見出し画像

3時間3万円で行けるなら、屋久島は日常にできるんじゃないか。

こんにちは。東京屋久島計画というプロジェクトをしています、すぐると言います。

日本で最初の世界自然遺産、屋久島へ「いつか行ってみたい」と思う人も少なくないと思います。というか、このプロジェクトを始めるまでの僕がそう思っていて、来たるべきときに行く神秘的な「とっておきの場所」として、取って置いたんです。

「秘境感」×「離島」=「行きにくい」というイメージもありましたし。

ですが、行こうと決めて調べてみると、「あれっ、意外とそんなに手軽に行けちゃうの!?」というのが僕の気づき。
これはもう「とっておきたいくらいの場所なんだから、一度と言わず、何度も行けばいいじゃないか!」と思ったのでした。

具体的にいうと、羽田から往復3万~4万円、片道3時間くらいで行くことができます。その移動方法のリサーチをまとめてみましたので、参考にしていただけたらうれしいです。


屋久島へのルート

1.   東京  ↔  鹿児島

東京からは鹿児島を経由していきます。航空会社はいろんな選択肢があります。

● JAL (オススメ)

屋久島便との乗り継ぎがいいですし、便数も多く便利です。鹿児島での待ち時間はほとんど必要ありません。屋久島便もJALなので、乗継20分でも間に合います(15分だと原則は乗継設定していないそうです)。
先得割引を利用すれば、料金も驚くほど安かったりします。先の予定がわからないからと先延ばしにせず、スーパー先得やウルトラ先得を購入してしまいましょう!

ANAも飛んでいますので、ANAマイラーもご安心を。

▼ JAL 予約ページより

JAL羽田-鹿児島

JAL先得割引のスケジュール


● ソラシドエア & Skymark (オススメ)

羽田からMCC(Middle Cost Carrier)の2社が飛んでいます。旅程が近づいて来ていても、安くチケットを買える可能性が高いです。LCCではないので、20kgまでの預荷物料金も含まれています。

▼ ソラシドエア予約ページより

ソラシドエア羽田-鹿児島

▼ Skymark 予約ページより

Skymark羽田-鹿児島


● Peach & Jetstar

成田からLCC(Low Cost Carrier)の2社が飛んでいます。下記のJetstarのように、セール時であればかなり安いです。早朝に1便なので、早起きしてがんばって成田へ行ける方に。
ただし、成田までの交通費や、預荷物の料金を加味すると、MCCとあまり変わらない金額になったりします。

▼ Peach 予約ページより

Peach羽田-鹿児島

▼ Jetstar 予約ページより

Jetstar羽田-鹿児島



2.   鹿児島 ↔ 屋久島

● JAL / JAC (オススメ)

鹿児島から30分で到着。鹿児島空港からはJAL便だけなので、ふつうに屋久島へ行くなら、迷うことなくこの1択です。先得割引チケットを早めに購入してしまいましょう!

▼ JAL 予約ページより

JAL鹿児島-屋久島

先得割引をのがしたときも大丈夫!

先得がない場合の裏技もあります。知らない方が多いようなのですが、さくらトラベルで「株主割引チケット+手数料」で安く購入することが可能だったりします。「普通運賃の半額 + 3480円」という感じです。
「そうだ。明日、屋久島へ行こう」というときも、これがあれば大丈夫。

▼ さくらトラベル予約ページより

さくらトラベル鹿児島-屋久島


● 種子島経由のフェリー

のんびりいく時間があるなら、鹿児島から夕方 18:00に出港し、種子島を経由して、翌朝 7:00屋久島着のフェリーが出ています。種子島で停泊するのですが、下船はできません。

運賃は片道 3,900円です。

空港から、フェリー乗り場までの移動はバスです。まず空港から鹿児島中央駅や天文館まで出て、バスを乗り換えて行くことになります。夕方出港なので、時間に余裕を持っていれば、初めてでも大丈夫かなと思います。

注意点としては、天候が悪いと、フェリーは欠航しやすいです。けっこう欠航します。欠航したら、落ち込みそうな方にはオススメしません。翌日、対面の大事な仕事があるなどの場合は、1日余裕をみる方がいいかもしれません。


● 鹿児島市内で1泊からのフェリー

鹿児島から8:30発12:30屋久島着のフェリーがあります。空港からの当日乗り換えは間に合わないので、1泊して翌朝に乗船することになります。
屋久島ついでに、鹿児島市内で観光したいな〜」などあれば、ありな選択肢ではないかと思います。

運賃は往路 5,200円復路 4,700円です。

そうですね。欠航は、けっこうあると思って予定を組みましょう。


● 高速船トッピー

鹿児島から3時間ほどで到着する高速船もあります。こちらは毎日複数便が出ています。

運賃は片道 11,000円往復 19,900円と、往復早割 14,700円です。

空港から乗り場までの移動を考えると、お得感は若干という感じでしょうか。欠航しにくく、飛行機が欠航したときにも運行している場合があるので、そんなときはトッピーに!



3.   大阪・福岡  ↔  屋久島


大阪(伊丹)と福岡からも、屋久島へのフライトが飛んでいます。乗継なしで、あっという間です!

もちろん、こちらもさくらトラベルで「株主割引チケット+手数料」で安く購入することが可能。「あ、いまから屋久島いってくるわ〜」が叶いそうです。

▼ JAL 予約ページより

JAL大阪-屋久島

JAL福岡-屋久島

▼ さくらトラベル予約ページより

さくらトラベル大阪-屋久島

さくらトラベル福岡-屋久島


4.   秘技  「奄美越え!」


あまり知られていないのですが、沖縄から鹿児島へのフェリーが、奄美を経由して、屋久島に寄港し下船できるという便が、実はたま〜に出ています。
これは「4日前に予約者がいたら寄りますよ」という便なのですが、鹿児島からの逆航路はありません。

タイミングを合わすことができれば、新たに世界遺産になった奄美・沖縄で遊んでから、屋久島へ行くことは可能ということです。屋久島とはまた全く違う環境、文化です。どちらも行って、違いを感じるのもおもしろいと思います。



以上です!

指宿・種子島・口永良部などの滞在と合わせていくルートもありますが、まず屋久島へいくなら、こちらだと思います。

屋久島は、もっと近くにあるものだと思ってほしい。いつかじゃなくて、いつもの場所に。屋久島とのつながりを、日常の中に持つことができるようしたいと思って、お届けしました。

屋久島のことをこれから少しずつ書き記していこうと思いますので、僕のノートや東京屋久島計画のマガジンをフォローしていただけるとうれしいです。ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?