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アーユルヴェーダ

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2020年1月の記事一覧

人間だけが目指せる場所

人間以外の生物、
動物は自由意志を持たないと
いわれています。

自然の摂理に沿って生きていますから、
自由意志もなく、迷いもなく
迷いがないので、悩みや後悔もありません。

これが他の動物と人間との大きな違いですね。

生物や動物は、迷わないし、悩まない、

人間は自由意志があるから迷って、悩みます。

こうやって考えると
生物や他の動物がうらやましくも思えますが(笑)

でも、迷って、悩むから

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病気が発症するまでの6段階

「私たちはなぜ病気になるのか」

アーユルヴェーダでは、
起こってきた出来事には
それ相応の原因があると考えます。

そたため、
もし、今、病気が発症しているのであれば、
そこにはそれなりの原因があった、
ということになります。

アーユルヴェーダでは
この病気の原因を探る学問を
「サンプラープティ(病因論)」と呼び、
とっても重要視しています。

なぜなら、
「結果」=つまり今出ている症状を変え

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今の「気分」と「思考」に気づく

私たちは日々、意識していないと、
悪い方へ悪い方へ
否定的な方へ、否定的な方へ
ものごとを考えてしまいます。

ぼ~っ、と
思考のなすがままにしていたら、
目の前で起きる物事を
悪い方に悪い方に捉えてしまい、

「なんで私の毎日は大変なことばかり起きるの?!」
となってしまう、ということですね。

私たちが体験する出来事は、
自分の内側を映し出したものですが、
普段の生活の中では
私たちはなかなか

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音と病気の関係

この宇宙に存在するすべてのものは、
固有の振動数を持っています。

38兆個と言われる
私たちの細胞も
臓器も骨も血液も、
固有の振動数を持っています。

それらの振動数が共振して、
調和されているときはすべてのものが
スムーズに循環して
健康でいられますが、

何かの不具合で振動数が狂って
不調和を起こすと、
心身に不具合が生じてきます。

これらの病気を今は
薬や手術などで治療していますが、

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お白湯をちびちび飲む

アーユルヴェーダの
古典医学書である
チャラカサンヒターには

「生命に命を与える食物も、
不適切に取り入れたならば害をなし、

生命に害となるはずの毒物も、
適切に用いられたならば
不老長寿の妙薬となる」

とあります。

私たちは
ついつい食べ過ぎてしまったり、
今の自分には必要ないと思いつつも
食べてしまったり
することがあります。

そんな時には、
なんとなく身体が重たくなったり、
気分が

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最終ゴールを忘れない

アーユルヴェーダやヨガ、
瞑想やインド哲学、禅などなどによって
自分を深く知った人は、
自分であること以外に幸せの条件を求めません。

自分を深く知った人は、

幸せになるために、
何かを買ったり、
手に入れたり、
どこかへ行ったり、
何かを成し遂げようとしたり、
何かを達成する必要がないことを
知っています。

今のそのままの自分を認めて、
周りの人や世界を信頼して、

身体と心の力を抜いて、

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冷静さ、離欲、無執着

「ヴァイラーギャ」

「冷静さ」「離欲」「無執着」などを訳されます。

冷静に、客観的に事実を見つめ、
執着に捕われない、
欲から離れた心を意味している言葉。

私たちは常に、
周りの情報や流行に流されていて、
日々迷い、
なんだかよく分からないまま、
いろいろなものを追いかける
落ち着きのない生活を送っています。

そのため
その時、その時に
「これが手に入れば幸せ!」とおもうものを
手に入れて

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食品アレルギーを起こさないために

アーユルヴェーダの代表的古典教科書である
『チャラカ・サンヒター』には

「食べ物は命である。
正しく食べれば若さと長寿を約束するが、
間違った食べ方をすれば体内に毒素をつくり、
いずれ死をもたらす。」

とあります。

最近は、
穀物や乳製品など
人間が昔から食べてきた食品に対して
アレルギー反応を起こすが増えています。

これも、
体内に毒素を作り出してしまっている
反応のひとつになります。

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