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内海哲也の大きな背中

今日はここ最近の中ですごく嬉しくて、どうにかなっちゃいそうな気持ちを押さえ込み仕事をしたから、ミスしてないかとても心配なのだけれど、それもそうだ、しょうがない。だって

6月3日「内海哲也先発登 対 ジャイアンツ」

こんな最高のご褒美があってもいいのでしょうか。今は日ハムファンだけれども小・中学生の全ての時間、あの26番を一番応援していたのだ。父にブカブカのユニフォームを買ってもらい着て、何度も東京ドームに通っていたのは内海哲也を観るためだった。


120cmの子供から見た186cmのエースは誰よりも大きく目に映り「強いけど怖い」というプロ野球選手のイメージを「よく笑う格好良くて、とにかく強い」に変えてしまった。そんな子供からしたら絶対的存在だった若いお兄さんは今は39歳。そしてウサギからライオンのピッチャーに変わったけれど、今思い返してもあの時代の読売巨人軍のセンターには内海哲也がいた。だからこそ、輝いていたのだと思う。


球速はもう早くない。あの頃のように完投もしない。それでも、全盛期を超えて前線で試合に出ることも減った中でも、一人のピッチャーとして汗をかき続けている姿を、誰が格好悪いと言うのだろうか。その姿は、昔も今も何も変わっていないのだ。

私の野球の取っ掛かりが内海哲也投手で本当に良かった。巨人ファンであった時を振り返ると、とにかく楽しかったと記憶しかないほど、私はエースの背中を追い続けていた。

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人的補償で西武へ。そしてなかなか登板姿もなく青のユニフォームはいまだに見慣れない。それでも私は内海哲也を観に、6月3日東京ドームへ行くことにした。あの真っ直ぐで燃える目を、私の中の永遠のエースを観に行く。

東京ドームおかえり内海。勝ちを信じてる。チームが変わっても私もファン球団が変わったけれど、誰よりも強くて格好良いと知っている。26を継承した今村と本当に投げ合うのだとしたら、昔のファンそして、今のファンが目を輝かせて、それぞれの想いを馳せるだろう。それぞれの抱いた夢を色濃く思い出しながら。


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