みんなが知らない「取材」の使い方。
今日は僕が得意としているある活動について、裏側をお話します。
ゆる〜く地域メディアを運営しているので、「取材」という活動は僕にとって身近にあります。それに、若い頃は職業インタビュアーをしていました。
基本的に、「取材をさせてください」とお願いすれば、悪い気のする人はいないと思います。無名のメディアを運営していても、取材依頼をして断られたことはそれほどありません。
むしろ、自分自身やそのメディアに影響力がついてくればくるほど、喜んで受け入れることが増えてくるのではないかな。
さて今回、何がいいたいかというと、「取材」という活動は知らない人と接点を持つ有効な手段だということです。
言葉尻だけとらえると難しそうな印象を受けますが、取材とは、誰にでもできて誰にでも活用できる一種の人脈作りツールです。しかも、無料で。
なぜ取材がいいのか? 考えてみてください。
人は基本的に、自分にメリットがなく、時間が奪われるだけの行動を嫌いますよね。だから一方的に「会って欲しい」「話を聞きたい」とお願いしても、重い腰を上げないものです。
でも、取材であれば別。
自分が手を動かさずに(話をするだけで)自分のことを発信してくれるのだから、メリットが勝るわけです。そして僕のメディアであれば僕のメディアの読者に対して、自分のことを拡散してもらえる。
SNSだってそうですよね? 自分の投稿がリツイートやシェアをされて嫌な気ってしないです。うれしいはずです。
まずは求めず、相手に得をしてもらうことが大事。
だから僕は、メディアを持っている人はみんな取材をすればいいのに、と思います。プラットフォームはなんでも構いません。地域メディアじゃなくてもいい。趣味ブログでもいい。noteでもいい。
個人がメディアを持てる時代です。かつてはTVや新聞、雑誌でなければできなかった「他人について情報発信する」という活動を、誰にでも担うことができます。
これを有効に使わない手はない。
少し、嫌らしい話になるかもしれませんが、僕が取材をして得られたことを挙げてみると…
感謝されて、取材のあともご縁が続く
のちのち取材をさせていただいた方がクライアントになった
取材をきっかけに地元の事業者や経営者を紹介してもらえた
細かく挙げ出すとキリがありませんが、「やってよかったな」と思える活動です。これからも続けていきたい。
ぶっちゃけ、取材される側にとってはメリットがありますが、やる側は面倒くさいです(笑)。いってしまえば慈善活動のようなものだから。
けれど。こうした他人がやらない面倒なことにコツコツ取り組むことで、のちのちそれが自分の影響力や人脈という資産に変わっていくんですよね。
相手を知り、自分も知ってもらえる、コミュニケーションの創出ツールだと思って取材を活用されてみてはいかがでしょうか?
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