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異業種からIT業界に転職した私が「納品をなくせばうまくいく」を読んで「それそれ!」と共感した件!

こんにちは!10月11日木曜日、秋めいてきましたがまだまだ半袖生活の、「SHIFTGOOD」運営者の高橋です。「今日は半袖では寒いだろ!」と何人かから突っ込まれたのもあり、明日は長袖を着ていこうと思っています。

小売業界からIT業界へ!

ところで、私は以前食品スーパーという小売業界にて長く働いていました。そんな中、2年ほど前からIT業界という、全く違う業界に35歳で飛び込むことをしました。

業界が違うのでまだまだわからないことだらけですが、周りのメンバーに恵まれたり、横のつながりから多くの人に助けられながらなんとか
「楽しく!」やっております。

今読み直して、すんなり理解できた!

そんな中、前にサラッと読んだことがある本を昨日まで改めて読み直しました。
それが、

「納品をなくせばうまくいく」
 という、ソニックガーデン代表の倉貫義人さんの本です。

元々以前私のメンターである方から勧められて読んだのですが、その時はIT業界に転職したばかりであまりしっくり来ませんでした。
しかしながら今今読み返してみると、

「それそれ!そうそう!だよね!」

と納得しまくりの内容でした。「良書だはこれ!やっぱり!」と思いながら、その熱が冷めないうちにこのnoteを書いております。

久々発見した、良書!

この本の著書の会社であるソニックガーデンさんが出している本が、
今回取り上げさせて頂いた「納品をなくせばうまくいく」になります。 
このソニックガーデンさんは「納品のない受託開発」を行ってるIT企業になります。

それでは、「納品のない受託開発」ですが、

受託開発の根底にあるコンセプトは「お客さまに無駄遣いして欲しくない」という思いです。そのためには、本当に必要な機能を、本当に必要な順番に、少しずつ開発をしていくことが大事になります。一度に作りきるのではなく、少しずつ作っていくために、私たちは月額定額で受託開発をすることにしました。納めて終わりの関係ではなく、最初から最後まで担当し、お客さまの一員としてビジネスの成長に貢献します。それが「納品のない受託開発」で実現する「ソフトウェアパートナーシップモデル」です。

ということをコンセプトにこのIT会社は運営をしています。

常識を疑うことが大事!

では、なんでこの内容に私が「それそれ!」と思ったのかというと、
作って完成して納品したらおしまいという、一般的に当たり前だろうというところを、「それはおかしい」と捉え、よりお客様に即したやりかた
「納品のない受託開発」を進めているからです。

これらがどう違うかというと、

☓「一般的な開発」→完成したら終わり

◯「納品のない受託開発」→ずっと開発し続ける

という違いです。

完成といったいなんなんだ?

「一般的な開発」だと、「WEBサイトを作って!」と頼まれたとします。
そうすると、言われたとおりにWEBサイトを作って納品して、相手からは謝礼を頂き終了となります。

「納品のない受託開発」として、「WEBサイトを作って!」と頼まれたとします。
そうすると、先ず必要最低限で作って、そこから実際のお客様の声を元に柔軟に作り続けます。つまり、納品がないわけです。

前者は、完成したら対価を支払い、後者は、毎月定額の金額をお支払いする料金体系で顧問税理士のような顧問エンジニアの体制をとっています。
なので、いつでも相談にのってくれるという契約を交わしています。

前者の作って終わりの場合、完成後にわからないことや、仕様の変更があるとすると、その都度大きな見積もりが発生して、莫大な金額に膨れ上がってしまったり、修正に日数も必要で直ぐに対処も出来ません。

逆に後者は顧問エンジニアという体制なので、いつでもすぐに対応してもらい、困ったをすぐに消すことが出来ます。

やはりユーザー目線が大事!

ここらだけでも、「納品のない受託開発」の良さを感じることが出来たでしょうか?
それはつまり、よりユーザー目線で対応してくれているので、まさに今風とでも言うべきではないでしょうか。

実はこれは、私が小売業のときに正に陥った問題だったのです。
私が当時いた会社で、アプリを作成しました。
作る前に色々と要件を定義させていただきましたが、これをつけると金額こうなる、納期が長引くなど言われ、最終的に予算内で出来たものが、あまりに貧相なものでした。

その後、さらに追加で機能をお願いすると、当初の見積もりとほぼ同じ金額が出され、予算的にも無理で大変失望しました。
そのアプリは今でもダウンロード出来ますが、市場に出してから現在でも100回ちょっと程度しかダウンロードされていません。
つまり使われてない、「死んでいるサービス」のアプリのままなのです。

それと比べて「納品のない受託開発」ですと、私が当時抱えていた問題もすんなり改善され、今でもきっと「生きたサービス」だったことでしょう。
それは、
作る事(納品)が目的なのか、使われる(納品のない)サービスにすることが目的なのか、根本から考え方が違うわけです。

さらに、その他の良い点をあげると、

要件定義が不要!いつでも仕様変更や順番変更ができます
設備投資が不要!最初から動く画面で動作確認ができます
引き継ぎが不要!運用中でも開発を続けることができます
見積もりが不要!専属の顧問としてどんな相談もできます

になります。

本好きの私なので今後も書評を書く!

その他さらに色々とありますが、それらはまたの機会にご紹介させて頂こうと思いますので楽しみにして頂ければ幸いです。

ここまでこの本「納品をなくせばうまくいく」について私の書評を長々と読んでくれて、ありがとうございました。
本が好きな私は、不定期で本の感想をこのnoteにて展開させていただこうと思います。

それでは!「SHIFTGOOD」運営 高橋建二

参考著書


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