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5,000ビュー突破した過去記事の振り返り③「定年退職」他

2023年8月5日現在で5000ビューを超えている記事は全部で12本。客観的に見てもnoteで5000ビューを超すことはかなり難易度高めだと思います。

noteはどうしても新作記事を中心に読まれるプラットフォームなので、ビュー数を獲得するためには、フォロワー数を増やして「初速」を稼ぐ必要があります。

もしくは「今日の注目記事」など、編集部の公式のオススメに選ばれて、一気に数字を取る手もありますが、これはおおよそ現実的ではなく、僕も1000日近く続けていますが、一度も選ばれたことはありません。(#マンガ感想文の記事まとめには30回くらいは選ばれてますが)

最近はお陰様でフォロワー数も伸びておりますが、5000を越えるためにはフォロワーだけでなく、Googleの検索から流入してもらわないといけません。逆に検索ワードの上位記事になれば、中長期的にも読まれ続けることになります。

よって、ここで紹介している5000ビュー突破記事というのは、どれだけ検索されたかを示す数値なのだと考えられるのです。


さて、今週は個人的に夏休みをもらって田舎に引き込んでいるため、新しくレビュー記事を書く環境にはないのですが、そういう時こそ、過去に残した記事に活躍してもらうチャンス。

なかなかレアだと思われる5000ビュー突破記事をご紹介していきたいと思います。

これまで8本の記事を取り上げてきましたが、本稿では9番目と10番目の記事を振り返りたいと思います。これまでの記事はこちら・・・。


超高齢化社会・食糧問題を予見した『定年退食』/ディープ&ダーク短編集①
2021年8月17日掲載
5505ビュー(2023年8月5日現在)

この春、藤子・F・不二雄先生のSF短編集が10本ドラマ化されました。当然全て食い入るように拝見しましたが、この『定年退職』はその中でも出色の出来栄えではなかったかと思います。

主演の二人に、加藤茶と井上順のコメディアン(?)コンビを配し、ユーモアも感じさせる雰囲気と実はかなりブラックな内容を良いバランスで映像化できていたかと思います。

藤子作品の特徴には、ユーモアセンスが抜群ということがあるのですが、そのユーモアが逆に背筋を凍らせるような決着を引き出す働きをすることがあり、そうした作品群は読後に強いインパクトを残すのです。

この記事はもともと読まれていたのですが、ドラマ化の発表~ドラマの放送で急激にビュー数を伸ばした作品です。藤子Fノートでは、主に「ドラえもん」などでテレビで取り上げられた作品のレビューは、放送前後で急上昇するのが常でして、こうしたことで過去記事が再活性されるのは嬉しい限りであります。



のび太としずかの入れ替わり 藤子F「とりかへばや」物語 ②
2021年2月23日掲載
5291ビュー(2023年8月5日現在)

男女が入れ変わる。親子が入れ替わる。自分の子供時代と入れ替わる・・・。藤子作品には、こうした入れ替わりの物語が非常に多い。この記事では、そうした入れ替わり作品をいくつか抜粋した内容となっているのですが、自分としては不十分な出来だと感じています。

この記事を書いた後も、入れ替わりのお話を多数見つけていまして、内容的に不完全燃焼のまま、アップしてしまっているような状況なのです。他のビュー数の多い記事と比べてスキの数が少ないのも、そうした不十分さが読者に見透かされてしまっているからかもしれません。

こうした反省から、どこかの段階で藤子作品全体を見渡した「入れ替わり作品」の考察を記事にまとめたいと考えています。ただ、今は時間がないので、少し先になりそうですが・・・。

それにしても、本稿は具体的な作品名をタイトルに入れていないので、検索キーワードに引っ掛かりにくく、どうしてビュー数が伸びているのか謎です。しずちゃんとのび太が入れ替わるという内容が、記事を読んでやろうかと思わせるのかもしれません。




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