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【挑戦するとは?】人生の変化は、安定した状態を崩してから

突然ですが、あなたは挑戦する人生を歩んできましたか? 私はそれにYESと答えます。私は20代で転職を5回繰り返し、やりたいこともわからず、常に動いてきました。正式にいえば、ニートの期間もありました。何が言いたいのかというと、私の安定は少なく、バランスを崩しては、また新しい安定、この繰り返しでした。そして31歳の今、私は強くなれた気がしてなりません。挑戦し続けたからです。今回は、挑戦について私の生きた経験を元にお話します。

人には恒常性がある

恒常性って、ご存知ですか? 中学校の理科でも習ったそれです。平常時に戻ろうとする、無意識な働きです。体温だってそう。人には決まった体温があり、高ければ熱が出て、戻ろうとします。凍えるといった場合も然り。そしてこういった恒常性は、肉体のみならず、精神でも起きます。私の場合は、仕事でした。

安定とバランス崩しを繰り返した

私は20代で5回転職を繰り返しました。仕事に就けば安定しますが、辞めれば途端にバランスを崩します。精神的にも、経済的にも。職を転々としていた理由は、「自分に合う仕事」を見つけるためでした。もっと詳細を言えば、住む場所を変えたいことや、適応障害になったりなどもあります。決して、素晴らしい大義名分があったとは限りません。

詳しくは、私のプロフィールをご覧ください。ここには、私のこれまでの経歴とともに、人生の苦悩と経験を綴っております。悩める人生を送る方には、何か持ち帰れるものもあるかと信じて書きました。

変化にはリスクがある

私は転職をする度、引っ越しをする度、環境が大きく変わったり、自分の心が変わっていきました(見た目も変わっていった)。変化してきたということです。変化には、現状打破が必要不可欠です。今のままではなく、新しい状態になるのですから変化というのです。私の場合は、そのスパンが早かったです。コロコロと状況を変えていき、その度に苦しみの試練が訪れました。ここでは、転職などがよい・悪いという話ではありません。

変化の繰り返しで、自分は変わる

現状維持は、いわば安定性です。安心しますよね。ある意味では平和です。しかし、当時の私はこれを求めてはいませんでした。私には貪欲さがありました。平凡ではいたくないと。もっと自分を発揮したく、輝きたく、常に上を求め、20代のほぼすべてを、自分の変化のために捧げてきました。そして今があります。結果、私は平凡なのかどうかはわかりません。しかし、昔とは人が変わったように変化しているのは確かです。

同じレールを歩んでいない

安定には、安定のレールがあります。イメージとしては、一直線です。先の見えるレールです。一方で、挑戦者のレールは安定な道もあれば、バランスの崩すような足場の悪い道や、遠回りのような道すらあります。アップダウンも激しいです。かつてのレールの延長線のように見えて、実は別の世界に移行していたこともあります。・・・なんだか、すごい抽象的なことを言ってしまいました。イメージできる人がいれば幸いです。

挑戦者の道は、道ではない

正直、私は挑戦者として生きてきたつもりはありません。ただただ、現状に満足することができずに行動していただけです。そもそもが現状に満足なんて人は、あまりいないかと思います。それでも人は、ある程度で妥協点を見つけ、安定を大切にします。当時の私にはそれがなかっただけです。それが結果的に挑戦者として生きてきたという結果論です。そんな私は、だからこその働き方を見つけました。それが、フリーランス。

自分の中に信念を持つ

20代で転職5回、引っ越し6回、適応障害、ニートな時期がありました。正直、私の20代はめちゃくちゃです。自分の経歴そのものにコンプレックスがあり、その上嫉妬の塊でした。周りは結婚し、子供も生まれています。私は恋愛すら愚か、自分の生活そのものも不安定で、自分のちゃらんぽらんさを呪ったことすらあります。それでも、私は動きました。そこには、「絶対に自分らしく生きたい」という心地よさを追い求めていたからです。そしてそれは、仕事で見つけられると信じていました。

10年越しに本当の自分がわかった

本当の自分とか言うと、すごく抽象的ですよね。偽りのない自分とでもいいましょうか。妥協・我慢・押し殺すといったことを課していない自分です。少しでも羽を伸ばせられる自分です。そういう自分になれたのが、今です。約10年間に続く社会人生活の中で、常に挑戦者の歩みをしていく中で勝ち取った感覚です。ただ、それだけです。

安定を崩す覚悟さえあれば、いくらでも変われる

「人生を変えたい」という人は多いです。今よりも幸せになりたいと思っている人がほとんどです。私もかつてはその一人でした。しかし、大抵の人は行動しません。安定を壊すことになるからです。恒常性が働き、未知の道を歩むのが怖いのです。私だって、怖かったです。特に最初の一歩は、本当に鬱でした。社会人一年目で仕事を辞めた時の恐怖、地元と東京を往復した回りくどい引っ越し、適応障害からのニートからの社会復帰など、選択は常に恐ろしかったです。それでも動かなければ、変わりません。

挑戦し続けたからこその今は

もう10年ほど挑戦し続ける人生だったので、ある意味では癖・習慣になりつつあります。行動することは、まるで歯を毎日磨くかのような感覚です。億劫なこともあれど、私はすぐに動けます。動くということが、私の恒常性になっていったようです。それが今の私ですね。この恩恵、今にして思えばありがたいなと思います。行動力が身につくと、人生の中身が濃くなっていきます。スピードが上がるため、その分濃縮されるからです。

行動力も積み重ねあるのみ

どんなことでも言えますが、何度でも繰り返すことは重要です。「同じことをしろ」と言っているわけではありません。「挑戦し続けよう」という意味での、積み重ねです。なにも難しく考える必要はなく、動きたいように動けばいいだけ。脳内で簡潔させないこと。実際に現実的に行動し続けること。その繰り返しによって、人生は充実していきます。辛い過去さえも、感謝の過去に変わります。何よりも、自分が成長します。深みが出て、心に厚みが出ます。それは顔にもオーラにも、言葉にも現れます。こうして人は成長していくのだな、と思った31歳でした。参考になれば幸いです。

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