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刻み込まれた色で生きるのだ

男性陣は、なんでそんなに
映画ゴッドファーザーがお好きなんですか。
私も仕方なく、たぶん10回くらいは観ています。
あれは、だいぶエグいです。

胃腸の弱い主婦の、毎日食べる日記です。

皆さん、体調はいかがでしょうか?


私の初めての映画館デビューが
叔母に連れて行かれたホラー映画サスペリア。

夫が小さい頃に初めて映画館デビューしたのが
何を間違えたのか
由美かおるさんの色っぽいやつ。

家族4人分のチケットを無駄にしたくなかったの
か、最後まで皆んなで鑑賞したらしいです。
それが、ものすごく気まずい雰囲気だったそうで
義父と兄弟2人は、たっぷり2時間の地獄です。

こういうとき、女性はどうなんでしょう…
義母は比較的、冷静だったようです。
チケット購入したお義父さん、一体どうしたのか。

唯一の救いが、由美かおるさんの色気は
爽やかでチャーミングだったこと。
今は亡き、堅物で職人気質の義父…
当時の若かった義父は
由美かおるさんが好きだったに違いないと
私は踏んでおります。


そして映画サスペリアは、ホラー映画の金字塔と
言われています。震え上がりました。

あんなものを見せようという普段優しい叔母も、
一体どうしてしまったのか。
流行っていたから、見せてあげたいと思ったのか…

各国から集まった優秀なバレエダンサーのための
ヨーロッパの名門学校が舞台で、
ダンサーたちは敷地内の寄宿舎に住みながら
バレエひと筋の生活を送るんです。
一度入学してしまえば、
二度と外には出られないイメージの
ありがちな設定です。

二度と外に出られないというのは
あくまで私のイメージであって、
悪魔のターゲットにされないダンサーたちは
自由に外に出られるのでしょうね。

このホラー映画そのものの筋には
あちこち足りない部分があって、
作品としては、すごく荒削りなんです。

そして学校内の、とある片隅には
だまし絵のような美しい壁があって
浮き出したアイリスの花の飾りが見つかります。
その青いアイリスを回せば
秘密のドアが開くという、
クライマックスへの導入場面があるんです。
見てはいけないものを見ることになります。

これが猛烈に怖いんです。


以来、青いアイリスを回すのよ、というセリフが
耳元や頭にこびりついて離れません。
大人になっても何かすると
ことあるごとに思い出すのです。
「アイリス」というワードや、「青い」という
色の表現で。

青い花、という言葉すら危険でして、
怖かった記憶が甦ることがあります。
でもノヴァーリスの作品『青い花』は名著であり
あの名作に何の落ち度もありません。
私には、この作品名が恐ろしいだけです。


サスペリアは、イタリア映画です。
イタリアらしい色の使い方をしていて
強烈に私たちの視覚に訴えかけてきます。
特に、部屋の赤い照明やワインの色など、
赤の使い方が印象的です。

皆さん、よろしかったら映画サスペリアの
作品としての鮮烈な色使いを
一度「勇気を振り絞って」ご覧ください。

お薦めはできませんが、ま、そうおっしゃらずに
どうぞどうぞ。


私たち夫婦それぞれの映画館デビュー。

お若い頃のチャーミングな由美かおるさんと
青いアイリスを回すのよ…

どちらの作品も夫婦にとっては地獄でしたが
今では懐かしい思い出です。



いろんな色が、いろいろ。

由美かおるさんのは置いといて、
ゴッドファーザーも、サスペリアも、
イタリア映画です。
(↑ゴッドファーザーは製作アメリカ映画だそうよ)
またしても、冒頭を書き出してから、
あららと気づきました。
いつもそんな感じで書いています。

私はだいたい、ぶっつけ本番で書きますので
嫌がらせのような長い記事になってしまって
あちこちに流れる私の勝手な妄想ですから
皆さんには本当に、適当に流して頂きたいです…

しかし、「色んな色が、いろいろ」という言葉は
変ですね。色が3つも並んでいますよ、これ。
あれれ、4つにも見えますか?一体これいくつ??


