です。 この曲の背景やキーワードの星座、流星、座標軸、そして変わらぬ愛、が示すようにこれは高見沢さんが得意な半径700光年の世界です!1光年が9.5兆kmですので、高見沢さんの愛がどんなに遠くまで届くか計算してみてくださいね。 歌詞はこちらから 今日

声なき若者のLock Dance:”組曲:時の方舟~Part 3 無の存在”

”組曲:時の方舟”はThe ALFEEの最新アルバム”天地創造”の3曲目、9分近い壮大な組曲です。 これまでも数々の素晴らしい組曲を発表してきたアルフィーさんですが、この曲は高見沢さん曰く”みんなを置いてけぼりにしない”ほどまるで1つの映画を見るような、ギャラリーの部屋から部屋へ移動するような、詩集を読むかのごとく、サラサラと流れる、9分という長さを感じさせない傑作です。 8つのパートが組み合わされており、それぞれにタイトルがついていてパート別にリードボーカルも変わってい

贈り物・形あるモノ・大事なもの:”アルバム天地創造”

アルバム”天地創造”の発売前に高見沢さんが”歌詞にも力を入れましたので歌詞カードをじっくり読んでくださいね”みたいなことを言っていたので歌詞を詩集のようにじっくり読んでいるシマリスです。(*アメリカ在住です) 読んでいて気付いたのが高見沢さんが 物 を書き分けていること。 歌詞カードを読まずに曲を聴いているとどれも mono なのでわからなかったのですが、書き分けがあるということは書き手の意図に違いがあるということです。 日本語は難しいですよね、同じ音でも違う漢字、同じ

ミケが?ミケは?助詞の違いに寄り添う音の効果:"My Life Goes On"

The ALFEEの新アルバム”天地創造”の中の4曲目、"My Life Goes On" はアルフィーにはめずらしい3拍子の軽やかなリズムに乗った高見沢さん曰く”半径3mの世界”を描いた楽曲です。優しい坂崎さんの歌声とアコースティックギター、そして断捨離や生と死を等身大に書いた歌詞が印象的です。 これを初めて聴いた時におや?と思ったのはサビ前のミケの部分です。 1番の歌詞は”ミケが天国へ”↓ 長い道のりの途中で 掴んだモノなくしたモノ 沢山の想い出詰まっているのが 今

Pass Me Byに隠された愛: "君が通り過ぎたあとに-Don't Pass Me By-”

”君が通り過ぎたあとに”は1987年に発売されたThe ALFEEのシングルです。アニメ映画・タッチ3の主題歌だったこともありアルフィーファンではなかった人も聴いたことがあるのではないでしょうか?このシングルは”二枚舌”と銘打って”サファイアの瞳”と同時に2枚発売されたため、当時の人気音楽番組ではアルフィーさんを2度見れるうれしいおまけ付きでした。 当時の映像↓ ギター持ってない高見沢さんも素敵! 一番の歌詞を見ると、自分から離れていった彼女を静かに待っている高見沢さん、