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初の面接で即採用!流れるままに。オーストラリア生活Day55

3/28(木)オーストラリア・ワーホリ&留学、55日目。

今日のできごと
●オーストラリアでの初・面接!
●シェアハウスにてイギリスガールと奇妙な女子会!

この日は、オーストラリアに来て初めて面接を体験!

当日は語学学校の授業も集中できないほど、1日中緊張していた。笑

結果は・・・即採用!

えーーー?!


面接ゲットまでの道のり

面接したお店は、回転寿司チェーン店。(オーナーは日本人でなく恐らくオージー)

なんと時給が24$(約2,020円)・土曜27$(約2,300円)・日曜30$(約2,500円)と、ローカル並みの高時給!!!!!!!!!!!

日曜はなんと2時間で5,000円・・・!!!

(オーストラリアでは日曜は「ダブルペイ」で時給が2倍になるのが主流だが、ほとんどのジャパレスは適用されてない様子だった。)

ー面接ゲットの道のりー

①求人サイト「日豪プレス」から募集を見つける。

②直接メールを送る。(レジュメを添付)

③メールは「カバーレター 」の内容を載せ、最後に「連絡お待ちしてます」という文を添える。

④返信あり!

メールを送った翌朝7時に返信が来ていて、

「今日の夕方5時に面接できる?」と言われた。

しかし、前から予定が入っていたので断り「明日の3時は?」と返信。

その翌朝8時に「今日の3時に来れる?」と連絡。

ちょい突然な感じに戸惑いながらも、

「まずやってみよう」と、とりあえず身軽に面接をしてみることに。


面接で準備したこと

持ち物や服装など、お店から何も指定はなかった。

かといって何も準備せずに面接に行けば、ことごとく不採用になると思い、できることを考えて実行した。

特に「服装」と「英語」の面で準備をした。


服装:「仕事する様子をイメージできる身だしなみ」を意識。

オーストラリアの接客仕事服といえば「黒」が主流。

カフェもレストランも黒いユニフォームが多い。

また、面接からそのままトライアルとして仕事をするケースもよくある。

なので「動きやすい服装」がベスト。

しかし私の手持ち服に”普通の黒い服"がなかった。笑

・・・ということで「白いTシャツ・黒いズボン・黒いスニーカー」のシンプルな服装をチョイス。

髪の毛は黒いゴムで1つにまとめ、爪は短く切り、姿勢良く、薄めの化粧、何よりも笑顔・・・ホテル時代の身だしなみマナーが役立った。


英語:「とにかくフレーズを暗記」

・志望動機
・自己PR(経験や長所、この店で何ができるかなど)
・どのくらいシフトに入れるか

は必ず聞かれる、or聞かれなくてもアピールすべきポイントだと思った。

雇う側からしたら、必ず面接で聞きたいことだろう。

正しい英語で「志望動機」「自己PR」「シフトについて」をスマホにメモし、何度も何度も口に出して覚えた。(授業中もw)

ポイントは「経験やスキルをかなり盛る」こと!笑

ホテルで4年働いた→「接客のスペシャリストです」くらい。w

それくらいアピールしないと、他国の応募者の強いアピールに勝てない。


いざ面接!!!

お店はブリスベンシティからバスで15分と少々遠い。

バスが遅れる可能性もあると思い、余裕をもって早めのバスに乗り、30分前にはお店に到着。

土地の雰囲気を見て周り、トイレで最終身だしなみチェック。笑

面接7分前くらい(細かい)にお店へ向かう。


♦︎


緊張で心臓バクバクの中・・・いざ入店!!!

3時なのに店外には列ができ、店内は混み合っている。

私:「3時から面接予定の者です(英語)」

と、練習した英語フレーズを流暢に自信持って話す。

店員:「外のテラスで待っててください(英語)」

と、待つこと10分くらい。

ついに店長が来た。

店長:「待たせてごめんね〜」

?!?!?

・・・日本語が話せる?!?

