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Mt. Gloriousでふらっと熱帯雨林ハイキング。自然とふれあう価値。

オーストラリア滞在記92日目、5月4日(土)。

この日は、オージーの友人がブリスベンにある「Mt. Glorious(グローリアス山)」へ車で連れてってくれました。

その後、ゆるりと湖をぶらぶらしたり、郊外の街・イプスウィッチでローカルを味わったり。

吸い込まれるような熱帯雨林の森、

息づく野生生物、

静けさ・・・

"本来のオーストラリア" を感じたような、

ナチュラルでリラックスした1日を過ごしました。

ドライブ中やカフェの中で多くのライダーたちを目にしたので、Mt. Gloriousはツーリングで人気なようですね。

今回は、ブリスベンから近いMt. Glorious周辺でのんびり過ごした1日をつづります*


Mt. Gloriousのんびり歩き。

Mt. Gloriousは、ブリスベン中心部から車で約1時間と、お出かけには程よい距離。

少しずつ一面が緑に。

ビデオでは一瞬ですが、コアラなどの動物侵入注意の標識なんかを見るのもドライブの楽しみの1つです。


GoogleMap地図上の「Maiala」あたりの駐車場に車を置いて、さっそく歩きます。

滝方面の曲がりくねったコースと、

湖方面のまっすぐなコースがあるようでした。

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「滝まで行くと時間がかかりそうだね・・・」

ということで、今回は「Rainforest Circuit」をのんびり1周することに。

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まさに熱帯雨林の道。

ほんとうに静かです。

熱帯に生息するような草木や、

湿気のある空気、

珍しい鳥の鳴き声、

日本の山とはまた違う楽しさがあります。

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そういえば前回、ゴールドコーストにある「Mt. Tamborine」で同じような熱帯雨林の道を歩き、

友人はビーサンごしにヒルにやられ、わたしは腹痛との戦い・・・

という惨事が起きた経験から、

今回は、服装やトイレに一層気を配りました。笑

おかげでトラブルは起こらずでしたが、思わぬ出会いはありました。

カサカサ音がすると思いきや・・・

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カンガルー? ワラビー?

もぐもぐと木の実かなんかを食べている様子。

かわいかったです。

野生生物と高確率で出会えるのも、オーストラリアハイキングの醍醐味ですね。


友人いわく、ベイビーカンガルーらしいですが、ワラビーにも見えるような。

ぜんぜん逃げずフレンドリーで、とっても可愛かったです。

日本でわたしは関東を中心にハイキングしますが、たまにシカを見るくらいでこんな頻繁には動物を見かけません。

オーストラリアで旅やハイキングを重ねるたびに、「生態系を大切にするオーストラリアの想い」を感じます。

ブリスベンという都市からわずか1時間の場所に、生き物たちのオアシスがあること。

素敵です。




***


さて、

Rainforest Circuitを一周し、スタート地点に戻りました。

このコース、のんびり1周するだけでも1時間かかりましたよ。

「ハラペコ」

ということで、適当にランチできる場所を探して車でさまよいます。

!!!

ここで、また素敵な出会いがありました。

「聞いたことのない音がする」

車を止めて耳をすますと・・・


普通によくいる鳥なのかもしれないけど、個人的には初めて聴いたであろうなんともスピリチュアルな鳥の声でした。

小さな道があったので進んでいくと、


こんな見晴らしの良い場所で、鳥の合唱が聴けました。

実際はもっと音のベールに包まれている感があって、

森中で響きわたっていました。

ずっと聞いていたかったなぁ。

ハイキングの疲れも吹っ飛びました*


カフェと湖で、ひと息つく。

友人とは無計画で出かけることが多く、今回も気の向くままに行動。

ランチもどこでとるか決めておらず、近くにあったカフェMount Glorious Cafeへ行きました。

どうやら、「ツーリング」で有名なカフェだったようで、店の入り口にはたくさんのバイクと、ハード系なおじ様たちが集まっていました。


公式Facebookより。

ちょっと緊張。笑

店内に入ると、そこら中にバイクや車関連の装飾があってオシャレでした。(写真撮ればよかった。)

バイク好きな方はたまらん場所ですね。

わたしはというと、とにかくガッツリ食べたい気分!

ハンバーガーとポテトをいただきました。

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お味は、そこそこ。

とにかくハラペコだったので、いいエネルギーチャージになりました。

コーヒーも、そこそこ。◎

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窓から熱帯雨林の風景も見ながら食べられて、満足満足。

先ほどお店のレビューを見たら、なんと星4.4/800人以上!

けっこう人気カフェだったようです。周りにカフェが少ないこともありますが。ラッキー。

お腹を満たした後は、

「近くに湖もあるよ!」

ということで、車でササっと湖まで。

「Lake Samsonvale」(サムソンベール湖)です。

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ここもまた静か。


存分に自然を愉しみながら羽をのばせました。

「まだ14時だけどどうしようか?」

「近くにイプスウィッチっていう街があるから行ってみる?」

Ipswich(イプスウィッチ)へ行くことに。


イプスウィッチ、いいじゃん。

友人の故郷ということで、いろいろと車で案内してもらいました。

「無料で入れる小さな動物園もあるよ」

無料?!

後から知りましたが、オーストラリアには無料開放の動物園がよくあって、滞在中はいくつか足を運びました。

さすが動物への想いあふれるオーストラリアですよ。

ワラビーや、

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ディンゴ、

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そしてカンガルー!

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園内はかなり空いていてのんびりでき、

癒されまくりでした。

他にも、

小さな鳥から大きな鳥、

夜行性の動物エリア、

先住民族であるアボリジニ文化を反映させた作品があったり、

決して広くはないけど、見応えバッチリでした。

この小さなトサカのあるハトが大好き。笑(こちらは野生です)

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動物園のすぐ隣には、なんと「日本庭園」も!

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イプスウィッチ、やるじゃん!


名スポットではない地を訪れる価値

静かな旅を終えて、

わたしにとっての名所はこういうところだ!

と思わせてくれました。

有名な名所をめぐるのもいいけど、

その名所はあくまで多くの人を魅了する意味であり、自分にとって名所かどうかは分からない。

なぜなら、わたしは人気であることよりも「静か」「じっくりその土地とふれあえる」ことの方が実は価値をおいているかも、とふと思えたから。

ブリスベンの名所・マウントクーサもよかったけど、

森、野生生物、自然、思わぬ出会いとふれあえた、

今回のグロリアス山は感覚的にもっとよかった。

いつもお出かけといえば名所を探す自分、

そして何も調べずに見知らぬ場所の景色や食、生き物、魅力と出会う楽しさ、

そんな感じのことに無意識のうちに気づけたような1日だったと思います。

わたしは、旅もそうだけど、仕事や趣味、日常生活でも、やっぱり自然とふれあうことにバリューを感じるなぁ。

価値は誰でも違うし、変わりゆくもの。

これからもどんな旅や気づきに出会えるか楽しみです*


♡ こちらのオーストラリアの旅記録もご一緒にいかがですか?


▼ 今回の各穴場スポットの詳細や、アクセス方法などをまとめました。


▼ ゴールドコーストの「Mt. Tambourine」で、熱帯雨林ハイキングをしました。


▼ ブリスベンシティ近くにある「Eat Street Market」へお出かけ。

▼ バイロンベイの夢旅。オーガニックカフェ・映え・海沿いウォーキング。



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