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Excelのカギとなる4つのデータを解説!あなたの作業を効率化する秘訣をお届けします!

Excelで扱うデータは4つあります。非常に重要な項目ですが、10年間指導してきた経験から、4つのデータを完全に理解している人は少ないように感じました。

4つのデータを扱うにはそれぞれの特性や使い方を知る必要があります。
文字データや数値データ、数式や関数などがあります。
それぞれ異なる処理や操作方法が必要となります。

4つのデータを理解することは、Excelをより効果的に活用し、作業効率を向上させるために欠かせません。知識を深め、実践的なスキルを身につけることで、業務上の課題にも迅速に対処できるようになります。

  • 文字データ

  • 数値データ

  • 数式

  • 関数

✅以下のような方を対象にしています。

  • 最重要項目を理解したい方

  • Excelのエラーで悩んでいる方

  • 基礎を学び直したい方

✅結論
Excelでは以下の4つのデータを利用します。

  • 文字データ

  • 数値データ

  • 数式

  • 関数

特に文字と数値の違いを理解することが重要です。これらの違いを理解することで、エラーを最低限に抑えることができます。


文字データとは

文字データとは、計算ができないデータのことです。
以下は全て文字になります。

何か特徴ありませんか?
そうです。セル(Excelの文字や数字を入力する四角のこと)の中で、基本的に左側に寄ります。
2行目には数字と文字が混合していますが、こちらも文字として扱います。

数値データとは

数値データとは、そのまま数値のことです。
以下はすべて数値データです。

文字と逆で、セルの中で、基本は右に配置されます。
数値データは、Excel計算ができるデータのことをいいます。

「基本はと」言ったのは、見た目上、文字を右に配置したり、数値を左に配置することもあるためです。
もちろん、そう配置したからといって、文字が数値になったり、数値が文字になったりということはあり得ません。

文字と数値は、関数のエラーを見分けるうえで、必須事項となります。
しっかりと区別できるようにしておきたいですね。

例えば、こちら。

文字、数値どちらでしょうか。

セルの中では、左に配置されています。
ですが、見た目は数値です。特に左揃えをしているわけでもありません。

文字と数字の違いは計算できるかできないかです。

では、計算してみましょう。

いかがでしょうか?
(上のABCと書いている箇所を列、横の123書いている箇所を行といいます。列と行を使ってアドレス(場所)を表します。)

C3には、合計を出してくれる「=SUM(C1:C2)」という関数を入れましたが、結果は113とはならず、0になりました。

100と13は計算できないデータだったのです。

そのため、このデータは、見た目は数値だが、計算できないので、文字データとなります。

文字と数値の区別が分からないと、なぜエラーなのか、なぜ計算できないのか?と慌ててしまいます。

文字と数値のまとめ

<文字データ>

  • セルに対して左揃え

  • 計算できないデータ

<数値データ>

  • セルに対して右揃え

  • 計算できるデータ


数式

数式で利用する記号は以下のとおりです。
足し算・・・+
引き算・・・ー
かけ算・・・*
わり算・・・/

いつも目にするものとは、かけ算とわり算を除いては、ほとんど同じです。この点を覚えておいてくださいね。
数式の詳細はまた別の記事で行います。

関数

最後の1つは関数です。
Excelの学習において、この部分が挫折の原因となることもありますが、心配しないでください。

関数は、初めは簡単なものから始まり、少しずつ複雑になるものもあります。関数を単体で使う場合もありますが、2つ以上の関数を組み合わせることもあります(ネストと呼ばれます)。

関数をしっかりと理解し、覚えていくと、業務の効率が格段に向上します。一緒に頑張って学んでいきましょう!

記事の最後に

記事をお読みいただき、ありがとうございました。今回は4つのデータについて解説しました。特に、文字と数値の違いをしっかりと見分けることが大切ですので、注意しておいてくださいね。

神雄四季についてはプロフィール記事をご覧ください。

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