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夢の長野ライフへ!移住準備の全てを徹底解説

東京から長野に移住して早半年以上(厳密には9ヶ月)が経ったので移住までに何をしてたっけな〜と振り返りつつ、今後移住に挑戦してみようと思っている方の参考になればと思います。私は長野県へ移住しましたが、他の県を検討している方でも参考になるよう書いていますのでぜひ!

地方移住目的を明確にする

地方への移住は単なる引っ越しではありません。例えば生まれも育ちも東京の場合、コンビニは探さなくてもすぐそこにあるし、電車は数分毎にくるし、UberEatsで食事も注文配達できるし…数え始めたらきりがないほどに便利な生活を送っています。そういった生活を長年送ってきた人が、地方移住を考え始めたときにはまず「なぜ住み慣れた土地を離れて地方にわざわざ住みたいのか?」のなぜ?という部分に答えられるようにしよう。

地方ではできないことも勿論ありますが、東京などの都会ではなかなかできないこともできる可能性がたくさんあります。

実際に私は東京では無理だろうなと思っていた市民農園を借りることができました。周りにも農地を借りて自家栽培をしている方が多くいます。これまで書類や引っ越し手続きなどでしか市役所にお世話になったことがありませんでしたが、今回初めて自分で何かをはじめるときに市役所を頼りました。最初は新規就農相談といった形で長野県職員の方と自分が住んでいる地域の市役所の方と話をしたのですが、そこで自分では知り得ない多くの情報を生で頂き、市民農園も借りることができるのか!自給自足のはじめの一歩を踏み出せるのか!と知り、メールでもやり取りをさせてもらいました。

さらには、市役所の方や地域の方々と共にジャガイモの収穫体験という名の収穫手伝いもさせてもらいました。これも市役所の方に誘われて。

大量のとうやと男爵を長期保管

なんて人があたたかいんだ!!!!!!ってぐらい地域の人たちとの繋がりを感じました。東京では地域の人たちと何かをやることってほぼないに等しかったので新鮮かつやっぱり人は人と支えあって生きていくもんだなと実感🙂

地方移住を考え始めたあなたは、地方で何をしてみたいですか?どんな理想を抱いていますか?

地方に住むメリットを感じられないと逆に移住をして今までの生活とのギャップを感じて後悔するケースもあるので、なぜ住み慣れた土地を離れてわざわざ移住するのか?を一番最初に明確にしておきましょう。

せっかく移住するのだから、その土地を、その地域に住んでいる人々を好きになってほしい。

目的に見合った県と地域を見つける

移住したい目的が達成できる県と地域を見つけるために、まずは視野を狭めずに様々な県と地域をリサーチしてみましょう。

私たちが行ったリサーチ方法は以下です。

  • 移住セミナーに参加する

  • 移住番組を観まくる

  • 移住相談サービスを利用する

最も手っ取り早く凝縮された情報を短時間で吸収できるのが移住セミナーに参加することです。県全体から特定の地域の特徴、気候、災害、移住者層、仕事、医療、住みやすさなど全般を網羅して説明してくれます。私は愛媛県西条市の移住セミナーに参加しました。実際に移住された方々が3組ゲストとして移住前と移住後の生活や移住するにあたっての職探し、移住後の起業、家族で移住するには、などリアルなお話を伺うことができました。

この移住セミナーに参加したことをキッカケに、移住するとはどういうことなのか?や自分たちに最もフィットする移住先はどこなのか?を真剣に悩むことができました。

それからというものの、移住先を本格的に探そうととりあえず映像を観て知ろうと思い、移住番組を観まくりました。テレ東の『都会を出て暮らそうよ BEYOND TOKYO』がおすすめです。私たちもまた他の地域への移住を考えることがあったらこの番組を観返そうと思っています。

ある程度、住んでみたい県を3つくらいまでに絞れたら、移住相談サービスを活用してみるとよいです。3県まとめて詳しく特徴や住みやすさなどを聞いてみて自分の移住イメージとしっくりくる県があればそこを第1候補としてキープしましょう。

私たちはオンラインで静岡県・山梨県・長野県の3県を中心に各県の専属相談員の方からお話を伺いました。3県ほどまとめてお話を伺うことで検討している県を比較することができるので、より移住したいイメージに近い県が鮮明に浮かび上がってきます。

住む家と仕事をなんとかする

移住したい県が見つかったら住む家探しに取り掛かりましょう。わざわざその県・地域の不動産屋さんへ行かなくてもネットで様々な不動産屋さんが物件を紹介しているのでネットで検索してみるのがよいです。それまでに住んでいる地域内で引っ越す際にSUUMO(スーモ)などの不動産情報サイトで物件を探してから不動産屋さんに行くという経験をした方が多いのではないでしょうか。そのような感じで物件を探してみましょう。

私たちはSUUMO以外でも、空き家や古民家に住むという選択肢も持ちながらそれらを探せる長野県の不動産情報サイトでたくさん家をみました。複数件候補を選び、その物件を仲介している不動産屋さんに話をきいたりオンライン内覧などを経て契約もオンラインで行いました。家をまだ建てている最中だったこともあり、実際に足を運んで見に来ることはしませんでしたが、その代わりにグーグルマップの衛星地図で周辺環境をくまなくチェックしたり、市のHPに掲載されているハザードマップや過去の災害などを調べまくりました。

参考までに、私たちが家探しで重視したことは以下です。

  • 都会過ぎず(便利過ぎず)田舎過ぎないこと

  • 公共交通機関で東京に月に数回出社できること

  • 山が見渡せること

  • 高い建物や商業施設に囲まれておらず静かなこと

  • 農業ができること

家探しが進むと一気に移住に向けた準備が始められるので、家探しはとことん頑張りましょう!焦らず納得のいく環境・家探しをしましょう。

家探しと同時に進めたいのが、職探し。移住先で働く場合は、家探しだけでなく職探しも同時並行で進めなければなりません。このパターンは、職種的に私たちにとっては難易度が高いと思ったため(なかなか現地で就職先をすぐに見つけられる自信がなかったため)東京の企業に勤めながら居住地を変えるという選択肢を取りました。

2, 3年前から移住(海外移住も含む)ということを考え始めてから、移住を実現するための働き方や企業への転職などを実践してきました。そのため、案外移住に立ちはだかる大きな壁はありませんでした。

初めての移住は勤め先を変えずに実現することができましたが、今後はより流動的な働き方を目指していつでもどこへでも行けるように勤務先や勤務時間に縛られない生活基盤を構築していこうと奮闘中です。

家財道具分別と荷造りをする

引っ越しもそうなんですが、移住も家中のありとあらゆるものの断捨離や整理にもってこいなイベントです。特に移住となると、距離が距離なのでだいぶ引っ越し費用がかかります。そのためできるだけ荷物の重量(段ボール数)は減らしたいところ。断捨離しましょう!私はメルカリで色々なものを手放せたおかげで大型の荷物も減り超身軽で移住することができました。

引っ越し業者はミツモアで探しました。以前エアコン掃除などでミツモアを利用したことがあり好印象だったので、大手の引っ越し業者ではなく費用面で抑えるために個人で引っ越し作業をやってくれる事業者さんを探しました。結果、契約した個人引っ越し業者さんはとてもよい方々でした。

ここまでお疲れさまでした。あとはとうとう移住当日を待つのみです。移住先の家までの交通手段を事前に確保しておき、早寝早起きしてさあ移住だ!

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