【オススメ中国本】初学者に最適『はじめて出会う中国』
こんにちは、小羊です。
今回は【小羊オススメ中国本】第2冊目をご紹介✨
有斐閣アルマの『はじめて出会う中国』(改訂版)
です。
この本は、始めて中国について学ぶ方、つまりは中国入門者にオススメです。
教科書的な書籍で、複数の大学の先生方が各章を執筆する構成になっていて、中国という国を政治面、経済面、社会面、外交面からバランス良く解説しています。
有斐閣アルマさんの公式サイトによれば目次は以下の通りです。とてもバランスがよく、且つどの章のテーマも中国の特徴を捉えるのに適した切り口ですね。
有斐閣アルマさんの学術書籍に共通の特徴でもありますが、初学者(例えばこれまで中国に関心を向けていなかった人)にもわかりやすく、しかし正確で客観的な作りで、「まずは中国という国の全体像を把握したい」場合にはもってこいです。
一方で主要な論点をさらっと簡単に紹介をしているのみなので、もともと中国に詳しい方からすると物足りないでしょう。また、この本で始めて中国について知った方も、特に気になったテーマを、さらにもっと詳しい書籍で掘り下げていくことをオススメします。
その意味では、各章の末尾に、読書案内として、その章のテーマと関連する参考書籍が挙げられているのは良い仕掛けと思います。
但し、参考書籍は少し古いものが多く、自分新しい書籍を探す方がより良いかも。
中国本を探す皆様の参考になれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?