イタリアといえば、ルネサンスとイタリア絵画。
ルネサンスのイタリアは
絵画史上、重要な画家が集結しています。
今更ですが、びっくりするくらいです。
芸術と哲学の集結です。

でもルネサンスのイタリア絵画は、例外を省き、
あまり日本にやってきません。
持ち出すことができないくらい絵画の状態が
悪かったり、
建物の壁や、板張りに直接描かれていたり、
やたらと大きい作品だったり、
年々劣化する一方ですから
保険金が高すぎて交渉できないなど…

だから、日本でお目にかかる機会は少ないのです。
海を越えてやってくることが、今後は更に
なくなっていくと言ってもいいでしょう。

ルネサンスのイタリア絵画は、海外のあちこちに
散らばって所蔵されていますので
それぞれの現地に行って観るしかありません。
間近で、できるだけたくさんの作品、
あの色を観てみたいとは思いますが。

イタリア絵画の色彩は、なにも赤や、
明るくどぎつい色ばかりじゃありません。
黒!黒の深みがまた、すごいんで。


いつだったかスペイン教会で重要な絵画に、
絵の劣化が気になった素人さんがよかれと思って
絵の具で上書きしてしまうというニュースが
繰り返し流れていました。
その辺りのおおらかさが、さすがです。

私は思わず声に出してしまいましたよ。
ちょっとぉお!!やめてや、何やってんねーん!
まさかの上塗りに心底、仰天いたしました…

世界の名画を今後どうやって守っていくのか。
国によって対応が様々で、
質にどんどん差が開いていくのでしょうね。



大阪まで足をのばして
メトロポリタン美術館展に
行ってきました。

え?、さっきまでの話は、全部が前振りですか~
とお嘆きの皆さん、本当にすみません。
美術館にご興味ない方は、
ここで引き返して頂きたく思います。
ただでさえ時間のない繁忙期ですもんね…


私は家人に呼びかけました。
「なんとか仕事を休んでほしいねん!」
「こっちも頑張って時間を作るから!
今回、これ絶対に逃したらあかんやつやねん!」
と。
家人は、何をねだられるのかと
一瞬、顔が固まって怯えていました。

私、普段は無欲ですので、いつか大きいお願いを
されるように思っているのかもしれません。

年末に向けてダイヤモンドとか要求されるのかと
思ったらしく
「そんな食べられへんモンは、私いらん」
と言って安心させておきました。

大阪の地に降り立って、まず真っ先に
やったこと↓
たこ焼き食べました。

今年はもうこれで思い残すことはありません。
夜ご飯も、店員さんの明るいサービスを満喫。
大阪では、どこでも吉本新喜劇並みの
ボケ突っ込みが基本ですので。
ザッツ大阪。
コロナが落ち着きましたら、
皆さんも暑苦しいと思わずに、どうぞ大阪まで
足をお運びください。



大阪市立美術館で行われている、今回の
メトロポリタン美術館展。
もともと大阪出身の私は、久しぶりに懐かしの
界隈。数えきれないほど通った美術館です。

今回、作品が3つの構成に分かれており、
時代の流れに沿って設置されています。

通路から抜けて第一、第二の広間に入りますが
美術館は、広間に足を踏み入れる際に配慮します。
通路を通る時にテーマや目玉となる作品が
真正面に見える位置に持ってくることがほとんど
です。

通路を通り抜けて、広間に入った瞬間、
視野に広がりを持たせる配慮と共に
バーン!と名作が目に飛び込んでくるように
名画中の名画を真正面に配置しているわけです。
どうだ、すごいだろぉ!!みたいな感じです。

美術展では、
そんな「今回のお題」のようなテーマを
どんな配置にするか試行錯誤しながら
心に残る演出をしてくれます。
目玉となる作品を、人の目線や導線を考えながら
いちばん目につく場所に掲げることをするんです。


今回の、そんな目玉になる派手な演出ですが。
大阪公演では、通路から開けた正面に掲げたのは
チケットにも掲載されているメインヴィジュアル
であるカラヴァッジョと、
そして、エル・グレコなどでした。
見た瞬間、非常に鮮烈で、キューッとフォーカス
されているかのような錯覚を起こします。
今回は、目玉ばかりの名作揃いです。
一等地に掲げる絵画を決めるのは、
演出する側にとって並大抵ではなかったでしょうね。

