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フィットネス未来図 加納店②〜年齢を重ねても「できた!」という達成感を実感できる〜

加納店では、神宮店と同様の半日型コースを午前(9:00~12:00)に行い、更に短い2時間のコースを午後(13:00~15:00)に行っています。

まずは、準備体操としてローラーを使った体操をしっかり30分。

▲頭上に上げたり、背中側へ回したり。一つひとつの運動で、身体のどの部分を伸ばすかしっかり解説します。

「できている」から伝えていく

モニターや前に座る担当スタッフをお手本に、掛け声に合わせてしっかりと身体を伸ばします。集団運動の合間にも、別のスタッフが会場内を巡回し、利用者様の状況に合わせて声かけやサポートを行います。

全スタッフに徹底されているのは「ポジティブな声かけ」。ここが出来ていない、ではなく、まず出来ていることを伝え、さらによりよく出来るように一人ひとりサポートを重ねていきます。

▲ノルディックウォークに使われるステッキを用いてさらに30分。スタッフが姿勢や動き方についてサポートに入ります。

正しい運動は、正しい姿勢から。運動中も充実のサポート

▲「1・2!1・2!」「いいですよー姿勢ばっちり!」と常にスタッフや利用者様の声が飛び交います。

運動において、姿勢はとても重要な要素。正しい姿勢で行うことで、運動の効果を最大限発揮することができます。いつもの座り方、楽な座り方ではなく、生活においてより良い姿勢になるために「この姿勢が大事!!」ということを体感していただきます。

▲立位運動の時間。椅子の背もたれを支えにぐっと膝を曲げスクワットをしたり、ステップで左右に体重を大きく動かします。約30分、みっちり立位運動を行います。
▲床運動の様子。上体を少し持ち上げるだけで、かなり腹筋に効きます。スタッフのサポートを受けながら、皆さん難なくこなしていきます。

手を抜かず、切磋琢磨しあえる空間でこそ、大きな達成感を得られる

大きな声を出して、しっかりと身体を動かして…と、なかなかにハードな運動を、休憩を挟みつつも2時間以上続けることに。ですがその分、同じ空間にいる方々と一緒に頑張り、一緒に達成する喜びは非常に大きなものになります。

▲スタッフでさえきつい体勢になることも。ですが皆さん妥協せず、それぞれのやりたいことに向けて運動に励まれています。

「ああ、疲れたけど気持ちよかった」と言っていただけることが、スタッフにとっても喜びです。

年齢を重ねるほど、「成長や上達を認められ、褒められる」ということは減っていきます。加納店では、利用者様一人ひとりのポテンシャルやモチベーションに合わせた適切なサポートを行うことで、「できる!」という達成感を得られる場所であることに注力しています。

▲同じ時間帯に運動している方々は、部活動で感じられるような「同志」感があります。

一人ひとりに寄り添った目標設定で、「なりたい自分」へ近づくお手伝い

1週間のうち、利用者様が加納店を訪れるのは週1~2回ほど。回数が少ない分、ご自宅で行うセルフケアの目標が多いことも特徴です。
ご本人やケアマネージャーさんと相談し、「自分で買い物に行く」「○○まで散歩して帰ってくる」など、できるだけ具体的かつ達成できるような目標を利用者様ごとに設定します。

その他にも、血圧や心拍数といった自分のコンディションを記録したり、自宅でのストレッチや筋トレ、歩数の目標などを設定していただくことで、自分がいまどのくらい動けているかをご自身で把握することができます。

運動のみならず、有資格者による栄養面・口腔面のサポートも充実しており、必要な方には開口運動など、こちらも自宅でできるメニューを提案させていただきます。

利用者様の中には、パーキンソン病など特定の疾患で筋肉が衰えていかれる方もいらっしゃいます。そういった状況でも、「転ぶのが怖いから」と何もせずにいるよりは、出来るうちにしっかり運動をしていただくことで、可能な限り症状の進行をゆるやかにすることができるでしょう。

決して「この場所に来て運動する」ことが大切なのではありません。私たち加納店のスタッフは、いわば「マラソンの伴走者」です。利用者様の目標や人生にかかわり、「何ができるようになりたいか」を一緒に考え、その「できる」までの道を一緒に走っていく存在でありたいと思います。

「やりたい」から「できた」へ。そして最後には「やってよかった」と思えるよう、一緒に進んでいきましょう!

『フィットネス未来図Labo 加納店』スタッフ一同


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