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2022年10月に観たライブ(ハンブレッダーズ×KANA-BOON/Cwondo×えんぷてい×踊れない僕ら)

10.20 ハンブレッダーズ「秋のグーパンまつりZ」@ Zepp Nagoya(ゲスト:KANA-BOON)

ハンブレッダーズ恒例の対バンツアー「グーパン祭り」。今年は初の東名阪Zepp開催。名古屋は大阪の先輩KANA-BOONを迎えての2バンドによるバチバチなツーマンライブ。先攻のKANA-BOONを観るのは4年ぶり。フェスでずっと観てきたのでライブハウスで観るのは8年ぶり(Zepp FukuokaでやってたRockDaze Xmas以来)。ハンブレッダーズ は去年にKALMAとの対バンで観て以来。

その佇まいだけでテン年代のフェスの景色が浮かぶほどにある種の“象徴”的な存在だけど、その荒波をサバイブした末に「まっさら」みたいな驚異的な巨大アンセムと「スターマーカー」みたいな煌びやかなダンスチューンに到達してること、みんな知ってるのかな。あと何より演奏中にみんな物凄く楽しそうなのも良かった。健やかに、音を鳴らせる幸せを噛み締めてる。外野の声は聴き入れず、このロックで突き抜けていって欲しい。

後攻のハンブレッダーズはいきなり新メンバーのukistar(Gt)が「シルエット」のサビメロをギターで弾き、「ワールドイズマイン」に入るクライマックスすぎる幕開け。そこからずっとノーストレスで脳天を突き刺しまくる曲ばかりでずっと気持ち良かった。「プロポーズ」みたいな曲がちゃんと映えるバンドになりつつあると思う。なんかほんと、ハンブレとか観るとギターの音がうるさくてサビでみんなで歌う曲こそが最強なのだと思えてくる。そういう、ロックバンドをやり抜く喜びが充満しまくった1時間だったし、ライブハウスが帰ってきたことをすごく体現していた。


2022.10.21 presents by 踊れない僕ら『積読者の便り』@ell FITS ALL(Cwondo×えんぷてい×踊れない僕ら)

名古屋のバンド”踊れない僕ら“の初自主企画。ゲストのえんぷてい(こちらもフロム名古屋)は名古屋城でボーカルさんの弾き語りを観て是非とも観てみたかったし、何と言ってもCwondoが観れるというのが気になった。どんな形式のライブをやるのか、という興味。

1組目Cwondo、だいぶヤバかった。自分の曲を素材にし、無茶苦茶に掻き回しながら確かに高揚感へと繋がっていく、DJセットの極限に達するようなアプローチのライブ。Cwondo氏のMCでの挙動含め、リビングから宇宙へ飛ばされるような狂気を感じた。黙々と爆踊りし続けてしまうよ。朝4時くらいにおかしくなって観てえやつ。

2組目えんぷてい。これが凄かった。音源と別アウトプットな感じで驚くばかり。メロウさも抜群だけど、ギターワークはサイケさもあるし、と思うとノイジーに振り切れる瞬間もあって、もう既にこんな洗練された美しい流れを持ってるバンドなのかと。終盤のうねるような繋ぎ、震えた。早くミツメとかと対バンして見つかってほしい。


トリであり主催の踊れない僕ら、大実直にポップソングをやってる感じで既にメジャーでやってる姿が見えまくる。川谷絵音以降のピアノアレンジとボカロ系譜も感じる技巧メロディ、あとコーラスも擁するリッチな編成。最後まで色んな影響源を感じつつ、ボーカルの歌のうまさが芯通してた。しかしよくぞこの対バンを揃えたなと!



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