美術館の開催は、広さの条件などでも違ってきま
すから、それぞれの開催地での演出になります。
広間での配置も面白いですので、ここにも注目し
たいところです。


ルネサンス初期~19世紀末のポスト印象派までの
名画が観られる、今回のメトロポリタン美術館展。
500年に渡って代表する巨匠の名作を一挙公開です。

文学にご興味あるお若い方たちにとって、
ルネサンス期の作品は特に
古典文学の題材になっている絵画に触れられる
絶好のチャンスですので、
まずは自分の自由な発想で観賞し、その上で
実際の背景や深掘りも楽しんで頂きたい。
はい、妄想がすべてです。

この度、日本では初公開の作品も多く、
メトロポリタン美術館の主要作品から抜粋された
珠玉の名品が揃っています。
大阪の後には、東京公演となります。
イタリアだけでなくフランス、ドイツ、スペイン
ベルギー、オランダ、イギリスなどの名画が、
これでもか!と、てんこ盛り状態でした。


もうこれからは、
特にイタリア・ルネサンス初期の絵画に関しては
観られるチャンスがほぼ無くなってきますので、
ご興味ある方はどうぞ
ご予約した上で行かれることをお勧めします。

まだまだ混雑は避けたい時期です。
密にならないよう日付と時間の予約制になって
います。
感染対策バッチリにして、お出かけください。



あなたはどの色を好むか

イタリアは布織物や染色が盛んな国だったのが、
現在は北部に中国の大手工場が入り込んでいて
地元の染色技術が危ぶまれているという問題が
あります。
お安く製造可能な中国製に取って変わられている
んですね。アジア人は、手先が器用なので、
多方面でもよくあることです。

私が若かりし頃は、お洋服やバッグ、スカーフ、
ハイヒールや、ロングブーツなど
全てのおしゃれ品は
イタリア製が、最高級品でした。

イタリア独特の色彩、
映画界の色使いでもそうですが
イタリアの染色は、印象深い色を作りますよね。
革製品やガラス工芸品もそうでした。

パッと華やかな色が目につきますが
渋めの布生地も、
繊細でマットな淡い生地もあって、
色の豊富さが特徴です。

男性の黒いスーツは、高級感と品格があります。
黒の深みを出す染色技術は特に難しいのです。
鮮やかな色のスーツも素晴らしい上、
現地では、さらっと着こなしてしまう男性が沢山
いらっしゃいます。

でもイタリアは、デザインも色も素晴らしいのに
生地の耐久性で言えば、日本やイギリスには
負けてしまうんですよ…
イタリア製の生地は、しなやかなんですが
強度がやや弱いんです。
他国に引っ越し公演ができない絵画のことを
思い出させます…ちょっと惜しいですね、
儚げです。


私たちは皆、自分の審美眼に刻み込まれた、
自分の色を持っており、知らない間に染み付いて
いるような気がします。

子供の頃、イロガミを使って遊ぶのが
特別好きだったのですが、
どうしてあんなに楽しかったのかなと思います。
折り紙にして遊ぶよりも、
好きな色の紙をちぎって貼りつけたり、
輪っかにして連結させて首飾りにするのが
好きでした。

好きをまっすぐそのまま受け止めて、
いつも私はラベンダーのような紫と、淡い桃色、
ごく薄い水色を選びました。
おやつのジェリービーンズも、
マーブルチョコレートも、
必ずラベンダー色の紫を選びました。


昔は一般的な色の呼び方が、今と少し違います。
みんな「ラベンダー色」なんて言わなかった。
せいぜい薄紫色とか、青紫色とか、
すみれ色ならびにヴァイオレットという言い方を
していました。

薄桃色や、苺色とは、今では言わない。
あんず色も、今では聞かないですね…、
アプリコットピンクや、コーラルピンク、
ベージュピンク、ピーチピンクって言えば
通じやすいでしょうか。
カラシ色や山吹色が好きでしたけど、
今じゃ、マスタード色というのでしょうかね。

日本の色彩感覚を表した「和色」というのは
面白いです。やっぱり山里を思わせる表現の言葉
が多く使われていますし、
和色自体が西洋の色とはまるで違う。
絵画を観ていると、ヨーロッパ勢は人間らしくて
生々しく力強いですね。

