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その他大勢から抜け出た経営者がやったこと

こんにちは。
「難しい」を「易しい」に変える伝え方ナビゲーター 深谷百合子です。

取材に行くと経営者さんの考えに触れるため、勉強になることが多くあります。
昨日アップした「食べられる器」を開発された企業様の記事も、取材中、そして記事を書いているときも、とても学びが多いものでした。

今日は今回の取材で感じた「その他大勢から抜け出す」ポイントについてシェア致します。


昨年11月に取材した種麹メーカーさんは、麹菌の胞子を集めたものを酒蔵や味噌、みりんなどの醸造食品メーカーに卸しています。

12月に取材した製菓メーカーさんは、アイスモナカの「モナカ」をアイスクリームメーカーに卸しています。

どちらも自動車で言えば「部品」、最終製品を構成する一部で、いわゆる「脇役」です。

仕事の形態としては「下請け」に近い形で、価格競争に飲み込まれ、原材料は値上がりしているのに顧客からは値下げを要求されるという、そんな状況にいたそうです。

しかも「こんな性質を持った麹菌を使いました」と提案しても、それが最終製品である酒や味噌などにどんな影響があるのかわかりません。

アイスモナカにしても、「モナカの味を変えてみました」と提案しても、受け入れられなかったそうです。

「言われたことを言われた通りに……」という状況が長く続き、「このままでは、この先行き詰るのが目に見えている」との危機感から、生き残りの道を探っていたとのこと。

その生き残り戦略のひとつが、「最終の消費者とつながること」でした。

「黒子」「脇役」から「主役」になる。
そのためにしたことは3つ。

今あるもので、「何があれば消費者は喜んでくれるのか」を徹底的に追求すること。

自分から発信を続けること。

異業種、異分野の人に会いにいくこと。

この3つを地道に続ける。

地味なんだけど、その他大勢から抜け出した会社の経営者に共通していたのはこの3つでした。

経営を学んだ人ならどこでも言われているような当たり前のことかもしれません。私も「知っているけどできない」人です(汗)。

手っ取り早く結果が欲しいとか、「時間無いし…」とフットワークが重くなるとか、目先のことにとらわれがちです。

でも、こうして取材を通して、新しい可能性を切り開いた経営者の視点にじかに触れ、記事を書きながら、その道のりをたどらせてもらえるのがとてもありがたいなぁって思います。

この視点って、事業を経営している人だけでなく、会社員にとってもお勤めじゃない人にとっても必要なことじゃないかと思いました。

「自分の人生を経営する」って考えると、この3つの視点を取り入れると自分を思いも寄らぬところにつれていっていけるはず。

そんなことを感じながら取材記事を書きました。

さて、次はどこに取材に行きましょうか。まだまだ知らない地域の魅力を発信していきたいなぁと思っています。

それでは、また。



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