そう、韓国人の店長は日本語が流暢だった。


「忙しくてねぇ。キッチンのバイトがヘマをしてねぇ。」

などの愚痴をいきなり長々と聞かされるw

予想していた面接の雰囲気とは違い、かなり砕けた雰囲気。

その中で「夜は終バスまで片付けがあって・・・」「怒鳴られることもあるよ」「何で1回言ったことが分からないのか・・・」と、

仕事の愚痴と共に、お店の雰囲気や厳しさを私に伝えているかのよう。

と同時に、ただ愚痴を言っているだけではない、店長のお店や接客に対しての強い想いを感じ、一緒に働いてみたいかも、と感じ取った。

・・・その後とりあえず一連の志望動機や自己PRを”日本語で”伝える。


店長:「かなり厳しいけどできる?」

私:「大丈夫です!頑張ります!」

店長:「ではとても真剣そうなので、ぜひお店で働いてもらいたい。」

私:「ありがとうございます!」

という流れで、約15分の面接ののち、即採用をもらえた。


このお店の場合「厳しいけど働けるか?」が重要要素だったみたい。

英語フレーズの暗記練習は、今回は使わなかったが、言いたいことは英語でも日本語でも同じだったので、スムーズに面接を進めることができた。

なんだかとても厳しそう・・・

でもその不安は「経験としてやってみたい」という好奇心には勝てなかった。

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もらったメニューパンフレット!


実際に働いてみての話は・・・また後日♡

予想通り波乱万丈で、涙あり笑ありでした★



イギリスガールと自由な女子会

仕事ゲットの達成感で喜びにあふれる中、帰宅!

キッチンで夕飯を食べていると、

シェアメイトのイギリスガールが珍しくフラッとテーブルに座ってきた。

いつも家にいる様子で、何をしているのか正直よく分からない不思議な人。

「ビールいる?」

といつものようにアサヒの瓶ビールをくれる♡


それから自然と話が弾み、

過去のイギリスでの生活、家族、牧場で育ち今は肉を食べないビーガン。

世界を回る豪華客船での仕事、トラブル、裁判、勝訴、今ここ。

と写真を見せてくれながら、スコットランド訛りの英語で気さくに話してくれる。

訛りが強くて、オージー学生たち以上に英語が聞き取りにくい。(時々オージー学生たちさえも理解不能の様子)

でも辛抱強く何度も言い直してくれたり、私の英語を聞いてくれたり、、本当に嬉しかったぁぁぁ、なんだ優しいじゃんこの人!

・・・予想外のすごい経歴の持ち主だった。

今はお金が有り余っている、だからいつも仕事をしてないよう。

だから高いアサヒビールやその他お酒を買い溜めし、シェアしてくれるのかぁ!


そのままどんどんお酒がすすんでゆく。(2人とも酒好き♡)

3時間くらい話してたかな・・・

いつの間にかイギリスガールはうとうとし、何も言わず部屋に戻っていた。笑笑

なんて自由な人なんだ!!!

終わりなのか、まだ続きがあるのかよく分からず、私も部屋に戻って寝支度をした。


流れるままに

仕事の面接も、イギリスガールとの会話も、流れるように進んだ。

突然、今日来れる?から始まり、その場で採用してもらう。

フラッと自然にお酒を飲み交わし、話しをして床に就く。

「その時の自由なフィーリング」を皆から感じられる。



今回、面接には「服装」や「英語」などの準備を整えたが、実は不要だったかもしれない。

採用される側も「選ぶ側」である。

無理して下手に出る必要はない。

今回面接した店長も、それを知っていた気がする。

だから厳しいけど大丈夫?と聞いてきたのだ。


この日の出来事を振り返り、

「その時自分が最高と思う服装や言葉」が、よりよく魅せようと準備された偽りの自分よりも美しく、結果的に自分にとって心地良い時間を過ごすきっかけを作り出すと思った。

イギリスガールと接し、ナチュラル・自然体が欧米人やオーストラリアで好まれるのが、なんとなく分かった気がした。

面接も、コミュニケーションも、「偽りのない自分が心地よいと思う状態」で過ごせば、あとあと良い方向に流れるのかもしれない*


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