見出し画像

女の子の成長

子どもたちと浦和で昼食をとっていたら、電話がかかってきました。自宅にいる妻でした。

「◯◯ちゃんと□□ちゃんが来てるんだけど…」

2人は小学6年生の長女の友達で、土日は毎週のように遊んでいます。まあよく飽きないものだと思いますが、私もそのくらいの頃は毎週ほぼ同じメンバーで遊んでいました。小学校高学年というのはそういう時期なのでしょう。

今週は珍しく遊ぶ約束をしなかったそうなので、今日は父と妹と出かけていたのですが、いつものメンバーがアポなしで押しかけてきたわけです。私が小学生の頃は暇そうな友達を誘ってみるのは常套手段でしたが、最近の子はそういうことはしないと思っていたので、意外な感じがありました。ともあれ、誘ってもらえるのは一緒にいて楽しいからであり、親としてもありがたいことです。

本人に確認したところ、それなら2人と遊ぶとのことだったので、食事を終えると1人で帰らせました。もう親や妹といるより友達といる方が楽しいのは間違いありません。

この子に関しては、もう父親の役割は90%以上終わったように思います。これから父親に話せないことが増えてくるでしょうし、それを知ろうとするつもりもありません。母子間で何かあった時など、私の出番があれば対応するつもりですが。

そういうわけで、図書館に連れていったのは2年生の次女だけでした。相変わらず好奇心旺盛かつ活字中毒なので、ジャンルを問わず面白そうだと思った本を片っ端から借りていきます。

今日は7冊借りたのですが、その中で私が気になったのは『13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと』という本でした。彼女はまだ8歳ですが、自分の未来に関心をもつのは大切なことですから、借りて読むのは良いことでしょう。今は意味がわかりづらくても、何年か経って実際に変化が起きたとき、「そういえば本に書いてあったな」と思い出すことも考えられます。

ただ、熱心に読むのは結構ですが、身近にいる12歳に「お姉ちゃんも読んだ方がいいよ」と勧めているようでは、この本が出版された目的を理解しているとはとても言えません。この子に関しては、まだまだ私の出番は多くありそうです。

そして、読書家の12歳は妹のいない時にこの本を読むのか、それとも読まないのか。それこそ、私がどうこう言うことではありません。

この記事が参加している募集

子どもの成長記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?