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光を見つけに隠岐の島。前編~しまっち!サポーター体験記~

みなさん突然ですが、
伊丹空港からいつでも直行便で行ける離島が、いくつあるか知っていますか。

シンキングタイム、スタート!

伊丹空港周辺は建物が多く、離発着のときはいつもドキドキ。

はじめまして、今回しまっち!体験レポートを書く中川です。
ふだんは、社会課題解決に向けて、地域づくりや関係人口創出の支援に取り組んでいます。

また東京に住んでいる私自身も、島根県隠岐の島町の関係人口として、
幾度となく島に足を運び、地域の方々とふれあい、様々なことを語り合って過ごしています。

「関係人口」は、一言でいえば「ファン」のこと。
つまり「隠岐推し」の一人です。

推しの中でも一推し!隠岐のブランド岩牡蠣「清海」の酒蒸し。めちゃでかっ!

隠岐の島は、不思議で神秘の島。

シンキングタイム、終了~!
伊丹空港から年中一本で飛べちゃう離島は、次の3島(中川調べ)です。

世界自然遺産の屋久島と、同じく世界自然遺産の奄美大島、
そして世界ジオパークの島後(隠岐の島)です。
世界、世界、また世界!伊丹空港からは、国内線でも世界に行けますね(ちがう)

「世界ジオパーク」は耳馴染みがない方もいるかと思いますが、
地質遺産として国際的に価値を認められた地域を認定するものだそうです。
わかりやすい日本語にすると「世界地質遺産」になるのでしょうか。(教えて、偉い人!)

穏やかな日本海と、荒々しい岩肌。
隠岐のあちこちで見られる地質むき出しの崖や岩は、素人でも大興奮!

今回「しまっち!」で訪れるのは、その島後。
日本で唯一「〇〇島」とならない不思議な島。正式な島名として「島後(どうご)」です。

ヨソモノからすると他にも興味深い風習や歴史も多く、
島全体での祝い事があると、夜を徹して600人の力士が相撲を取る「古典相撲」が開催されますし、
明治元年には藩から独立して島民が島を治めていたことがあり、

樹齢800年を超える乳房杉(ちちすぎ)が、車で気軽に行ける場所にあったり、
空港の隣で、牛がのびのびと放牧されていたり、
町中に牛突き場(牛と牛がツノで戦う競技)があったり、
山の中にも牛突き場があったり(柵越しで間近に観戦できる)、
神社にはよく土俵があったり、町中にもあったり、

小さな島の中に100以上の神社があると言われていたり、
とにかく気になることだらけ!

この不思議で神秘の島、島後(隠岐の島)のこと、
気になってきませんか。

これでもまだまだ未開拓!だから「しまっち!」に登録。

さて、「もっと地域を知りたい、つながりたい」と思っていても、 なかなかキッカケが見つからない方、多いのではないでしょうか。

私もそんな一人。
何度か足を運ぶうちに交友関係は育まれていき、隠岐にも詳しくなりました。
一方で、よく会う人やよく行くお店、よく見に行く景色と、行動範囲が定まってきているのも事実。

壇鏡の滝が落ちるところは、ずーーーっと見ていられます。

「何かあたらしい隠岐を!」「隠岐のために役立てることはないのか!」
と探して見ていたのが、島根関係人口マッチング・交流サイトの「しまっち!」です。

「地域外の人に来てほしい、関わりたい」という地元の人たちが、
参加しやすいプログラムを立ち上げてくれています。

しかもしまサポ助成金という有難い制度もあり、プログラムへ参加するときの旅費(交通費・宿泊費)に上限1万円まで助成があります。
しかもしかも参加前でも後でも、自由に観光や交流をして滞在してよし。仕事の出張のように、用件が終われば即帰宅ではありません。

これは利用するっきゃない!

そして見つけたプログラムが
【4/27開催】島旅のついでに!隠岐の島町の塩の浜ビーチクリーン参加者募集 |です。

タイトルの「島旅のついでに!」が心にしみます。
いくら自由にしていいと言われても、旅費のサポートをいただいていると、どこか後ろめたさも感じるもの。
それをくみ取って、「ついででイイんですよ、まずは来てください」との心遣い。

以前から海洋ゴミは気になっていましたが、何をすればいいかわかっていませんでした。

早速ウェブから申し込み。
お恥ずかしながら、いやいやそんなことはない、
堂々と胸を張って言いましょう「旅のついでに」参加します。

隠岐の島へ出発!

隠岐の島は、東京駅から4時間ほどで着きます。
季節によって午後着になることもありますが、伊丹発・隠岐行が1日1往復飛んでいます。

ほかに出雲空港とも1日1往復があり、船は七類港と境港(ともに鳥取県)から出ています。

この日は10:25伊丹発、11:15隠岐着。50分のフライトです。
伊丹空港内の搭乗口が一番奥なのは、ご愛嬌。子どもの運動不足解消に最適です。
離陸。鳥取砂丘を上から観光できるのも、飛行機旅の醍醐味。


本土(鳥取砂丘)を離れ、十数分、隠岐の島が見えてきました。近い!
到着。飛行機を降りて2-3分で車に乗れる近さは、新幹線より便利です。

隠岐空港に到着したら、
ビーチクリーンに備えて、まずは腹ごしらえ。

次回、後編では、着いてすぐ食べてほしいランチと、
プログラム参加の様子をお届けします。

→「光を見つけに隠岐の島。後編」

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しまね関係人口マッチング・交流サイト「しまっち!」

しまっち!は、"あなたらしい"島根との関わり方を見つけられるポータルサイトです。
島根とゆるくつながりたいあなたも、がっつり貢献したいあなたも、あなたらし距離感で島根との関係をはじめましょう!


隠岐の島町とつながりたい方へ

今回の舞台”隠岐の島町”。
飛行機で行ける場所ではあるものの、それでも少し遠いことは事実・・

隠岐の島へ行けなくても、応援する形があります!
それが『つながり会員』です。

・Uターンは出来ないけれど、生まれ故郷の隠岐の島が好き。
・移住は出来ないけれど、定期的に訪れたい。
・以前住んでいたことがあり、今後も応援していきたい。
・今回の体験記を読んで、気になる!

そんなあなたの想いが、隠岐の島町の力になります。

隠岐の島町では、あなたなりの関わり方で、継続的につながりを築いていただける方を募集しております。

お申込みいただいた方全員に、シリアルナンバー入りの「つながりカード」をお渡しします!

離島という地理的条件を超えて、島民とみなさんを気持ちでつなげる制度となっており、年齢や性別、国籍は問いません。ご興味をお持ちいただいた方は、ぜひお申込みください。

ふるさと「隠岐の島」とつながらぁや。


もう一歩踏み出した隠岐の島とのつながり


隠岐のために何かしたい。

「つながり会員」の中でも、「隠岐のために何かしたい」「もっと関わりをごせ(島根の方言、"ください"の意)」という思いをもった10名が、2023年7月からはじめた活動が『GOSEプロジェクト』(ごせぷろじぇくと)です。

隠岐にルーツがある人、頻繁に訪れている人、最近移住してきた人などなど、みんな「隠岐が好き」で集まっています。

今回の体験記の作者中川さんも『GOSEプロジェクト』メンバーのひとり。

関係人口がつくる、隠岐と関わる活動。

『GOSEプロジェクト』についてもぜひご覧ください。



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