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世界は思っているより優しかった

久しぶりの投稿です。

「世界は思っているよりも優しかった」

改めて言葉にしてみて、見えてきた。
それまでは、世界が優しいとは思えなかった。
思えなかったというには少し、ズレを感じるが、
優しいとはどういうことかを知らなかった。

私たちは、意識せずに世界のあり方を見ることが
できない。
感受性の高い繊細なあなたには、なんとなく
受け取ってもらえるのかもしれない。

人の言葉に敏感に反応していると、気になる言葉に
ネガティブな反応をしてしまう。
それはあなただけではなく、少なからず同じように
受け取っている人もいる。

このネガティブ反応によって、自己否定を知る人もいれば
何クソ根性で頑張ってしまう人もいる。
疲れきった時に、反省するなど、全て悩みへの
落とし穴でしかない。

自分なりの解釈を初めては、〜すべきだと
マイルールを作り始める。
世の中は、辛く大変で思うようにならないと
感じてしまう。

すべての悩みや不幸は、未来への踏み台に
すぎないのだが、踏み台を越えられない。

踏み台の手前で、越えたらどうなるのかを
考えている。その先が見えないから
見えないことに恐れを感じてしまう。

気づけば、マイルールが自分をがんじがらめに
している。それが、安心であると思い込んでいる。

安心とは、何か?

何かを諦めて、どこかでも虚しさを感じながら、
寂しくても変わらない状態でいること。

ここから出ることに、不安を感じて、
恐れているのかもしれない。

かのニーチェが言っていた。
「頭で立てた計画通りに物事が進まない。」

もちろん、全部がそうとは言い切れないが、
不安や恐れなどに対する計画はいらない。

不安や恐れの感情と仲良くなることの方が
もっと気楽になれる。

不安や恐れが悪いものと解釈していると
手放すことに集中してしまう。

そう、集中してしまうのだ。
だから、どんどん不安や恐れが大きくなっていく。

目の前がぼやけて、よく見えない。
メガネをかけたら、視界が晴れて
安心できる。

実はこれくらいの世界の中に、
私たちは存在している。

よくみてみると、気にしていたことは、
案外、小さかったりする。

これを捉えられると、世界が違って見えてくる。

そうなんだ。

「世界は思っているよりも優しかった」

恐れることはない、小さな一歩を歩むだけなんだ。


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