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短編小説なるもの

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斜陰
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【短編小説】「誕生日」

【短編小説】「誕生日」

　今日の空は少し暗い。真っ白な雲が太陽を隠してる。風はまだ冷たい。
「なぁ、伊織」
「ん、何？」
「お前、誕生日いつだっけ？」
「もう過ぎたけど。」
「え、いつ？」
　前のめりな和樹を横目に僕は間を置いて答える。
「昨日」
「おい、まじかよ、早く言えよ～。」
「なんでだよ。」
　相変わらず僕はぶっきらぼうだった。
「だって、昨日がお前の誕生日だって知ってたら、俺バイトなんか休んでお前の家でオールす

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【短編小説】これから始まる物語～バレンタイン編～

【短編小説】これから始まる物語～バレンタイン編～

どうも、斜陰です。

世間的に言うと今日はバレンタインとか言う日らしいですから、それに関した話でも書いてみようかと思いまして。なんだかんだで小説らしきもの（ここ重要）を書くのは初めてでして、ちょいとばかり緊張しています。まぁ簡単に言うと二人の男子高校生の昼休みの会話を切り取っただけの何の変哲もないお話なので、気軽に読んでくださるとうれしいです。