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短所を長所と言ってくれたことが嬉しかった

やたらと人間関係に悩んだ週末を過ごし、今日も無事に月曜日が終わった。皆様お疲れさまです。昨日、13年来の友人と「お互いのこの先のために離れる」ということを話し合い、綺麗な形でお別れすることができた。当然の様に会ってきたけど次に会う時は、いつなのか、あるかすらも分からない同窓会。それでも涙を堪えながらも笑ってバイバイをすることが出来て良かった。

今回のことで学んだことは、というよりも13年間という長い年月で彼から教わったことはあまりに多く、確実に影響を受け、私自身の人格と生活を豊かにしてくれていたことに改めてありがたさを感じ、とにかく感謝でいっぱい。でもまだそれ以上の寂しさの中にいる。それでもこの両方の気持ちを心の中で育て抱き締め続け、いつか心地よく手放せるようにと、今とこれからに意気込んでいる今日、25歳の幕が閉じる。あと何分後にはいよいよ26歳だ。

今振り返ると、得たことより失うことのほうが多かった25歳はあまりに苦しかったなと思う。良い方向に進みたくて前向きに考えてきたけど思い通りには当然ならず、且つ人に会えない日々にストレスを感じてきたけど、まだ暫く現状は変わらなさそうだから、もうひと踏ん張り出来るエネルギーを自ら補う力を養う必要があるなと強く実感している。

周囲の4分の1世紀を見てみるとそれぞれの分岐点だ。環境が変わる。私はこれから先何ができるだろうか、自分のために、人のために。せめて彼から教わったこと、得たことを忘れずに、過ごした13年間を後悔することなく生きていきたい。交わらなかった人生だけど、私たちは確かに2人で支え合ってきた事は事実だから。

彼の人としてとても尊敬していた部分は、周囲から「変な人」と指摘されて冷ややかな視線ばかりだった私の短所を、「それがしいなの良いところだよ、長所でしょ、俺は良いと思っているよ」と出会ってからずっと言い続けてくれたところ。そして悔しさを原動力に変え自分の成長のために、努力を努力と思わず継続し続けられる強さだった。そんな彼に憧れていた。


26歳、私もそうなりたい。


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