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本当に退学した。

留学開始から2ヶ月半にして、今日、学校を辞めた。

学校に通い始めてから今日まで、わたしは鬱状態に戻りそうになったり、元気になったり、はたまた突然死にたさに襲われたり、情緒が安定しずらいことが多かった。

元引きこもりで、ろくに社会的活動をせず、自分の好きなことだけをして、それを仕事にして生きてきたわたしにとって、学校という場所は生きづらさの象徴だったのかもしれない。

不特定多数の人と関わり、コミュニケーションを取りながら、仲を深めつつ、学習し、成長するために通う学校という存在がわたしにとって、かなりのストレスを与えていた。


そこで、何の為に留学に来たのか、何度も考えた。


英語を話せるようになりたい!
現地で働きたい!
友達をたくさんつくりたい!

そんなありきたりな願いは、わたしにはなかった、と気づいてからは早かった。


そもそも、わたしが留学に来たのは、海外移住をするためで、海外移住をしたいのは、日本では普通に生きることができなかったわたしが自分らしく生きるため。

つまり、鬱や引きこもりなどの物理的現象を解消し、人間らしい生活をするためなのだ。


もちろん、英語を話せるようになって、現地で働けて、友達がたくさんできたら、素晴らしいと思うし、いずれそうなればいいなと思う。

でも、それらはわたしにとって、留学の最重要事項ではなかった。

だから、英語環境の学校で、ストレスを感じ続け自分らしく生きられないのなら、辞める。それだけの話。


逃げた、と思われるかもしれないし、またそうやって楽な道を選ぶんだね、と言われるかもしれない。


でも、このまま語学学校に通い続けたところで、体調を崩し、また寝たきりになって動けなくなったら留学に来た意味がない。


自分の体調や感情を優先したのは、逃げなのだろうか。


むしろ、わたしは、自分のした選択にとても満足している。


後悔しない選択をするのは、難しい。でも、ズルズルとこのまま語学学校を続けることが正しいとは、思えなかった。

返金額は、多くないし、今後のプランはそこまで明確に決まっていない。それでも、自分のことを一番に考えて、最良の決断をできた今の自分は、過去の自分より成長しているように感じる。


学校を1度辞め、150日以内に別の学校に入学すれば、ビザの問題はないらしいので、数ヵ月後には別の学校に通う予定だ。

午前中に仕事をして、午後から学校に通うプランなら、頑張れると思うので、秋からは両立できるようにしたい。


今の学校で上手くやれなかったのは、英語力が足りないというのはもちろん、英語を話慣れていないというのが大きいので、学校に通わない期間に、オンライン英会話を徹底的に行い、英語力を上げてから次の学校にチャレンジしようと考えている。


そして、自分の軸を、学校に置きながら生活するのは合わないということもわかった。だから、軸は仕事に置きながら、学校にも通い、海外で生き抜けるメンタルも養おうと思う。

まずは、身体から鍛え直したいので、ジムを契約する。


日本にいた時から、ジムに通うことで、メンタルを維持していたので、海外生活でも続けていきたい。

無理して、自分を偽って、このまま語学学校からのCOOPに進んでいたら、きっとどこかで壊れていたと思う。

このタイミングで辞める決断をして、新しいプランでやり直すのは、自分にとってプラスでしかない。学校に行くまでに英語力を自力で上げて、いっぱい稼いで、ジムに通って痩せて、自己肯定感をガンガン上げたいところである。


未来に対してポジティブなイメージを持てるようになったのも、留学して、合う大陸に来たおかげだと感じている。日本にいた時は死にたくて死にたくて毎日どうやって死ぬか、しか考えられなかったので、とにかくこれからは、本来の自分を満喫できそうな気がする。


毎月、こうやって、自分自身を振り返りながら記録として収めることで、思考を整理できるので、今後も続けていきたい。