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【シェア街住民インタビュー】リアルと幸せを撮るカメラマン・山内康平

シェア街の住民紹介、記念すべき1人目はLittle Japan住民のこーへいさんにお話を伺いました。

「リアルな表情」「幸せな瞬間」を撮ることが自分の強み。

現在の仕事内容を教えてください。

山内康平(以下、こーへい):フリーランスのカメラマンをやっています。主には、「人物撮影」をおこなっており、イベントの撮影や企業の取材、一般の方のポートレート撮影の3つがメインです。それ以外にも、イベントの企画など色々なことをやっています。

メインはカメラマンということですね。仕事をするうえで大事にしていることはありますか?

こーへい:「幸せな瞬間」と「リアルな表情」の2つを撮ることです。6年間カメラは趣味だったのですが、縁あって仕事としてカメラマンを始めました。初めは、「満面の笑みの画を撮る」ことを目標としていましたが、それではクライアントを満足させることはできないと気づいたんです。「満面の笑みの画」って誰でも撮れるんですよね。自分にしかない強み、自分にしか撮れない画は何か考えた結果、「人と人との対話」からしか生まれない「リアルな表情」「幸せな瞬間」を撮ることだったんです。

撮影の時は、必ず対話をするようにしています。最初はカメラも持たないようにしています。特に、ポートレート撮影の時は、被写体の方が緊張してしまって、リアルな表情を引き出すのが難しいんです。人と人との対話を通して緊張をほぐしてからカメラを持ち、撮影を始めるんですよね。リアルな表情を引き出せるコミュニケーション能力が僕の強みだと思っています。

カメラマンになったきっかけは、どんなことだったんですか?

こーへい:周りの方々のご縁ですね。元々、Little Japan(東京浅草橋にあるゲストハウス)では、週に何回かイベントを開催していたんです。イベント主催者の方から、その時は趣味だった写真撮影を仕事として任せてもらえるようになってきました。本当に皆さんのおかげだと思っています。

趣味として写真撮影を始めたきっかけは、「大学時代の友人が撮っていた写真に憧れたこと」と「宮崎あおいさん主演の“ただ君を愛してる”という映画に感銘を受けたこと」です。僕も周りの人やもっと遠くの誰かに感動を与えられるものを届けたい、記録として残したい、と思い写真を始めました。

ただ写真を始めたものの、やっぱり苦しい時期はありました。それが、写真をとることが趣味から仕事に変わった時ですね。クライアントさんの要望に応えることがなかなかできず、苦労しました。自分がベストだと思った写真とクライアントさんが求めている写真の間に解離があり、その差を埋めることができなかったんです。克服するために、知識を身に付けたり、クライアントさんに直接聞いてみたりを繰り返しました。

苦労をした時期もあったんですね。カメラマンとして、お客様にどういう存在でありたいですか?

こーへい:まず人として友達でありたいと思っています。そのうえでカメラマンとして、オールマイティでありたい。また、カメラマンとして、波長の合う方と仕事をするようにしています。波長があまり合わない方と仕事をしていても、次につながらないと思っていて。仕事を通して、自分のファンというか、本当の友人を増やしていきたいです。

シェア街に参加したきっかけは、「オンラインコミュニティに慣れたかったから」

シェア街に住民として参加しようと思ったきっかけはなんですか?

こーへい:理由は2つあって、「Little Japanのみんなが好きだから」と「オンラインコミュニティに慣れたいと思ったから」です。実は、オンラインコミュニティが苦手で(笑)正直、オンラインって情報量が多すぎてついていけないんです。実は、仕事以外であまりインターネットを使いたくなくて。

でも、リアルの交流だけでなく、苦手なオンラインも通して、世界中ともっとつながりたいと思ったんです。なので、オンラインとリアルの融合である「シェア街」の成長過程を見たくて、興味本位で参加しました。

そうですよね。運営側も情報量が多すぎるとは思っていて。住民・関係住民が参加しやすくなる案があったら教えてください。

こーへい:「オンライン交流会」がいいと思います。15分くらいで、実際にslackの操作を運営と一緒にやってみたり、改善した部分のフィードバックを聞いたりするのがいいと思います。
単純に情報量が多い以外にも、どのチャンネルを見たらいいかわからないという課題もあると思います。チャンネルが多いのも悪いことではないですが、把握できるコツを教えてほしいです(笑)

コミュニティに関わるうえで大切にしていることはありますか?

こーへい:1つ目は、自分自身が「本音でいる」ことです。2つ目は、人と人との共通点を見つけるために、自分の仕事や趣味・考えなど「情報開示をする」ことを心がけています。コミュニティってさまざまな人がいるからこそ、
たくさんの方々にとって居心地のいい場を作りたいですね。

「居心地のいい場」って大切ですよね。今後、シェア街でどんなことをしたいですか?

こーへい:写真を絡めたイベントをしたいですね。カメラを持ってシェア街を歩く「シェア街フォトウォーク」とかいいかもしれません。もちろん要望があれば、写真の撮り方も教えます。プロアマ関係なく投稿してもらう、シェア街のオンライン写真展もいいですね。

あと、シェア街の中のことで言えば。「フレンドパーク」と「オンライン交流会」の中間的な感じでの中間の、3~5人で気軽にできる交流会があったらいいなと思います。先日、オンライン交流会に参加したのですが、人数が多すぎて、あまり話せなくて。1対1だと緊張しちゃうのでから、少人数の交流会をしたいですね。

夢は「桜の桃源郷」をつくること

カメラマンとして今後やりたいことはありますか

こーへい:「桜の桃源郷」をつくることが僕の夢です。山や島いっぱいに桜の木を移植して、僕の友人を呼んで撮影したいと思っています。そんな画を撮りたいですね。

桜って日本の宝だと思うんです。実は、日本の桜は、品種改良されて400種類もあるんです。品種によって、花びらの枚数・形・色が全然違うんですよ。外国人だけでなく、日本人でも知っている方って少ないですよね。日本の桜のすごさを、僕が伝えたいです。

シェア街の皆にも来てほしいですね。

最後にシェア街の皆さんに一言お願いします。

こーへいさん:シェア街の皆さん、友達になってください!いろんなことを語り合いましょう!


【クレジット】
編集:西野まな
執筆:かねこりな
写真:提供写真


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