真面目な事業主さんにありがちな勘違い。成功している人のそれはセンスや才能ではなくスキルです!
実は2月の終わりくらいから桜の盆栽を始めておりまして・・・
ド素人ですが、いきなりこんなことを始めて、周りからは
女子力高い
と言われております笑
特にお花が好きとか、そういうわけではないんですよね。
ただ、猛烈に始めたくなって・・・
やる以上は色々な方に聞いたり、調べたりしながら、それが正しいかどうかはわかりませんが、楽しみながら出来ているのがうれしいですね。
今回お話したいのは、この盆栽の出来がどうのこうのということではありません(^_-)-☆
私は、なんとか綺麗に咲かせたいという想いと、せっかく始めたのだから簡単に
やーめた
となるわけには当然いきません(植物という命あるものですし・・・)
ですから、本当に色々調べましたし、ちょっとした疑問もすぐに詳しい人に聞いたりしました。
そういう日々を過ごしていると、自然と目に入るんですよね。至る所にある「桜」が・・・
街を歩いていても、車の運転中も、ネットで何かを買おうとしている時も、あの「桜の花」が一瞬でも見えると気になってしまうのですよ。
これって、私が特別という訳ではなくて、ほとんどの方が同じだと思うんですよね。学歴がどうとか、経験がどうとか関係なくて、単に
どれだけ真剣にそのことについて考えているか・・・
の違いだけだと思うんです。
例えば私の受講者ですでにコンサルティングを始めている方から、こんな相談をされました。
コンサル先の方が、何もやらずにすぐに「答え」を求めるんです。
と・・・
これが、いわゆる
困っているふり
の人なんですよね。
もちろん、この方のコンサルティングにも問題があるのかもしれませんが、
わからない
と言って調べようともしないわけです。
先ほどの「桜」ではないのですが、真剣に考えていれば普段の生活からそのことが目に入り、耳に入ってくるモノなのです。
まずは「手」を「足」を動かしてみる
そういったことをせずに
わからない
では、サポートする側も困ってしまうわけです。
これって、ライティングなどの勉強をする際もよくあるんですよね。
例えば、
①お客様はなぜその商品、サービスを買うんですか?
②お客様はなぜその商品、サービスをあなたから買うんですか?
こんな質問をしたとします。
「そんなこといわれても・・・欲しいからじゃないですか?」
もう少し考えてみましょうか・・・というと
「わかりません」
と・・・
真剣に考えてみようともせずに「わかりません」なわけです。
そしてすぐに「答え」を求めようとする。
そりゃ、知りたいですよね笑
コンサルティング業をしていて、ここで「答え」を言ってしまうと、その後、とんでもなく苦労することになります。
え、顧客のスキルが上がらないほうが長く付き合ってもらえる?
いえいえ、そんなことはないんですよ!
このことをお話すると長くなってしまいますので割愛しますが、簡単に言うと、顧客が判断する「基準」が、「結果」だけになってしまうのですよ。
あなたが出した「答え」で「結果」を出し続けて、しかも顧客を満足させ続けないとならないのです。
相当、ハードル高いと思いますよ(>_<)
例えば、顧客が営業のトークスクリプトを考えたけど、わからないと言ったとします。
そして、あなたが考えた営業のトークスクリプトを顧客が使い、全然結果が出なかったとします。
結果出ないじゃないか!
って言われちゃうんですよ笑
そのトークスクリプトはあなたが使うから効果的であって、他の人にとって必ずしも有効とは限らないんです。
ノウハウ=スキル ではないんです。
話を戻しますが、ライティングの技術というのは、その場でチャチャっと考えて、なんとかなるようなものではありません。
何度も何度も試して繰り返し、繰り返し・・・
その中で結果が良かったものを使ってみて、それもまた見直してみたりして・・・
営業のトークスクリプトも同じです。
そうやって大変な想いをして、地道にやりながらスキルをつけていくわけです。ですので、その場でちょっと考えてみて
わかりません!答え教えて!
と言っている人は、コンサルをつけても長く続かないでしょうし、高い外注費を払って薄い利益の中でやることで、最終的にはご自身の首を絞めてしまうことが多いんですよね。
え?考えているけどわからない?
それは考えが足りないだけです笑
まずはご自身の商品、サービスであれば、その想いは誰よりも強いわけですから、どんな言葉が顧客に一番刺さるのかを常日頃から考えることで、色んなヒントが見えて聞こえてくると思います。
ほんの数時間考えた程度で
自分にはそういうセンスがない
というのは大きな勘違いです。
最初にもお話しましたが、真剣に考えるということは、学歴も経験も関係なく誰でも出来ることなんです。
答えを求めたところで、長続きしませんし、困っているフリをやめてご自身のビジネスに真剣に向き合うことで、大きく変わってくると思いますよ。
と、私の講座受講者はコンサル先の社長に伝えたそうです(^^♪
今では少しずつご自身でもアイデアを出すようになってきたようで、質問の内容も「どうすれば良いですか?(それ正解って言って!笑)」「どう書けば良いですか?」から、「このフレーズ、どう感じますか?」みたいに第3者的な意見を求められるようになったとのこと・・・
この社長さんに限らず、人間、どうしても〇か✕を出したいというか、これが正解!というものを知りたがるんですよね。
ライティングなどというのは、正解があってないようなもので、しかも地道に・・・となると
わかりません
といいたくなるものよーくわかります(^^ゞ
ただ、そこを突き抜けると「スキル」という消えない「財産」が手に入るわけです。
簡単に諦めない人は、応援したくなるものですよ笑
私自身もそういう人を応援します!
今回も私の個人的な考え、見解をお話しました。
皆様の何かの参考になれば嬉しいです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
いつもサポートいただきありがとうございます!サポートいただいたお金は、共感していただける事業主様向けの勉強会で使用する文房具やコミュニティ運営に役立てさせていただきます。