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あなたの話には価値がある

〜キャリア面談の現場から〜

昨日から始めたnote。
目標は1日1記事!

「働くを愉しくおもしろく」をモットーに
何から書こうかと悩んだ末、
長年、キャリア面談をしてきているのでキャリアの現場から
と題して書いていこうと思います。
以前、ブログを書き綴っていたのでリライトも含めて。

人事の方、部下を持つ上司の方、管理職の方など
相談役になる機会のある方に
お役に立てたら幸いです。

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面談者が「私の話なんか聞いてくださって・・・
ありがとうございます」と時々おっしゃいます。

私の話なんか・・・

この言葉には、
「私の話はたいしたことない。聞いても意味ない。」
そんな気持ちが含まれている場合があります。

これまで1万人以上の方の(大きく言えば)人生を
聞いてきましたが、誰一人として

「たいしたことのないこと」などなくて、
どの方にもそれぞれの考え、生き方、働き方があって
その都度、いろんな想いの中から選択・決断をしていて

聞くたびに、人それぞれの人生の奥深さに
出合うことが出来ています。

と、私は面談者の話を聞くたびに思うのですが、

だからといって、相談者が自分の話なんか・・・と

思っている気持ちは否定せず、
そう思っているのはどうしてなんだろう?
どんな経験があってそう思うようになったのかな?

と、相手のそう思う理由も頭の中に置きながら
話を聞いていきます。

ただ、
たいしたことのない・・・は

大抵、その本人がそう思っているだけで
聞く人がきいたら

「たいした話」になることもあります。

そもそもたいしたことのないか
どうかは相手が決めるものなので、
自分の中でたいしたことのないことと

決めつけずにまずは語ってほしいなあと思いながら
話たくなる空気を演出しながら耳を傾けています。


面談の際、多くの人は、最初こそ
謙遜していますが、こちらが聞く姿勢でいると
自分の話(歴史)に価値を見出そうとしていきます。

そして、話終わると、すっきりした表情で帰っていきます。

「相手の話に価値がある」そう思って聞くことで
聞く力は断然レベルアップしますよ。
お試しあれ〜

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