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藤子Fノート
2021年5月8日 19:56
藤子不二雄両先生の映画好きは有名だが、その結果「オバケのQ太郎」などの藤子F作品には、「映画」をテーマとしている作品が非常に多く存在する。特に映画作りの裏側を描いた作品は数知れない。そこで、映画撮影のバックヤードを描いた作品をいくつか選んで、藤子先生の映画愛を検証してみたいと思う。「藤子Fザ・ムービー」と題して、全4回の連載企画を予定している。これをきっかけに、映画ネタ作品リストを作っていけれ
2021年5月7日 20:09
二度の世界大戦を経験した人類だが、第二次大戦後、新たな覇権争いを勃発させ、西側・東側に世界を二分した冷戦時代へと突入する。日本は戦争放棄を明記した日本国憲法を金看板にして、直接的な戦争に関わることを避けて、戦後復興を図っていった。しかし主に米ソの核兵器の開発競争は、キューバ危機などの一触即発の事態を引き起こし、世界を激動させた。当然、日本も安穏とはしていられなかった。核戦争や世界の破滅が今より
2021年4月18日 17:15
パーマンが活躍するにはパーマンセットが必要なのは言うまでもない。力を増幅させるマスク、空を飛ぶことができるマント、仲間との通信や酸素ボンベとして役立つバッジ。事件や事故を解決するには、どれも重要である。しかしもう一つパーマンに必要なもの、それがコピーロボットだ。ヒーロー活動において大事なものは、ヒーローの力だけでなく、ヒーローとして活躍できる「時間」である。小学生とパーマンの二足の草鞋を履
2021年4月5日 19:25
西部劇の魅力。ポイントは無法地帯というところかなと思っている。まだ開拓の途上にあるので、秩序が成り立っておらず、それにより人々は希望を抱いている。何でもありの世界だから、のし上がるチャンスがある。西部に集まってきた人たちは、一攫千金を夢見ているのだ。その一方で新しく生まれた富を独り占めしたがる強欲な者も現れる。強者が弱者を追いやり、新しい世界の君主として振る舞おうとする。西部とは、人間
2021年3月19日 20:21
パーマンは、マントとマスクがあれば、誰でもなれる。つまり、僕でもヒーローになれる!パーマンは、そういう親近感が湧くヒーローである。それゆえ、パーマンの活躍は自分のことのように思えるし、ピンチの時は自分も追い詰められている気持ちになる。今回は、そんな感情移入たっぷりのパーマンが、絶体絶命の危機に陥ったエピソードを3つほど取り上げて、かつての少年の気分に浸ってドキドキしてみよう、という記事とな
2021年1月11日 12:51
本日のテキスト:『バナナと拳銃』「小学三年生」1967年2月号/藤子・F・不二雄大全集3巻本稿のポイント:★ブービーはやっぱりバナナが好き★ピストル密輸団との対決の行方は?★パーマンとブービーの凸凹コンビぶり発揮!パーマンとブービーの二人だけの活躍を描いた回を見てきたが、本稿がその第三回目、最終回となる。これまでの記事はこちら。『バナナと拳銃』探し物の名人ブービーが、おもち