日本は非常にあっさりとしていて、朝霧や、風や
空気など、自然がデフォルメされた美を求めると
いうか。
日本絵画は、竹林のような風景でも、
いかにして粋な職人技を活かせるか
そこを大事にしているようにも思います。
丁寧で細かいのに、削ぎ落とされた美です。


今回のメトロポリタン美術館展では、
フラスコ画やテンペラ画の繊細な色も、
油絵の生々しげな色も、たっぷり楽しめます。

迫力ある絵画は、カメラのレンズで焦点を集めた
ときの、目をそらせないような気迫を感じます。
ロックオン状態というのでしょうかね。
一眼レフをやっておられる方などは、
身近に理解して頂ける感覚だと思います。
遠くまで閃光を放つ、というのは
このことでしょう。
周りの空気までもが澄み渡る感じです。


西洋文化に刻み込まれた色は
私たちの感性からすれば斬新です。
海外の画家が日本の色に魅せられたようにですね。
国や文化が好んできた色や、
その人物のトレードカラーもそれぞれ違って
ちょっとしたところでも特徴が出てくるから
面白いです。

皆さんが好んでいらっしゃる色は、ひょっとして
ご自分そのもののイメージカラーかも知れませんね。

私はどうも昔から、
すっきりとした、ごく薄い紫が好きなようです。
ベッドカバーやクッションには
単色で淡いラベンダー色の草花が描かれた生地を
使っています。
自分では意識しているつもりはありませんが、
自分の部屋は似たような物で構成されています。


そんな私にも、映画ゴッドファーザーで
好きな場面がひとつだけあります。

若いときの主人公コルレオーネが
職場側の事情で、仕事を解雇されて
仕方なく帰宅するんです。

貧しい新婚生活の中、帰宅途中に
洋梨をひとつ買って帰り
妻に渡すシーンがありまして。
この時、撮影カメラは、ドア越しに引きの態勢で
夫婦のほぼ後ろ姿を捉える場面です。

すると妻が、まぁ!というような雰囲気で
お土産に少し驚いてみせるんです。
すごく控え目な「まぁ!」なんです。

そして二人一緒に食卓を囲むのですが、
テーブルの下で祈るように夫婦が手を繋ぎ
ささやかな食事を映し出す、短いシーンです。

普通に職にありつくことが難しい時代であった頃
のアメリカ。
これは、イタリア移民であった、
生活が苦しい時代の若き日のコルレオーネが
洋梨を新聞紙で大切に包んで持ち帰るんですね。
なにか特別なプレゼントのように後ろ手で持ち、
妻に喜んでもらおうと、穏やかな笑顔なんです。
そんな青年時代の仕草を、当時まだ無名だった
ロバート・デ・ニーロが演じています。

夫が新聞紙の包みから大事に取り出した洋梨に、
妻は、美味しそうねと、笑顔で答えるんです。
白いテーブルにそっと置かれた洋梨が、
静かに存在しています。静物画のようです。

果物ひとつで、この幸福感。
うまい描写だなあと思いますね。
この洋梨が非常に印象的でした。


その後は、皆さんがご存じのように
コルレオーネは一家を養うべく、
イタリア人独自のコミュニティや、しがらみ、
絆を巧みに使って、政治家をも取り込み
し烈なアメリカ社会で成り上がっていきます。
貧しい弱者に優しいコルレオーネですが、
強者に対しては手口が大胆で、手段を選ばない。
邪魔な者たちを、とことん始末していきます。
一族の暮らしぶりは圧倒的に改善されていき、
洋梨は、ダイヤモンドになっていきました。


そして後半、年老いたコルレオーネが
暗殺者たちに狙われる直前に
市場でオレンジを買う場面がありまして。
これも、なぜかしっかりと記憶に残ります。
コルレオーネが車を停めさせて、
市場の店頭で山積みにされているオレンジを
よーく吟味して選ぶシーンです。
手下に買いにやらせることなく、自分でオレンジ
を選ぶんです。
命を狙われる者にも些細な日常がある、という
当たり前のことなんですが、新鮮な感覚がありま
した。
映画ゴッドファーザーの全シーンでは
飲んだり食べたりする場面が、たくさん出てきます。

みなさんが映画を観られるとき、印象的だなと
お感じになるのは、どんなシーンでしょう?

