【大人の発達障害(ASD/ADHD)に悩むあなたへ】人生を諦めるな、短所にこそ才能が隠されている
こんにちは。
SHIKIです。
今回は発達障害グレーゾーンと言われる人の悩み解決に向けて記事を書きます。
私は、過去ASDもADHDだと心療内科にて診断を受けたことがあります。(あまりにも信じたくなくて、2つの心療内科で診断を受けましたが、どちらも同じ結果でした。笑)
当時は営業としての仕事で結果を残すことができず、また社内の中でも人から厭われ、上司からも腫れ物扱いを受け、絶望に浸っていました。
診断を受けた時、人生への夢や希望が音を立てて壊れたことを覚えています。
なんとかして苦しみから逃れるために、色んな心理学系の本を読んだり、様々な文献を読み漁ったりしても自分の悩みが解消されるわけではなく、心の中の穴が埋まることはありませんでした。
自分の人生はもう終わりなのか、コミュニケーションを上手く取ることができず、仕事で結果を出すことができないのか、誰からも見向きもされず終えていく人生なのか。
希望が見えず、暗闇の中を進んでいる気持ちでした。
でも今は「発達障害」というラベリング・レッテルを超え、全く気にしなくなるほどに自分の人生を生きることができていると自負しています。
人間関係、仕事、恋愛、など全てのコミュニケーションの分野においても抵抗感を感じることはほぼなくなり、むしろ人から応援されたり、自ら能動的に人に関わるようになったり、仕事においてもパフォーマンスを発揮することができるようになりました。
もちろん一人で乗り越えてこれたとは思っていません。叱責と承認をしてくれた恩師、仲間、お客様、パートナーなど様々な人たちの関わりのおかげで今こうして生きることができるのだと思っています。
だからこそ今度は人から与えてもらったことをする番だと思い、この文章をお届けします。
「どんな人にも可能性がある」
私はそう信じて疑いません。
これは私の人生の多大な時間とお金を投資して得たことを凝縮して書いたものです。
実際に「自分の人生にどのように当てはめられるだろう?」と考えながら読み進めてみてください。
それでは行きましょう。
「発達障害だから何?そんなのカンケーねえよ」
少し私の過去をお話をします。
私は当時人生に絶望していた時、会社の多くの人はずっと悲観的な態度をとっていた私を毛嫌いしていましたが(悲観的な奴と関わりたい人は少ないですよねw)、当時一人だけ私のことを信じて接し続けていてくれた恩師がいました。
常に悩みを聞いてくれながら、フラットに自分と接してもらっていました。
上に書いたように様々な言葉をかけてもらい、当時はとても心が救われていました。
そして今になったらわかりますが、そこまで人と根気強くコミュニケーションを取ろうとする人はなかなかいません。
本当に自分は恵まれていたのだと思います。
私の中で最も心に残った言葉があります。
「発達障害だから何?そんなのカンケーねえよ。お前にはお前だけの価値がある。お前なら大丈夫だ。」
この言葉には本当に勇気を貰いました。
自分が一番自分のことを「ダメな奴だ、価値のない奴だ」と自己否定していたのです。
もしかしたらあなたも「発達障害を持った自分なんてどうせダメな奴だ、価値のない奴だ」というふうに思っていませんか?
発達障害はそもそも悪いものか?
では、「発達障害とはそもそも悪いものなのか?」を見ていきましょう。
よく言われるのを挙げていきます。
はい、私はかなりの項目当てはまります笑。ASD優位なので、どちらかというと、多動性・衝動性は少なめですが。
ただ、今でも改善していません。
ミスや抜け漏れはしょっちゅうするし、指示の受け取りミスも頻発するし、TPOを考えず場にそぐわない発言もするし、忘れ物も頻繁にするし、計画前に行動することもあります。
そして改善はしないものだと思っています。
これが「あなた」です。まずそこんとこ受け入れましょう。
自分を否定しない。「なんて自分はダメな奴なんだ。自分が悪い」にいかない。
もう一度言いますが、自分を責めたところであなたのその性質は変わらないです。
悲観的に自己否定して、何か自分に変化がありましたか?
変化しないでしょ?
これがあなたです。そして自分いじめはいまからやめましょう。
意味ないので。
ではどうするか?
まずは「発達障害の自分であってもいい」と受け入れ、許すことです。
もっと言うと、上で挙げた自分の特徴を全て「許す」ことです。
今まで自分が責めてきたことを全て「あっていい」「やってもいい」「○○してもいい」にひっくり返していってください。
何度も言いますがもう金輪際、自分を責めることはしないでください。
他人から批判を指摘されても詫びることはあっても、自分を責めないでください。
そしてよくよく見ていると、この「自分が悪い」と思っている箇所の中に自分の才能が隠れていることがわかりますか?
どうでしょう?自分の欠点だと思っていたところの裏には、才能が隠れています。ぜひその他「自分のここがダメだ」と思っているところを洗い出し、そこから欠点から才能を見つけ出すことを何回も何回もノートに書き出してみてください。
<ワーク例>
①自分の発達障害の中でダメだと思っている短所を洗い出す
②その悪いと思っている短所を許す
③その短所が素晴らしいものとしたら、どのようなところが素晴らしいかを洗い出す
このことを続けていくと、自分の短所に悩まず自分を責めることも少なくなっていくはずです。
発達障害(ASD/ADHD)を持つ人は、才能の塊である
確かに「常識」という観点で見れば、「発達障碍者」は「ダメで、価値のない人」なのかもしれません。
ただし別の観点を持ってみると、才能に溢れた可能性の原石であることは往々にしてあります。
自分のことを自己否定しすぎて見えなくなっているかもしれませんが、あなたにも才能が必ずあります。環境があっていないのなら、その環境に行くための方法を考え実行したりすることもよいでしょう。
ただそれを見つけて、人生で実践していけるかどうかはあなた次第です。
そこには勇気が必要であることをお忘れなきを。
腹括って勇気を出した行動を積み重ねれば、いずれ「発達障害」であることなんてどうでもよくなっていきます。
そして挑戦をしていく中で、自分の才能が発揮されていくことに気づいていくでしょう。
発達障害「だから」、人生は上手くいく
最後に、元プロボクサーの畑山隆則さんの言葉を残しておきます。
一見自分にとって不利だと思われる特徴も、それが才能であるということを示す好例なので、ぜひかみしめて読んでください。
「あごに自信がないから勝てる?パンチがないから、勝てる?」となっている人もいるかもしれません。
簡単にご説明すると。「あごに自信がないから、ガードをしっかりする」「パンチがないから、手数で勝負する」という意味を表しています。
これはボクシングという競技の世界だけではなく、人生においても同様に言えることだと信じてやみません。
あなたは発達障害だから、才能がある。
あなたは発達障害だから、人生が上手くいく。
是非そのように考えて人生をお過ごしください。
本日はここまで。
いかがでしたでしょうか?
私にとってはとても大きなコンプレックスとして過去持っていたものなので、熱量を込めて書きました。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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