見出し画像

読書感想文 #16 『霊山』

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

今日から仕事の方も多いかと思います。

ボクは明日からです。明日からの方も多いかと思います。

今年も頑張っていきましょう。


今日は下記の本の感想を書きたいと思います。長すぎることもあり、今回は細かく書くのはしないで、あえて簡潔にまとめてみました。

霊山

高 行健 著 飯塚容 訳

高 行健の代表作

高 行健について

中国からフランスへ移住し、国籍も変更します。

小説家、劇作家、画家。

この本を1982年から1989年まで執筆。1987年に中国を出国 天安門事件のあとに「逃亡」を執筆し、中国と決別。

1990年に台湾で刊行 1992年スウェーデン語訳

2000年にノーベル文学賞受賞。中国語で活動する作家では史上初。

本の内容

81章長編小説

一言でいうと、中国西南地方をさまよう旅

一人称が章毎に変わる「」、「おまえ」などが全て作者自身を指す。


一緒に河を渡ってくれるかい?対岸に「霊山」と呼ばれる河があるんだ。いろんな神秘を目にすることができるよ。苦しみを忘れることも、解脱を得ることも可能だ。


キーワード

彼女

人民公社

日本軍の空襲

文化大革命

想像絶する残酷な当局

三峡ダム建造を危惧

苗族

老人

少年

まとめ

不思議なストーリーでありますが、今とは違う80年代のリアルな中国がわかる本です。独特で、いろいろ自由な表現もあり、中国では発刊されていないと思います。

よろしければ、読まれるといいかと思います。外国人作家でノーベル文学賞受賞者って、日本では全然知られていませんが、受賞するだけあって、なかなか日本人にない表現と、読み応えのある内容になっています。

ちなみにボクは図書館で借りました。

<iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=tf_til&t=shane0e-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=4087734005&linkId=800098715c5bff625454e2d45d930fc9&bc1=ffffff&amp;lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr">
</iframe>


それでは、また。


この記事が参加している募集

#スキしてみて

527,181件

#読書感想文

189,831件

よろしければサポートをお願いいたします!!! 費用は活動費に充てさせていただきます。