私はどうしたって、食事の場面なんです(笑)


監督フランシス・フォード・コッポラが敬愛する
黒澤明からも影響を受けたこの作品。
全編を通して、多くの場面に暗い照明が使われて
いて、イタリア絵画のような「黒」や「暗闇」を
人間心理に基づいて、丁寧に描いています。

男性の皆さんは、繰り返しご覧になっている人が
結構多く、ちょっとしたセリフをも覚えている方
がおられます。
うちの家人もその一人ですが…
最近はエグ過ぎると感じるようになり
この映画をもう観られないそうです。



どうも自分には、刻み込まれた色がある。
ときどき、そんな感覚がよぎることがあります。
たぶん皆さんもきっと、そうなのでしょうね。
身近な色
馴染みある色
いつも選んでしまう大好きな色

刻み込まれた色を持ちつつ、生きている。
そして自分の中にはない、驚きを持って見る色が
たくさんある。
「色んな」人。
「色んな」人の人生。
色んな、という文字にも色が入ってますね。
皆さんは、どんな人で、どのような人生を送り、
どんな色をお持ちですか?


年末年始には、遠出で外出したり
美術や映画を観賞したり
一人の時間を大切にしたり
一眼レフを背中にしょって山を登ったり

日頃の忙しさ慌ただしさから解放されたいですね。
まだコロナの影響がありますから、人混みを避け
なければいけませんが。

主婦は食事作りから解放されたいです。
どうか男性の皆さん、そこのところのサポート
よろしくお願いします。←本音


和風れんこんハンバーグ、鶏ひき肉で。

中身は海老を叩いたすり身にすることが多いです。


焼き魚は、さわらの酒粕漬け
焼いた蓮根とカボチャ添え

焼けば完成。考える必要なし。


鶏むね肉と、野菜、半干し舞茸の柚子醤油炒め
みりんの代わりに蜂蜜が入っています。

一日置きで、しばらく、れんこんが続きました。


じゃがいも、人参、オクラ、豚バラ肉の豆豉炒め

無理矢理イタリアンカラー。

豆豉(トウチ)は中国の発酵みそ。
小さいじゃがいもは皮つきのままで
蒸すか、レンジでチンしてから、炒めます。
じゃがいもは、蒸して仕込みをしておくと便利です。

豆豉(トウチ)は、日本の赤みそより、発酵具合が
進んでいて風味が独特です。
赤みそに、醤油を混ぜたような味なんです。
これと代用できます。


最後に、粒の黒胡椒。引き立てを使っています。

ありがたいことに、
ご夫婦共有でご覧くださっているnoterさんが
おられまして。
お料理担当の旦那さ~ん、
粒胡椒は、ミルでガリガリするやつですよー。

豆豉(トウチ)なんて、わざわざ買わなくても
回鍋肉(ホイコーロー)的なアレを使ってくださーい


野菜をカッターで千切りにしたら、
ちりめんじゃこや、薬味をいっぱい入れます。
もうほんと、時間がないですからね…


正直、ゴマ和えだって、時間かかるんですよ。
ゴマやピーナッツをすり鉢で細かくしたら、
塩・きび砂糖をざっくり加えて
上からかけるだけでもね…
もう和えている暇もありませんよ。

ゴマやピーナッツは前もって多めに
すり鉢で細かくしてあります。
湿気にビクともしない密閉容器が大活躍。
その都度、すり鉢でスリスリなんてできません…


無糖のきな粉でも、塩・きび砂糖を加え
同じ使い方ができます。きな粉も香りが良いです。


切り干し大根キムチ

改めてのご紹介。
私は貧乏性なので、調味料を無駄にするのが
惜しいのです。

キムチの残り汁を捨てる勇気がありません。
せっかくの発酵エキスですから、
切り干し大根に吸収させてピクルスみたいにして
保存します。


自家製の食パンで、サンドイッチにしています。
わが家は、ピクルス代わりの切り干し大根キムチ
を挟みます。

今回は、レタス、ゆで玉子、
切り干し大根キムチ、紫玉ねぎスライスを挟んで
います。

うちは、お酢入りの味付きゆで玉子と、
切り干し大根キムチ、
玉ねぎスライスが常備してありますので
仕込みを使うだけで、すぐにできます。


ゆで玉子と紫玉ねぎの間に、
切り干し大根キムチが仕込まれています。


玉ねぎはスライスし、氷水につけてパリッとさせ
しっかり水を切ってから、冷蔵庫で保管。
サラダや和え物、炒め物、カレーやスープに
すぐ使えます。冷蔵庫にあったら安心。


