③(完結)在宅勤務したいから転職活動している話

①②の記事を投稿してから、3年程経過してしまいました。
あの時は転職活動が終わらなさ過ぎて、結末まで書ききれなかったんですよね。。言い訳すみません。

転職の結果はこちらです。
■就職できる条件で内定を頂いた時期
 2021年秋

■転職した時期
 2021年冬

■応募した企業数
 100社以上

■転職活動した期間
 2年間程

■どんな条件で就職できたか?
→フルフレックスタイム制、フルリモート勤務、私の経歴を活かせる職種(前職と同じ職種)、正社員雇用

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今も、その転職した会社で働いております。
転職は遠い昔のことのようですが、振り返ると今でも辛かったなと思います。

出産をしてから転職をするということが、現代の日本ではムリゲーで、何度もリタイアしようと思っていたことが、前回①②のnote記事で脳裏に蘇ってきました。。

内定を頂いた時、私は体調を崩しておりましたでした。。
前職は、今だから言える雰囲気があるように思いますが、新型コロナウイルスにビンビンに関係している業界でした。
「関係している」であって、「コロナが流行れば流行るほど、忙しくなり、しかも儲からなくなる」業界でした。

忙しくなるのに儲からなくなるって、とんでもないバグですよね。世間からも「さぞ儲かってるんでしょう」と言われていて、まぁそう思うのも無理はないけど、本当に勘弁してほしいと思っていました。
Twitterでも業界のアカウントと、それ以外の人のアカウントでさんざんやり合っているのを見受けました、、誰も幸せにならない言い合いが、あの当時はあちこちで起こっていましたよね。。

忙しくなるのに、賞与は激減する。
部署間で仕事を押し付け合い、部署内では隣同士の席の人と、小さないざこざが起きる。
様々な理由で体調不良者が出て、休職者も直近では一番多い年になっていました。

私も、色々なことが重なり、体調を崩してしまい、もう前職には残れない、でもこのまま退職をしたりして、履歴書に空白期間を作るのは避けたい、、
私は転職活動を続けて、何とか生活費のあてを作らなくてはと思いました。

でも、3年間も条件のすり合わせができなかった子連れアラサーの転職、こんな追い込まれた状況で出来るのかという気持ちもありましたが、
そこはできるかどうかじゃない!やらなきゃくたばるだけだ!という火事場の馬鹿力でリモート面接に臨みました。

追い込まれた状況になってから、初めてリモート面接をした企業が、最終的には内定を頂き、このnoteを書いている今もお世話になっている会社でした。

希望する条件を全て満たした求人票の内容に、私はなんとか面接官のお眼鏡に叶いたいという一心でした。

面接の冒頭ではは「どんなサポートもこなします!」という意気込みのアピールをしましたが、
面接官が全然話に乗ってこない雰囲気を感じ取り、「この面接官が求める人材像は何だ!?」と、会話の端々に目を光らせました。

だってもう、後がない。

どうやら面接官は、「周囲とコミュニケーションを取りながら、ムダな業務を削って工数削減の道を模索できるヒト」「自分で考えて、上司に提言できるヒト」を求めているらしいことを感じました。

私も、出来ることなら人のサポートではなくて、自分で業務改善をしていきたいタイプであり、新卒から前職までそういうことをメインとした業務を請け負っていたので、すぐに「ちょっとプレゼンさせてください!」と申し上げて、求められるエピソードを引っ張り出して披露させて頂きました。

面接官の目の色が変わり、先程まで背もたれに預けていた身を画面の近くに乗り出してくれたことを確認しました(リモート面接なので、画面越しに近づいてきたことを認識します)

結果、「あなたが受けた会社は競争率がとても高くて望み薄なので、次の会社の選考に向けた対策を練りましょう」と仰っていた紹介会社の担当者様から、
「先日受けられた会社様から、内定通知をお預かりしました!こちらの会社さん、よっぽどのことがなければ内定を蹴ったりなさいませんよね、、?」というご連絡を頂くに至りました。

間一髪。
私は前職に退職届を提出したのでした。

最後は駆け足でしたが、独身の頃の転職活動に比べたら制約が多くて難航しました。
昭和に生きた母親からは、「転職できたんや、、」と本当に驚かれましたが、令和以降の若者には、育児中だろうがバリバリ働きたいという心を折られることのない環境が訪れますよう、切に祈ります。

私もまたいつどんな理由で現職にいられなくなるか分かりませんので、今から転職市場で価値があると思われるためにどうすればいいのか、準備をしているところであります。

勿論、ちょっとやそっとではもう転職活動の苦労を味わいたくありませんので、日々戦って参りたいと存じます。

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