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「動詞で考えて、分解して解像度を上げる」

数日後に後輩にちょっと教えることがあるので、頭の中を整理するために今回はこのテーマで書いてみようと思います。

「動詞で考えて、分解して解像度を上げる」についてです。

企画を考える時、俗にいうカスタマージャーニーマップを考えるということはあるかと思いますが、なかなか書けないという人がいるようです。その理由は何かを考えた時に、「名詞で考えてないか?」と感じることがありました。

例えば、「判断」とか「調査」とか。名詞で考えるとなんとなくですが、概念が広がるように思うのです。概念が広がると抽象度が上がります。抽象度が上がると、なんとなくですが「あ、まてよ?こんなパターンも・・、いやでもそれは別のシチュエーションだし・・・」みたいに結論を導けず、結果的に解像度が下がって荒い仕立てになることがあるように自分は思っています。

そこで「動詞で考える」です。

これは、森岡毅さんの動画で学んだものなので、それを共有しておきますね。

この動画では「自分のやりたいこと」を見つけるヒントは「動詞」の中にあるという話です。これはすごく僕の中で響いたフレーズでして、これを聞いた時に「解像度」という言葉がイメージされました。

これの応用なのですが、あらゆるシチュエーションを動詞ベースで考えてみると、あらゆるパターンが具体的に出てくるように思います。

カスタマージャーニーマップを作る作らないはどうでもよくて、シチュエーションを考える際には動詞なんだと思います。なぜなら、僕らが作っていく企画は「行動に結びつくから」です。

何かしらの広告を打つとします。それを見る人は何かしらの行動(動作)があってその広告を見ますし、さらにその広告を見た後は何かしらの行動(動作)を起こすわけです。いや、行動(動作)を起こしてもらうために何かしらの企画(施策)を立てるわけです。

そのあたりから考えても「動詞で考える」というのは理にかなっていると思うのです。そして、分解する。これは因数分解です。行動を因子に分解できたら、そこをつけばいいのです。因子に分解できると必然的に解像度は上がっていきます。

つまり具体的になってくるし、イメージがつきやすい何かになっていくと思っています。

別にこれは特別なトレーニングは不要だと思っていて、まずは動詞で書き出してみるということなんだと思うわけです。そうすれば、その時点で名詞の時よりも解像度は高い状態にあるので、いい感じで考えを進めることができるようになります。

よかったら試してみてください。

・・・という話を近日後輩にしようかなと思います笑


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