病気が発症するまでの6段階
「私たちはなぜ病気になるのか」
アーユルヴェーダでは、
起こってきた出来事には
それ相応の原因があると考えます。
そたため、
もし、今、病気が発症しているのであれば、
そこにはそれなりの原因があった、
ということになります。
アーユルヴェーダでは
この病気の原因を探る学問を
「サンプラープティ(病因論)」と呼び、
とっても重要視しています。
なぜなら、
「結果」=つまり今出ている症状を変えるには
なんであれ、
その原因となったものを
変えていかなければならないからです。
アーユルヴェーダでは
ヴァータ、ピッタ、カパそれぞれのドーシャには
固有の居場所がある、と教えています。
ヴァータであれば、
腸、腰、大腿部、耳、骨、皮膚など
空間のある場所や流れのある場所、
ピッタは、
へそ、胃、汗、血液、目、皮膚など
消化や血液機能に関係した場所、
カパは
気管や気管支、肺などの胸部、咽喉、
鼻腔、頭部、関節など
粘液の溜まりやすいところが居場所になります。
これらの部位に
何かしらの原因で、
ドーシャが蓄積することを
病気の発症の第一段階、と
アーユルヴェーダでは考えます。
この第一段階の時点では
まだ私たちは自覚症状はありません、
ちょっとしたストレスや、
飲みすぎや食べすぎ、
睡眠不足や、働きすぎ、などで
私たちのドーシャは日々、少しづつ乱れますが、
その日中に調整をして、
調えていれば
病気を大きく発症することはなくなります。
また、
私たちの身体や心が正常な状態であれば、
たとえドーシャが蓄積したとしても、
反対の質のものを欲して、
そこでバランスをとるようにできています。
たとえば、
仕事のしすぎでヴァータが増加した時には、
休むことによってこれを鎮静化したくなりますし、
寝すぎや運動不足などで
カパが増加した際には、
なんとなく身体を動かしたくなるものです。
また、
ピッタが増加するような辛いものを食べていたら、
自然と、甘いものでこれを打ち消したくなるものです。
カレーのあとのチャイやラッシーは
まさにこれに当たります。
このように
本来の身体と心の声に従うことで、
私たちは自然と、
ドーシャのバランスがとれるようになっています。
けれども、
身体と心に
アーマ(未消化物・毒素)が溜まっていると、
身体と心は正しい判断をすることができず、
ますますドーシャの蓄積が増加、悪化させて
いくことになります。
これが発症の第二段階になります。
この頃に、
ようやく私たちは、
あれ・・・なんとなく不調かも、、、と
気づくようになります。
このように
アーユルヴェーダでは病気の発症には
必ず原因があり、
このドーシャの蓄積~病気の発症、慢性化までを
六段階に分けています。
今日は2段階目まで書きましたので、
続きはまた今度書きたいとおもいます。
関東方面は、
昨日は雪、今日は20℃の春日だったようですね。
世界的に
異常気象も続いています。
風邪やインフルエンザも流行っています。
身体と心の調和がますます取りにくくなっていますが、
こんな時こそ
自分の身体と心のバランスを
常にチェックをして、
病気の発症の第一段階や第二段階の時点で、
しっかりと立ち止まって
原因を追究して、
バランスを戻すようにしたいですね。
(write by アーユルヴェーダ専門サロンMyCocoon)
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ヨガとアーユルヴェーダ、瞑想、インド哲学の叡智をもとに
「第三の目(松果体)」の活性を目的に
最高技術を常に追求し続けている
松果体活性マッサージ専門店「ZENのじかん」
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