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私がメンタルヘルスに興味をもった理由~今の日本に絶対必要だと思うワケ~

こんにちは、Shiharu.です。

前回の初投稿 自己紹介の記事に、自分が想像していたよりもたくさんの方に読んで頂けてとっても嬉しいです。ありがとうございます。

今日は、私が最近強い興味を示している一つである、「メンタルヘルス」について自分の経験を交えて書いてみたいと思います。

本日の内容(約2500文字)
1.メンタルヘルスとは
2.私がメンタルヘルスに興味をもった理由
3.今後挑戦したいこと

1.メンタルヘルスとは

説明するほどでもないかも知れませんが「メンタル=精神、心」「ヘルス=健康」なので、「こころの健康」のことですね。
なんとなく、ネガティブなイメージにとられてしまうこともあるので、会社などで「今メンタルなんだよね~」と言いにくい雰囲気があります。
でも、体の健康のために筋トレしたりヨガするのと同じで、心の健康のためにケアすることもとっても大事なんです。特にこのストレス社会では…。

このメンタルヘルスをケアするために、メンタルヘルストレーナーやケアの専門家が存在します。
悲しいことに、日本ではまだ精神科医をつけるのが一般的ではありませんが、同じく超ストレス社会のニューヨークでは、「優秀なビジネスマンには優秀な精神科医が必要だ」と言われているくらい、”普通に”メンタルヘルスケアの必要性が国民に浸透しています。普通のことなんです。

2.私がメンタルヘルスに興味を持った理由

結論からいうと、私がメンタル崩れかけた経験があるからです。
でも、上司(特に残業こそが美徳!という時代を駆け抜けてきた世代の方たち)や周りの人達に、あまりにもメンタルヘルスについての知識が浸透していない。超ストレス社会と言われている日本にこそメンタルヘルスの理解が広まるべきだと思うからです。

ここからは私の経験談(長い)ですので、ご興味ある方は読んでください。

大学を卒業後、新卒で今の会社に入って以来、なんとかずっと働き続けることができていますが、今振り返ると「あの時、絶対メンタルのバランス崩れてたよな…」と思う節がたくさん(笑)あります。

入社2年目~3年目の丸2年間、とても忙しいプロジェクトを担当することになり、1年のうち8か月は超ハードスケジュール、途中途中で超暇な時期があり、そこで1年間の残業調整する、という生活を2年間ぶっ通しで過ごしたことがあります。超ハードスケジュールの時は、夜中の2時、3時までオフィスに残るのは普通で、終電で帰れたらラッキー、という毎日でした(もちろん、チームの先輩方も一緒に残ってみんなで頑張っていたのですが)。

会社から電車で1時間のところに住んでいたので、帰宅したら夜中4時、シャワー浴びてとりあえず仮眠して6時に起きてまた出社…
(タクシー代はチームで出し合いました。たまに、当時付き合っていた今の旦那が夜中車を走らせて迎えに来てくれることもありました。自分も仕事で疲れてるのにこんな夜中に迎えに来てくれた旦那、本当に感謝しかありません・・・)

超ブラック企業に聞こえると思いますが、一応、外国に行っても誰もが知ってるグローバルに展開している日本のメーカーです。。。
今でこそ、働き方改革がすすめられていますが、当時はそんなものなくて、体育会系のこの会社は「遅くまで残ってなんぼ!皆で頑張るぞー!チームワークいえーい!」みたいな雰囲気でした。笑 
上司との面談で「この生活ちょっときついです…」と言っても「俺たちが新入社員だった時代はみんなで徹夜してたぞ~」と返されるのみ。
歴史のある日本大企業ってチームワークとか家族感を大切にしがちですよね。まさにその典型的な例でした・・・。

当時私は、まだ新入社員のようなレベルだったので、「働くってそういうもんか」と思っていたのですが、こんな生活がしばらく続いたとき、
ちょうど秋頃だったと思うのですが自分の意識とは別に勝手に涙が流れるという現象が起きました。しかも、わんわん泣くのではなくて、つ~っと一筋の涙が頬をつたう感じで。最初は何が起きたか分からなくて無視してたのですが、時間や場所関係なく、ふとした時につ~っと涙が流れる現象がいろんなタイミングで起こるようになります。

ああ、これはやばい。
直感で思いました。最初は、この忙しい感じも、みんなで乗り越えるものなんだ、これが働くっていうことか!なんて自分に言い聞かせて半ば無理やり納得したつもりになっていましたが、自分が気づかない間に心がダメになってたんだな、と気づきました。

この時から、原因不明の咳がとまらなくなり、勝手に涙が出る現象も頻発し、まぶたの痙攣も起こるようになりました。

病院には行くのですが、原因はもちろん不明。お医者さんには「なんともないよ~大丈夫だよ~」なんて言われるから、そうか、大丈夫なのか、と言い聞かせてまた会社に向かう・・・。

結局、私はメンタルを理由に休職することなく、自分に相当な無理を課して、平気なふりしてニコニコして今日まで来てしまいました(笑)。

当時の私は、なんとなく「メンタルやられた」と周りに言うのが恥ずかしかったんだと思います。先輩だって、一緒に頑張ってるんだから、私も頑張らなきゃ。ここで根性ないやつだななんて思われたくない!あいつ、頑張ってるなって認められたい!そんな気持ちがあったんだと思います。

でも、身体の強い弱い、適正不適正があるのと同じで、心にだって強い弱いには個人差があります。まだまだ修行が足りないな、なんて古い考えで済ませてはいけないことだと思います。

私の同期にも、心のケアが足りなくて辞めていった人が本当にたくさんいます。
これから、人生100年時代、なんて言われているのだから、心身ともに健やかに長い人生を生きて行くために、メンタルヘルスケアの重要性について多くの人に知ってもらい、筋トレのようにより身近に感じてもらう必要があると思っています。

3.今後挑戦したいこと

以上の経験から、これから長い人生を健やかに、しなやかに、ご機嫌に生き抜くために、人の心身をどのようにサポートするのか。
私が今後挑戦したいのはメンタルヘルストレーニングを学ぶのと、睡眠について専門的な知識をつけたいと思います。
睡眠は、人間の全てにおける基礎。質のよい睡眠が確保できれば、メンタルはもちろん、身体も健康になります。今は、睡眠コンサルタントについて勉強中です。

サポートいただいた分は、勉強への投資と、大好きなコロッケを総菜屋さんで買って帰ります。