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【詩】『発現』

『発現』



綺麗に散る君の残像は

どうしてこうも心を満たす?



色を亡くした季節のように

失ったもので塗った夜空が想いを抱き締めている




吹きつける風を受けるように

刻まれる傷には限度が無く

半壊した心をそっと握りながらそれでも果てを見つめていたんだ





手を伸ばすほどに偽りのよう



自分の居場所を求めて



「現実的な」夢を掻き鳴らす?





吹きつける風を受けるように

刻まれる傷には限度が無く

半壊した心をそっと握りながらそれでも果てを見つめていたんだ




吹きつける風を受けるように

刻まれる傷には限度が無く

半壊した心をそっと握りながらそれでも果てを見つめていたんだ




光差す彼岸


手向けた花の咲き誇る空へ




僕が創ったものだけで僕ができているわけじゃない




死の行方を超えて


君の声を聴きにゆく


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