#ミステリー小説
摘出 霧村悠康~読書記録4~
大阪大学医学部卒 元大阪大学付属病院腫瘍外科医の霧村悠康氏の医療サスペンス小説である。
さすがに大病院の外科医であっただけに、リアリティーもあり怖くなった。
主人公は生真面目な外科研修医。大阪にある国立のO大学附属病院勤務とあるから、大阪大学であろう。山崎豊子の「白い巨塔」、実際にあった話の映画化「愛と死を見つめて」も大阪大学付属病院だったな。。。しみじみ。
患者の乳がん手術を行う際に主人公は右
全身麻酔~読書記録6~
元大阪大学医学部附属病院・腫瘍外科医・霧村悠康氏の作品。
舞台は大阪にある国立O大学付属病院。
上に写真に上げたが、この登場人物。これが又ややこしいのだ。ネタバレ覚悟で言うと、同じ人物がわからないように紹介されている。
「私」は、全身麻酔の際に意識があり、その時の様子を小説とする。ちなみに職業は弁護士である。
麻酔科医は28歳の研修を終えたばかりの雲井医師であるが。少しだけ脇役として登場する奈良
追悼者~読書記録33~
折原一先生の2010年に書き下ろしたミステリー。
浅草で殺された30歳の女性。昼間は有能な総合職の会社員。夜は街に立ち、売春をしていたという事から、警察よりもマスコミが騒ぎ立て、主人公となるノンフィクションライターの笹尾は地道に取材していく。
物語は二転三転していき、読みながら「あ、この女性はこの人と同一人物かな?」と思ったのは見事に裏切られ(ネタバレになるので書かない)、犯人は意外な人物と。実は