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私がどんな営業も断らずに聴く理由~法人は公器という考え方~



これを読んでくださっている皆さんは、
たとえば飛び込み営業の電話を受けたら、
どうしていますか?


興味のある商品や分野でもない限り、
詳しく話を聞く前に断ることも
あるのではないか思います。


私は日頃、営業のお話を受けたら
断らずに必ず話を聴くと決めています。

これには二つ理由があります。


一つ目は、基本的にすべて良い話だという
前提を持っているから
です。

どういうことかというと、
私が新卒で初めて就いたのが
営業職だったのでわかるのですが、
当然営業先へは、最新の情報や
有益な情報を持っていくわけです。


まだ世の中にない最新の商品やサービス、
既にたくさんの方に喜んでもらっている
商品やサービス…
数々の情報を持っていきます。


もちろん、すべてが社会に必要で
良いものかはわかりません。
話を聴いてみたら
ちょっと考えてしまうものも
中にはあるかもしれません。


しかし基本的には、どんな営業の話も
素晴らしいものだと思っています。


良い情報を常にしっかりと仕入れることは、
経営者の大事な仕事のひとつ
ですので、
今世の中にどんな商品が出ているのか、
どういったものがお客さんを喜ばせているのか、
さらには競合や他の企業の動き…
本当にいろいろなことを知れる、
良い機会になります。


だから、営業マンの話を聴くだけでも
ものすごく勉強になりますし、
世の中の動きまでわかります。
自分の会社に必要かどうかはまた別の話
ではありますが、紹介されるサービス自体は
基本的に良いものだと思います。


二つ目の理由は、
法人である以上、
私たちは公器であるという
自覚があるから
です。


法人というのは社会貢献がセットになった、
社会の公器であると私は思っています。


社会貢献という広い視野から
“人を育てる” ということを
考えたときに、自社の社員も当然
教育していかなければなりませんが、
社内だけに留まっていては
ダメだと思うのです。


たとえ社外であっても、
関わってくれる人には多様な成長の機会を
提供していくことが必要だと思うのです。

たとえば、
新人の方がアポイントをとって
新規の営業へ行く機会は多いと思いますが、
その営業先がどんな規模の会社であっても、
経営者と話す機会はものすごく貴重だと
思っています。


冒頭にも書いた通り、
私自身がそうでしたので
心からそう思います。


緊張して上手く話せないことも
あると思います。
それでもたとえ一回であっても、
経営者と話せる機会があるだけで、
すごく成長に繋がると思っているんです。

しかし経営者と話す機会というのは、
経営者がアポイントをOKしないと
当然作られません。
このような時間を作るためには
経営者が社会の公器として、
積極的にアポイントを受けていく
必要があると思います。


私が新人営業のときにも、
直接会ってくれる経営者もいれば、
そうではない経営者もいましたが、
会ってくれる方の中には、
印象に残る素晴らしい方がいました。


初めましてでもすごく話を聴いてくれて、
そのままなぜだか食事にまで
連れていってくれる…(笑)


たくさんの経営者の方に会うなかで、
ある時気づきました。


『きっとこの経営者たちは、
私が成長したらもっとたくさんの
お客さんに価値あるものを提供できる、
成長してほしいと思ってくれている。
だから、話を聴いてくれて、
私の成長のために貴重な時間を
提供してくれているんだ
』と。


たくさんの経営者が私のために
貴重な時間を作って会ってくれた。
だから結果的にさまざまな経験を
させていただけましたし、
成長することができたと思っています。


もちろん私は経営者として
まだまだ未熟ではありますが、
これは絶対に続けていきたい、
次に繋げていかなければならないと
思っています。


最近も、若い営業マンの方が
会いに来てくださいます。
何かひとつでも、その方の成長に繋がる
機会が提供できたらと思っています。



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