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温かい地域性と豊かな自然があなたと大津市を繋ぐツアー②

しがレポは、滋賀県各地の“くらし”と“仕事” を取材する移住体験プランです。地元愛と人脈に深い、地域コーディネーターがご案内!普通の観光では体験できない密度で、地域の魅力に出会えます。地元の人たちと囲む食事会が地域になじむカギ。
写真を撮るのが好きな人、文章を書くのが好きな人田舎暮らしに興味がある人に来てもらった、おためしステイのレポートです。

しがレポの詳細はこちらより

「田舎へ移住」をもっと明確にするために参加

田舎に移住したいという漠然とした考えをはっきりさせたいということ、実際に移住することを想像したときに不安に感じていることを解決したいという思いから参加しました。
具体的には、地域のコミュニティとはどのようなものか、実際にどのように地域の人たちと関わることが出来るのか、実際に現地を見たり地域の人と接することで移住したいという考えに変化が起きないか、といったことです。
実際に移住したいと思っている地域に行って、そこの地域の人と接することで、ネットなどでは得られない田舎移住に対するイメージを得たいと考えました。

滋賀県が有する豊かな自然を見て圧倒

琵琶湖とその周りの自然が最も印象に残りました。
田舎に移住したいという理由の最大の理由は緑や海、川などの自然が豊かな場所で暮らしたいという思いからでした。

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琵琶湖は滋賀の人の生活の中心になっている、という話は耳にしたことがありましたが、実際に多くの方からの話や実際に足を運んだことでそれを実感しました。特に、11月になっても本当に多くの人が湖畔でキャンプをしているのには驚き、自分も気軽にキャンプができる場所に住みたいという思いもあったのでとても魅力に感じました。


琵琶湖だけではなく、山や森林の豊かさも魅力に感じました。ただ森林が多いだけではなく、実際に子供の頃から自然に触れ合うイベントも多いということ、最近、県として林業に力を入れているというお話も聞きました。びわ湖テラスにも行かせていただきましたが、とても天気がよかったこともあり、琵琶湖とそれを囲む山々を一望に見渡すことができ、とても素晴らしい景色でした。

自分がやってみたいことに挑戦できる環境がここにはある

グループホーム匠、ブランチ大津京にある SG パークへの企業訪問の他、私のリクエストに答えていただき、いくつかのコワーキングスペースを見学させていただきました。湖上 MARKET のマルシェ、de愛ひろばで開かれていたファーマーズマーケットなどでも農家の方や移住者の方のお話を直接伺うことが出来ました。

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滋賀の企業や人の特性は地域ごとにさまざまだけれど、総じて近江商人気質があるのか個人事業主が多いという印象があるというお話しをお聞きした一方で、滋賀にはおせっかい好きな人が多いというお話しも伺いました。誰もがやりたいことができる世の中になってほしいという思いを持って事業に取り組んでいるというSGパークの牧さんや、自称おせっかい焼きのコーディネーターの方は正にそのような方でした。滋賀で働く上で、このような方と働くことが出来ることは魅力的だと感じました。


その他にもさまざまな人のお話を伺う中で、滋賀という地域はそれぞれがやりたいことを基本にしつつも、個人個人のつながりを大切にする方が多い印象を受けました。交通に関しても大津駅から京都は10分もかからないので働きながら住む場所としてとても魅力的だと感じました。

日本のあらゆる場所への交通の便が良い街

琵琶湖とそれを囲む山などの豊かな自然環境、京都や大阪、東京に出かけたい場合にも便利な交通環境が滋賀で暮らす大きな魅力だと感じました。

今回話を聞くことが出来た方々も自然と交通の便利さを魅力にあげておられました。11月半ばでも多くの方がキャンプをされている様子を見て、本当に自然が身近にある場所なんだなと実感しました。

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その他にもビワイチという琵琶湖を一周するサイクリングコース、日本百名山の伊吹山、びわ湖バレイのある蓬莱山、琵琶湖大橋からの眺めなど魅力的な場所も多くあることを知ることが出来ました。
また、滋賀県は寺院の数が日本で最も多いということもあり、暮らしながら滋賀の歴史を知るのもひとつの楽しみだと思いました。


滋賀の移住に際して意識したことはありませんでしたが、山陰地方や北陸へのアクセスがしやすいということも、大きな魅力だと感じました。

移住への不安や心配がスッと消えた瞬間

第一に移住を考える上で固定観念に囚われすぎていたことに気付きました。田舎に移住するからといって、何か具体的にやりたいことをはっきりさせないといけないとか、地域の人とうまくやっていかなければならないといったことはあまり重要ではなく、まず移住をしたいと思った最初の思いが大切だと感じました。自分の場合は自然が身近にある場所に住みたいということと、その新しい場所で何か人との繋がりを持ちたいという思いでした。


今回の体験を通して、あまり先のことを考えすぎるのではなく、まずは移住したいと思う場所に移住し、それからゆっくり先のことを考えていこうと思うようになりました。
もちろん何も考えないわけではなく、将来のことをイメージしつつ、そこがどのような地域なのかということは知っておく必要があります。そのためには実際に現地に行って、できるだけ多くの人の話を聞くことが大切だと思いました。

圧倒的存在感をもつ琵琶湖が放つ魅力

今回のプランを通して気付いた一番の魅力は琵琶湖湖畔の自然の豊かさです。
実際、キャンプをしている人を多く見ることが出来たこと、晴れた空の下でビワイチのコースを走っている人を見て、琵琶湖の周りでの暮らしがとても魅力的なものに感じました。

コラボしが21をはじめ、コワーキングスペースも増えているということで、たまにコワーキングスペースで働いたあと、琵琶湖やその周りの山々といった自然がすぐ目に入ることも魅力的だなと思いました。

移住に向けて必要なことが明確になったプラン


目的としていたことが達成できたことに加え、移住の計画をすすめる上での方向性、動き方が見えてきました。多くの方から直接話しを伺うことが出来とてもよい体験が出来ました。もう少し積極的に自分から気になっていることなど聞くことが出来ればよかったなという反省もありました。


自然や交通の便など、想像していた滋賀の良さを実際に体験できたことと、今まで気づいていなかった滋賀の良さ(山陰北陸へのアクセスの良さ、琵琶湖湖畔の自然の豊かさ)にも気づくことが出来ました。


事前のリクエストとしてはお願いしていませんでしたが、偶然にも移住を検討していた場所に実際に行くことが出来たのも、移住後のイメージを得ることができよかったです。

(30代・男性)

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