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中華料理の厨房に創造力・集中力を鍛える〇〇性のヒントがあります。


「想像力は知識よりも大切だ!」

と言ったのはアインシュタインですが、

「中華料理店の厨房で創造力は鍛えられるかもしれないお話」

を本日はお届けしたいと思います♪

こんにちは

”調理師専門”整体院の竹中茂雄です。


まずはアメリカ合衆国オハイオ州にある

「トレド大学」のユニークな研究結果をご紹介いたします。

~おもちゃが少ない方が集中力・創造力がアップする~

メンタリストDaigoさんも動画で紹介していましたが、

こちらも参考にどうぞ♪

●おもちゃの数を減らすと、子どもの集中力と創造力がアップする!?


子供の頃の”おもちゃ”が少なかった人ほど創造力、集中力が高い傾向にあったという研究結果です。



「モノは減らした方が良い」



調理の仕事でも同じく

使う道具が少ないと、同じ道具でやりくりすることで


【使い方のバリエーションが増える=創造力、集中力に繋がります】


逆を言うと、何でも道具が揃っているは


自分の頭で考えなくなる


と言うことになります。


この研究は”子供”で行われていますが、大人を使った別な研究でも


モノが少ない方がより良いアイデアが出るようになった


結果が出ています。活用しているアプリも少ない方が良い。


それでなぜ?私が中華料理店の厨房がおススメするのか?

(私が中華料理の出身だから!と言うのも勿論ありますが)


そうです。


【調理道具が少ない】


もし貴方が駆け出しの調理師、コックさんで、ホテルや複合施設、または知り合いなどいらっしゃいましたら、


是非中華料理の厨房(仕込み)を一度覗いて見られると面白い発見があるかもしれません。


貴方が中華料理の調理師さんなら


「なるほど!」って思ったことでしょう♪


火力や、ダイナミックな調理、美しい盛り付けなどに目が行くと思いますが、


【一つの道具を色んな使い方をする】


ピックアップするとキリが無いくらい工夫が満載です!


一般の皆様や、中華料理のレストランで食事をする際に見える厨房より、


営業時間前の仕込み

が見れるほうが良いと思います。


日本人がまだ縄文クッキーをぼりぼりとやっていた同時期に

中国ではすでに美食の宴

をやっていました(笑)


それだけ歴史のある料理人の工夫が手に入ります。


中華包丁一つとっても、一本で色んな使い方をするは皆さんもご存じかと思いますが、

料理以外にも中国では料理人が渡り歩く際に危険から身を守るため


中華鍋や包丁を防具や武器にしていた


とも言われています。


ご興味のある方、または忙しくて中々機会が無い方は


YouTubeで色んなお店の厨房の様子を見ることができます!


私も世界中の厨房の様子を暇つぶしによく見ます♪


ユニークな道具や、どこの厨房でもある。例えばボウルを意外な使い方したり、大人数の調理を画期的に捌いてたりするのを発見すると


ワクワクして早速試したくなります!

私の場合は整体や武道もそう♪


フランスの文化人類学者・クロード・レヴィ=ストロースは

ブリコラージュ-Wikipedia

世界各地に見られる、端切れや余り物を使って、その本来の用途とは関係なく、当面の必要性に役立つ道具を作ることを紹介し、「ブリコラージュ」と呼びました。


普通は捨てるようなモノや、一般的な使い方の他に便利な使い方を常に考える


より効率的に、より効果的に、より生産性を


そして何より


手間が省けて楽になるなら尚更だ!


この発想が創造力、注意力を鍛えるのにとっても役に立ちます♪


空き缶のフタを彫刻刀替わりにするなんて、みんな昔からやっています。


四川料理の神様と言われた【陳 建民】さんも言っていたそうですが、


中国料理は、


1品覚えたなら、それを工夫して”10品”作れるようになること


を最初に教わります。


一般の方は、カッコイイ表面的な部分しか見えないと思いますが、


中国料理の秘密はこのブリコラージュ性にある


また変わった視点で中華料理を楽しんで頂けるのでは?と思います!


次回のネタはまだ決まっていませんがゆるく綴りたいと思います♪

ではでは!

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