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noteで有料記事を書くだけで儲かることはありません → 有料noteが売れない・稼げない理由

こんにちは、しちゃうおじさん(以下「しちゃおじ」)です。

この記事は、『noteを書いてお金を稼ぎたいのだけど、どうやったら収益化できるのだろう?noteでの稼ぎ方のコツを知りたい!』と情報収集している方に向けて書いています。

なぜなら「がんばって有料noteを書いてみたのだけど全然売れない...」というのが、noteでマネタイズを試みたことのある大半のユーザーが抱える共通の悩みになっているからです。

しかも(これは驚かれるかも知れませんが)、例えフォロワーさんが1万人以上いるような方であっても、ほとんど(もしくはまったく)売れていないのがnoteの現実です。

中には、有料noteが売れまくっている雰囲気を自作自演までして醸し出している方もいるのですが、これは自分の有料noteを売るためのポジショントークですので注意してください。

この真偽の見分け方はとても簡単です。

「売れているアピール」をしている時点で、既に情報商材屋さんに匹敵する怪しさ満載なのですが、「無料記事の内容自体に価値があるかどうか?」で冷静に判断することができます。

無料記事の内容というのは、そのクリエイターさんの実力をそのまま表しています。

無料記事の内容がスカスカなのに、有料記事の内容が価値満載といったミラクルはありません。

普段何気なく投稿している無料記事にて惜しみなく価値を提供できているクリエイターだからこそ、それを優に超えた価値を有料noteとして販売することができるのです。

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noteと他のブログサービスとの最大の違い

noteでの収益化の方法として手軽なのが、有料note(有料記事や有料マガジン)の販売なのですが、これはnoteが他の無料ブログサービスとは異なり「独自の決済機能」を備えているためです。

noteと他の無料ブログサービスの最大の違いを挙げるとしたら「広告の有無」などではなく、この「決済機能の有無」にあります。

noteというプラットフォームは、ユーザーがとにかく簡便に自分のコンテンツを販売してマネタイズすることができるメディアになっています。

これが他の無料ブログサービスに限らずワードプレスでブログを構築したとしても、自分のコンテンツを販売するためには他社の決済プラットフォームにリンクを飛ばすか、別途オンライン決済サービスを契約する必要がありますが、noteであればワンストップで収益化することが可能です。

つまり、ネットで自分の書いたコンテンツを販売してお金を稼ぎたいのであれば、noteは今までにありそうでなかったユーザー寄り添い型の理想的な「ブログ&オンライン決済型プラットフォーム」と言えるかも知れません。

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note独自の決済機能は優れているが...

note独自の決済機能は大変に優れているのですが、とはいってもこのような決済機能は、あくまで販売をサポートするための便利な機能に過ぎません。

つまり、そもそもの「集客」ができていなければ、このような優れた決済機能が備わっていても何の意味も価値もありません。

実は、noteで売上を伸ばしている方というのは、noteでがんばって記事を更新している方ではなく、noteの外部から見込み客を流し込むことのできる方ばかりです。

これは断言してしまいますが「noteのみで集客をしてnoteのみで有料コンテンツを販売するビジネスモデル」では、決してまとまったお金を生み出すことはできません。

なぜなら、noteにおいては集客機能が備わっていないことに加えて、そもそも他のSNSメディアに比べてnoteのアクティブユーザー数は思いの外に少ないからです。

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noteは読まれる?

noteを始めたばかりの方に多く見られる勘違いに、「noteは読まれる」があります。

過去に他の無料ブログを書いていた経験のある方ほど、noteで記事を投稿すると「ダッシュボード」で確認することのできる「ビュー」の数字が確実に伸びていくため、『noteは他の無料ブログとは違って読まれる!』と早とちりしてしまいがちです。

念の為にnote以外のブログメディアを使用したことのない方のために補足しておきますと、他の無料ブログや独自ドメインを取得して構築したワードプレスブログなどでは、新規に記事の投稿を開始したとしても、しばらくの間はアクセス数がほぼ皆無です。