切り干し大根、煮物だけでは、もったいないです
火を入れない使い方の切り干し大根も良いですよ。

キムチだけでなく、同じやり方で
甘酢に漬けるのも、よくやります。
生のまま干した大根を、漬け物にしますよね、
あんな食感です。

洋風ピクルスにしたいときは、
お酢に砂糖か、蜂蜜か、メープルシロップで
漬け汁のベースにして
ハーブやディジョンマスタードや、
粒マスタードを使います。

甘酢や、らっきょうの漬け汁を使うのもいいし
梅酢に漬けたらピンク色がキレイです。

材料を黒酢や、黒糖に代えたり、
紹興酒を加えると
またぜんぜん違って面白いです。


要は、捨てたくない漬け汁は、切り干し大根を
使って漬け物にしてしまうんです。
もうすでに「切って干してある」という
素晴らしく便利な大根ですから。

お気に入りの美味しいドレッシングがあれば
それも使ってやってみても。
こうなったら、なんでもありですよ。

料理はチャレンジ。
ダメだったらお蔵入り。


ベトナムのサンドイッチのバインミー風に、
パンに紅白なますの代わりに挟んだり、
ホットドッグに、ザワークラウトの代わりにして
挟んだり。
少しごま油をかけて、そのままおつまみにも。
チャーハンにも。

なにかと使えます。


水で、ざっと洗った切り干し大根を絞り、
適当に刻みます。
キッチンバサミで、ざくざく切っても構いません。

今回の切り干し大根、水で戻す必要はないです。
さっと洗うだけでいいです。
「多少パサッとするまで絞る」イメージです。
ここが、本日の肝です。

ここで、水で戻してしまいますと、
キムチの残り汁が十分に吸い込めなくなります。
洗うだけにして、ぎゅっと絞ってから、刻みます。


見た目にも分かるように、水っぽくない。
ガラス容器の底には、水分は全然ありません。
大根がポロポロしてます。
これが、扱いやすいのです。
かなり日持ちもします。

切り干し大根は、生で食べられる乾物。
ひつこいですが、さっと洗うだけにとどめておいて、水分を、パサッとするまでぎゅっと絞り、
キムチの残り汁を吸わせるのがコツです。

残ったキムチも一緒に刻んで入れると尚良いです。
私は、わざとキムチを余らせて一緒に刻んでます。


これ、見た目がホラーですね…
皆さん、食欲が失せますから、
あまり考えないようにしてください。

よろしければ、ぜひ一度、切り干し大根キムチ
お試しになってみてください。


切り干し大根のコリコリ食感が好きで
勇気ではなく水分をしっかり絞るのですが

例えすべての勇気を絞っても
太刀打ちできないホラー映画。
私はもう懲り懲りです。


さて、皆さま

もう年内の記事は、これにて終わりとなると思い
ますので (まだ分かりませんが限りなく可能性大)
だいぶ早いですが、ご挨拶を申し上げます。

無事に note 歴6ヶ月くらいになりました。

大半の記事は、noteを強く勧めてくれた中学生の
姪っ子に向け元気づけるために書いていました。
最近になり姪っ子はnoteを卒業しまして、
そこからの数本の記事は、私が自由に書くように
なりました。

アップした記事はかなり少ない方です。
基本的に私は、書くより読む方が多く
皆さまからは、色んな気づきを頂きました。
本当にありがとうございます。

多忙により、noteを開けない日もあります。
わたくし、お仕事が大変溜まっております。
大丈夫か!!このままでは、いかんっ!と。
そもそも不定期noterですから
誰も気にしてないとは思いますが
私も、だいたい無事ですので、どうぞご心配なく。

これまでに引き続き、来年も細々と緩くアップ
していきたいと、今のところ考えています。
皆さんの記事を楽しみにしております。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

皆さん、体調にお気をつけください~
                                                  
                                                               しゃんぴぃ


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