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【習慣化のコツ②】これなら続けられる!モチベーションが高まる目標設定法

良い習慣を身につけるために最も重要なことは『意志が強い』ではなく、意志が弱くても従えるような『強烈な目的』=『最上位目的』です。
この最上位目的の設定の仕方については、前回のnoteでお伝えした通りです。

ですが・・・、
最上位目的は見えたけれども、遥か彼方、遠くに感じてしまい、「続けられるかな?」って不安で、最初の1歩が踏み出せないという方もいらっしゃるようです。

ということで、今回は『継続していくための仕組み』とも言える『目標設定』について解説していきます。

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【習慣化のコツ7選】
①最上位目的を明確にすること
②きめ細かく目標を定めること
③意志力や根性に頼らないこと
④続けられる時間帯を知ること
⑤1%の積み上げを怠らないこと
⑥既にある習慣に紐付けること
⑦自分以外の人と約束すること
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ところで、あなたはダイエットに挑戦したことはありませんか?
実は、ぼくも経験あります。
しかも、今現在・・・😅

ぼくは現在進行中のダイエットは順調に進んでいますが、あなたはどうですか??
ちゃんと計画通り進められました??

ダイエットなども同じなのですが、一気に目標達成してもリバウンドしてしまうものの場合、コツコツ継続して取り組むことが成功の大原則ですよね!

そこで大事になってくるのが『目標』という名の『チェックポイント』です。これは、マラソンでいうところの『エイド』を同じような役割を果たしてくれます。

マラソンする人は知っていると思いますが、エイドっていろんな役割を持っているんですよ。

例えば・・・
・給水ポイント
・気力チャージのポイント
・走った距離の目安地点
・次の区間のスタート地点
・気持ちをリセットできるポイント  などなど。

で、習慣づくりにおいては、この『エイド』にあたるポイントを『目標』を使って設定していくんです。

ちょっとわかりにくいですか?
では、先に目標について少し解説しておきますね。

目標って、実は、良い目標と悪い目標があるんです。
良い目標っていうのは、達成が見えてきたときに最後のひと押しをしてくれる目標で、悪い目標っていうのは、それがない、もしくは最初からやる気になれない目標です。

もう少しいうと、良い目標は、「よし、ここまでこれた!次もがんばろう!」って気持ちにさせてくれます。
もし、達成できなかったとしても「次こそは!」と闘志に火をつけてくれ、気持ちをリセットできるんですよね。
つまりは、先ほどの『エイド』のような役割を持つんです。

さて、良い目標と悪い目標の特徴も見てみましょうか。

まずは悪い目標から。
こちらは小学校の目標を引用させていただきましょう!

「あいさつ日本一」

この目標、どうでしょうか?
小学校らしい目標かもしれませんが、どうやったら日本一になれるのか全く見えません。
「あいさつ日本一コンテスト」みたいなのがあれば分かりやすいでしょうが、そんなの聞いたこともありません。
案の定、この小学校に通う児童たちは知らんぷりです。
だって、どうやったら日本一になれるか分からないのに、がんばりようがないですもんね。
これが悪い目標の例です。
抽象的であいまいなんですよね。

それに対して
「朝の会が始まる8:25までに、クラス全員におはようのあいさつをする」
という目標だったらどうでしょうか?

やるべきことが明確で、何人とあいさつできていないかもすぐ分かります。
また、自分の行動次第で達成できることで、ちゃんとやれば達成可能です。
そのうえ、やるべき時間も明確です。

こういった目標だったら・・・、
児童たちも毎日目標達成に向けてがんばって取り組んでくれるのではないでしょうか。

これらの特徴をまとめて、覚えやすい形にするとこうなります↓

Specific      具体的で
Measurable     計測可能で
Action oriented 自分の行動に基づく
Realistic      現実的で
Timely      今やるべき

↑の頭文字をとって『SMART(スマート)』と呼ばれています。

これを使って、最上位目的から段階的にブレイクダウンしていくのです。
つまり、最上位目的を達成するための大目標を設定し、大目標を達成するための中目標を設定し、中目標を達成するための小目標を設定し、さらに小目標を達成するための零細目標を設定する、という感じに。

こうやってたくさんの小目標や零細目標を作っていきましょう。
そうすると、1つや2つ目標達成できなくとも、別の目標を改めて追いかけられます。

しかし、ちゃんと目標をクリアできれば「よし!次も!」とモチベーションは上がり続けます。

これは脳科学的にも認められています。
目標を達成すればドーパミンが分泌され、モチベーションが上がる。
達成感を感じればセロトニンが分泌され、充足感・幸福感を感じる。
なので、圧倒的に継続しやすくなるのです。

逆に、ダイエットで言うと「とにかく今より細くなる」とか「できるだけ痩せる」のような抽象的な目標だと達成感も何も感じられません。
だから続かないのですよ。

いいですか?
意志が弱くても逃れられないような『最上位目的』を設定して、そこからモチベーションが上がり、思わず続けちゃうような『目標』を設定すれば、あとはエスカレーターに乗っているのと同じ、楽に習慣化できちゃうんですよ!

えっ⁉️
とはいえ、やっぱり意志力って必要じゃないかって⁉️

そうですか・・・。
じゃ、次回はその辺りを解説していきましょうか。

というわけで今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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