もっと厳しいことを言ってしまうと、SNSマーケティングやGoogle SEOを得意としていない方の場合は、一生懸命にがんばって記事を投稿し続けていたとしても、(有名人ではない限り)いつまでもアクセス数は寂しいまま変わりません。

それに比べてnoteで記事を投稿すると、着実に「ビュー」が伸びていくので『noteはすごい!noteは読まれる!』と勘違いしてしまうのですが、noteの「ビュー」という指標はいわゆるアクセス解析で言うところの「PV(ページビュー)」とは似て非なるものです。

実は、noteの「ビュー」という指標は、その記事が読まれていないどころか、例えその記事に訪問すらされていなかったとしてもカウントされる仕様になっています。

つまり、noteの「ビュー」が伸びていても、実際の「PV(ページビュー)」は0かも知れませんので、どれだけ「ビュー」が伸びていても「noteは読まれる」ではないのです。

noteの「ビュー」についての詳細につきましては、以下の記事{noteの全体ビューについて調べてみたら「ビュー」とはPVではなくMVのことでした}も参考にしてください。

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noteは集客機能が脆弱

「noteは読まれる」という勘違いから、「noteは集客ができる」と連想してしまう方もおられるのかも知れませんが、実際のところnote自体に集客機能はありません。

※noteにも集客効果の期待が持てるTwitterのリツート同様の「オススメ」という拡散機能があるのですが、この「オススメ」をするには必ず金銭が絡む必要があるため普及しておりません。つまり、noteにおいては安易に無責任に「オススメ」できない仕様になっています。

では、決して有名人でも著名人でもない一般的なユーザーは、一体どのように有料noteへと集客しているかと言うと、既にフォロワーを抱えている他のSNSメディア(Twitter・Instagram・Youtubeなど)から自分のnoteへとアクセスを流すことをしています。

他のSNSメディア等からわざわざnoteへとアクセスを流す理由としては、先述した通りnote独自の決済機能が簡便で非常に優れているためです。

つまり、noteでまとまったお金を稼いでいる人というのは、noteをブログプラットフォームとしてではなく、主に決済プラットフォームとして活用しているのです。

noteを決済プラットフォームとして考えた場合は、諸々の販売手数料が割高な点が気になるところですが、そこは利便性やnoteブランド使用料との兼ね合いになるかと思います。

noteの販売手数料につきましては、以下の記事{noteの販売手数料がバカ高いと思ったので他のオンライン決済サービスと比較してみた}も参考にしてください。

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有料noteが売れない・稼げない理由

「有料noteが売れない・稼げない理由」はもうお分かりですよね?

そうです!

noteには優れた決済機能が備わっているのですが、その決済機能を活用する前段階である集客機能が備わっておりません。

それはつまり、他の無料ブログサービスや独自ドメインで構築したワードプレスブログと同様に、有料noteへの集客を自分の力でなんとかしなくてはならないのです。

何の戦略も持たずにガムシャラに毎日投稿を続けてみたところで、noteの「ビュー」が伸びるだけで、実際の「PV(ページビュー)」は伸びていきませんので、あなたのファンも増えなければ有料noteも売れませんし、当然に稼ぐことができません。

なんだか絶望的なことを言ってしまって恐縮なのですが、そもそもビジネスというのは「販売」ではなく「集客」がとにかく大変だし、難しいし、お金がかかるものなのです。

この事実は、例えnoteという理想的(?)な「ブログ&オンライン決済型プラットフォーム」を利用したとしても変わることはありません。

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結論:noteでお金を稼ぐには?

noteでお金を稼ぐためには、何かしらの方法でnoteの外部から見込み客を自分の有料note(有料記事や有料マガジン)へと永続的にアクセスを流し続ける必要があります。

1つ目の方法は、他のSNSメディアからの誘導であり、これがnoteで稼いでいる人の王道になります。特に、Twitterとnoteとの相性は良いです。

2つ目の方法は、note.comドメインのGoogle評価を利用して、検索エンジンからnoteに投稿した記事への集客をチリツモで増やしていくことです。

今のところ「しちゃおじ」は、この1つ目の方法と2つ目の方法の両輪を回して、安定・継続したnoteでの売上を確保していく予定です。

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1つ目の方法:SNSメディアからの誘導

この1つ目の方法は、既にTwitterなどでフォロワーさんを抱えている人はすぐに実践ができて即効性に優れているのですが、常に新規のフォロワーさんを確保し続けなくてはならないといった欠点もあります。

