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【すっかり心が潤ってしまった屋久島の旅-2日目の日記-】

カッサカサだった心がすっかり潤ってしまった3泊4の屋久島旅。
先週は、屋久島を訪れる前日と到着の日の日記を書いたのですが、
なんとnoteの「国内旅行 記事まとめ」に追加してもらえました。

その記事がこちら↓↓↓

誰にも読んでもらえなくてもいいやと思って書き始めたnoteですが、やっぱりみつけて読んでもらえるのは嬉しいものですね。有り難いことです。

今週も旅の続き。
大自然の素晴らしさと厳しさを一気に味わう、そんな1日となった屋久島旅2日目の日記です。
それでは、どうぞ。


【4月15日(月) 豪雨】
前日までの今日の天気予報は雨。
朝起きて外を確認した時点では、風は強いがまだ雨は降っておらず。
午前中は屋久杉の森へ行く予定なので少しくらい雨でもいいけどなぁ…なんて思いながら朝食会場へ向かい、おふたりと合流。
よく眠れたとのことで安心した。そりゃ長旅だったのですもの、疲れましたよね。
しかし、民宿の和朝食ってなぜこんなにおいしく感じるのだろう。
普段はろくに朝食を食べられないのに、ぺろりと平らげてしまうのだから不思議なものだ。
今日は違う宿に泊まるので部屋に戻り荷物をまとめて、いよいよ屋久島の冒険に出発。
宿の入口に置いてある屋久杉のオブジェが凄すぎる。さすが屋久島。

レンタカーに乗り込み、この日は屋久杉自然館の見学からスタート。実は初めて訪れたのだが、完全に侮っていた。ごめんなさい。
ここで屋久杉の歴史を学んでから、屋久杉に逢いに行ったほうが絶対にいい。これからはみんなにお勧めしよう。

屋久杉自然館。
入口からカッコイイ。


屋久杉自然館を出てヤクスギランドへ向かう頃には、少し雨足が強くなり始めていた。
標高1000m付近にあるヤクスギランドへは、車で約25分の道程。
途中、離合も難しいような道をひたすら上がっていく。
雨がさらに強くなっていく。
慎重に運転をしてヤクスギランドに到着。
ここに来ると毎回思うけど、ヤクスギランドという名前からは想像もつかないような壮大な森。
雨の森も綺麗だから、少しくらい降った方がいいとは言ったけれど、これは降りすぎ。
ウインドブレーカーはずぶ濡れ、折りたたみ傘も早々に壊れた。
これ以上の長居は危険だと思い、30分コースを回ってヤクスギランド終了。

雨で潤ったフサフサの苔
苔ロールパン🥖


でも雨の悠久の森は生命力に満ち溢れていて、やはり素晴らしかった。

ここからさらに車を走らせ標高約1,200mのところにある紀元杉へ。
樹齢3,000年とも言われる屋久杉は圧巻。
どんな景色を見て来たのだろう。

樹齢三千年「紀元杉」圧巻の佇まい

紀元杉に別れを告げ、上って来た道を下っていく。雨、かなり強まる。
道路からは水が溢れ出して、ところどころ川のようになっているし、道路沿いの森の中はいたるところに滝が発生している。
途中雨で見えない穴ぼこにはまったり、バスとギリギリすれ違ったりしながら、かなりのアドベンチャーをクリアし無事安房の町へ戻る。

一気に水かさが増してくる
雨の島、屋久島。

お昼を過ぎてしまっていたので、お気に入りのカフェ「Warung Karang(ワルンカラン)」でランチをする。間に合って良かった、やっぱり美味しい。

自分で好きなおかずを選ぶシステム。
どれもおいしいのですよねぇ…



午後からは島内一周をする予定だったのだが、雨の勢いが増してきていたため、一周は次の日に延期。
一箇所だけ滝を観に行こうということになり、『千尋(せんぴろ)の滝』へ。
道中、前が見えない程の土砂降り。道路が冠水している場所もあり、時折車がボートのようになる。
千尋の滝の辿り着いたときには、豪雨で車からなかなか降りられず。
タイミングを見計らって滝を観に行くも、遠くに在るはずの壮大な滝は真っ白でなにも見えず轟音だけが鳴り響き、異世界に迷い込んだようだった。

この向こうに壮大な滝が在るはず…!!

一向に雨が止む気配がないので、少し早めに本日の宿へ向かうことにした。
途中お店でもお世話になっている素敵な雑貨屋さん「HONU」さんに立ち寄る。相変わらず素敵なお店で作品をお取り扱いさせてもらえることに改めて感謝。ワンちゃん達もお元気そうで良かった。

とっても素敵なHONUさん
イルカちゃんとジンジャーちゃんも
お久しぶりです。



おふたりの要望だったジェラート屋さん「そらうみ」にも行けた。大人気の屋久島天然塩「えん」を使った塩ミルクがイチオシだよ。

島の恵みを使ったジェラート。
私は塩ミルクと黒糖にしました。

本日の宿は、屋久島移住期間に働かせてもらっていた「RAKUSAホテル」
ここへ来ると、帰ってきたーという感じがして安心する。2日間お世話になります。

2年間働いていた場所
母の流木アレンジも飾ってありました✨️


そして今日の最後のお楽しみは夕食!!
大好きなご夫妻が営むお寿司屋さん「寿し いその香り」へ。
お店へ向かう途中、本日一番の豪雨。一寸先が見えない。無事着いて本当に良かった。
屋久島にまだ旅行で来ていたころ、このお店で食べたお寿司が衝撃的なおいしさだった。いままで食べたお寿司の中で一番おいしかったのだ。

1番お世話になったご夫妻の営むお店。
新鮮なお魚を握ったお寿司は絶品!!
寿司下駄が屋久杉なのも凄い!!


一緒に出てくるあら汁は世界一おいしいと思っている。どんぶりで飲みたいくらい。
魚種が日本一とも言われている屋久島。
食べ物も最高においしい。
おふたりも堪能していただけたようでなによりです。

お料理が出てくるのを待っているあいだに、一緒に行った奥さまが雨女だということが発覚。屋久島の龍神さまに歓迎されすぎて、あれほどの雨が降ったのだ。そんな話をしながら、たらふく食べて楽しい時間を過ごして宿へ戻る。外へ出ると、雨はもう止んでいた。

あとから知ったことだが、この日は1時間に120mmもの雨が降ったらしい。雨の島、水の島と呼ばれる屋久島の本気を全身で感じることができた1日だった。
雨に打たれて邪念が全て洗い流されたような気持ちになった。

明日は晴れる予報。ほんとかしら。
これを書いている間にも、また土砂降りだけど。
どんな景色に出逢えるか、たのしみだ。


2日目、盛りだくさんの内容でした。
豪雨の運転でかなり疲弊していたらしく、寝ながら書いていたのかというくらいに文字が殴り書きすぎて…読み取るのに大変苦戦しました。
日記をもとに記憶と重ね合わせながら、屋久島旅をnoteに残しています。

次回が屋久島旅、最終回(予定)です。


最終回予定だったのに終わらなかった、3日目の日記はこちら↓↓↓



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