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フードサービス|週刊業界ニュース2022.12.2

身近な外食ビジネスや社会インフラの役目を担う給食など食の領域にまつわるニュースを週ごとに配信しています!業界研究や新しい視点にお役立てくださいませ。
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❚ 瀬戸内でコーヒー栽培 捨てられる実を使ってアイスクリーム作りに挑戦 広島

今回は、コーヒーの豆ではなく「実」に注目します。国産のコーヒーの木を育成し、その実をいかしたスイーツを作り上げた情熱を取材しました。
(中略)
このアイスが作られているのは江田島市にある就労支援事業所。この日も障がいのある人たちが抹茶アイスを作っていました。将来的には、アイスの製造だけでなくコーヒーの実の摘み取りから参加してもらうなど、「農福連携」も考えています。
夢である瀬戸内でのコーヒーの栽培。「耕作放棄地を活用」して「捨てられていたコーヒーの実を活かした」「スイーツ作り」。
そして「障がいのある人の支援」につなげるため地道な努力が、きょうも続けられています。

広島ニュースTSS

❚ 東京ディズニー、ストーリーのある料理 生み出す調理師(有料会員限定)

東京ディズニーリゾート(TDR)を訪れる来場者はアトラクションやショーだけでなく、レストランでの食事を楽しみにする人も多い。ミッキーマウスなどのキャラクターをイメージしたメニューなど、見た目も鮮やかな料理をつくり出す調理師を育成する研修施設が「カリナリーアカデミー」(千葉県浦安市)だ。
TDRの広大なバックヤードに裏口から入り、車でしばらく走ると、人気アトラクション「スペース・マウンテン」に近い場所に淡い水色の西洋風建物が見えてくる。来場者の目に触れないが、ディズニーアニメの世界観を再現した外観だ。
(中略)
佐々木一元校長は「通常のホテルやレストランと違い、メニューそれぞれにストーリー性が求められる。1つ作るのもかなり大変」と強調する。

日本経済新聞

❚ 調理ロボ「時給」800円、人より安く 飲食店の新局面(有料会員限定)

自動車などの工場では既に高度なロボットが活躍しており、調理ロボットを作るのは容易に思える。しかし飲食店はスペースが限られ、投じられる資金も少ない。「値段を気にせず高性能なロボを作れば売れるわけではない」(テックマジックの白木社長)
ピーロボは部品を変えれば丼物にも対応できるが、人間のように多様な食材やメニューに同時に対応することはできない。限られた機能を生かせる業態やメニューの設計がポイントになる。
富士経済の深川美希氏によると、21年の調理ロボットの国内の市場規模は1億円程度にとどまる。深川氏は「人によるサービスを重視する傾向があった」ことが要因の一つとみる。ただ、コロナ禍を機に配膳ロボットなどが普及し、消費者側の意識も変わった。

日本経済新聞


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