単発的に大きな売上を計上することは比較的容易なのですが、安定・継続した売上をキープするためには新規フォロワーさんの確保が必須となりますので、「SNSメディアから誘導」とは簡単に言っても、実際の運用にあたっては片手間というわけにはいきません。

「しちゃおじ」がTwitterの箱を準備していながらも、未だにツイートを開始していないのはこれが理由になります。

他に優先的にやるべきことが残っているために、現状は本格的な参入時期を見計らっているような段階にあります。

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2つ目の方法:Google検索エンジン上位表示

この2つ目の方法は、「しちゃおじ」が他の無料ブログサービスでも独自ドメインのワードプレスブログでもなく、このnoteを選択した一番の理由でもあります。

検索エンジンからの集客までをしっかりと考慮しながらnoteを運用していくことで、投稿する記事の対象者(読者さん)が「noteユーザー+Googleユーザー」になりますし、当然利用者数も桁違いに広がっていきますのでビジネス規模と全体像が様変わりします。

まだ読まれていない方は、以下の記事{投稿しっぱなしのnoteの記事は全然読まれないょ!過去記事を読んでもらうには?3つの方法}を一読していただきたいのですが、

上記の記事を投稿後、もうかれこれ3ヶ月以上が経過しましたが、ますますGoogle検索エンジンで上位表示させることの重要性を強く感じています。

なぜなら「ダッシュボード」にて「全期間」のビューを確認すると、上位ビュー記事のほとんどはGoogle検索にてターゲットキーワードで上位表示されている記事ばかりになってきているからです。

1つ目の方法である「SNSメディアからの誘導」を実践してnoteで稼いでいる方はとても多いのですが、この2つ目の方法である「Google検索エンジン上位表示」を意識的に実践してnoteを運用している方を「しちゃおじ」は誰ひとりとして知りません。

末永く安定・継続してnoteで稼いでいくためには、検索エンジンからの自動集客が必須だと考えていますので、この2つ目の方法についての有益な情報につきましては、元SEOアフィエイターでもある「しちゃおじ」が積極的に発信していきたいと考えています。

1つ目の方法の「SNSメディアからの誘導」は、どちらかというと単発で大きな売上を計上するため、2つ目の方法の「Google検索エンジン上位表示」は、あまり目立ちませんが安定・継続したベースとしての売上を計上するため、と分けて考えると良いかも知れません。

また、これはもしかしたら盲点になっている可能性があるので言及しておきますが、「noteユーザー」と「Googleユーザー」では利用者属性が正反対に近いものがあります。

「noteの登録ユーザー」というのは、基本的に自分の書いた記事を読んでもらいたい人です。

誰かの書いた記事を読みたいのであれば、noteにユーザー登録をする必要もありません。

反対に「Googleの検索ユーザー」というのは、自分の求めている情報を探している人です。

能動的に検索キーワードを打ち込んでまで情報を探しているわけですから、自分の求めている情報が書かれているのであれば真剣に読み込みますし、検索者にとって特別な価値を見出だせる情報であるならば、時と場合によっては対価を払ってでも読んでくれます。

つまり、note内での相互フォロワーさんがお付き合いであなたの書いた記事を読む「1ビュー」と、能動的に検索キーワードを打ち込んで検索結果に表示されたあなたの書いた記事を読む「1ビュー」では、同じ「1ビュー」であっても読者属性が全く異なっているのです。

なお、検索エンジンから集客できた場合は、noteの「ビュー」ではなく「PV(ページジュー)」としてカウントすることができます。

noteで収益化して稼ぎたいのであれば、noteの「ビュー」ではなくこの「PV(ページビュー)」を伸ばしていかなくてはなりません。

以上 – noteで有料記事を書くだけで儲かることはありません → 有料noteが売れない・稼げない理由 – でした。

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