夏休みにしかできないこと
今日は小学3年生の次女と与野公園に行ってきました。最高気温37.4℃という猛暑の中わざわざ出かけたのは、夏休みの宿題のためでした。
もっとも、絶対に与野公園でないといけなかったわけではありません。宿題として出されたのは「さいたま市の魅力について調べてまとめる」ことであり、鉄道博物館など屋内のスポットでもOKなのです。図書館が充実しているのもさいたま市の魅力のひとつですから、いつものように図書館へ行って設備やサービスについて調べるという手もありました。
ところが、次女は何を思ったか1学期の授業で「与野公園の動物について」というテーマに決めてしまったのです。極端なインドア派で外で遊ぶこともめったにないのですが、その時たまたま動物について調べたくなったのでしょう。彼女は知的好奇心が旺盛であらゆることに興味をもつので、こんなこともあります。
その知的好奇心は尊重したいと思いつつも、さすがに暑すぎるので別の日にできないものかと天気予報を確認してみました。しかし、次の土曜日(10日)はなんと雨予報。11日から15日は私の実家に帰省します。17日まで放置するのは妻が嫌がるでしょうし、台風が来る可能性もゼロではありません。結局今日行く以外の選択肢はなく、最大限の暑さ対策をして出かけました。
与野公園までの道のりは2.5kmほど。途中でショッピングモールと図書館に立ち寄って休憩を挟みながら、歩いて行きました。ふくらはぎの痛みはだいぶましになっていて楽に歩けましたが、暑さがきついのは言うまでもなく、公園の緑が実にありがたく感じられました。
与野公園に着いたものの、ここに生息する動物として思いつくのはハトとカラス、それから池にいるコイとカメくらいです。セミの鳴き声は何種類か聞こえましたが、私も次女も目が良くないので、姿を見ることはできませんでした。
池の方へ移動すると、見たことがないカメがいました。
ぶらぶら歩いていると、次女がトンボを見つけました。運良く木切れに止まったので、写真を撮りました。
何度も訪れた公園ではありますが、たいていはバラの時季ということもあって、カメやトンボの種類に注目したことはこれまでありませんでした。次女はもちろん、私にとっても新たな学びがあったように思います。そして、こんな公園があるのも間違いなくさいたま市の魅力のひとつだと実感しました。
帰路も休憩を挟みつつ移動し、無事に帰宅。宿題に対応して身近な場所の魅力を再認識するのも夏休みにしかできないことであり、出かけて良かったと思いました。とはいえ、もうちょっと暑さがましな日に行きたかったというのも正直な思いです。
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