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ヒストリーモードをやってみた(桃鉄)

先週、3種類のヒストリーモードを1回ずつやってみました。いずれも相手はエンマとさくまです。

伝染病にうちかて!

世界各地の製薬会社を購入して、開発したワクチンの納品数を競います。総計で100億個のワクチンが納品された時点でゲーム終了となり、最も多くのワクチンを提供していた社長が大金を得られます。ただし、100億に達しないまま10年が経過するとゲーム終了となります。

これはかなり苦戦しました。序盤で強奪飛びカードを2枚入手したのですが(おそらく出やすい設定になっていると思います)、さくまの刀狩りカードで2枚まとめて奪われ、せっかく購入した製薬会社が次々と引き抜かれてしまいました。

そこから追い上げたもののワクチン提供数では追いつけず、敗色濃厚かと思われましたが、ワクチン100億個目前で10年目が終了。さくまにボーナスが入らなかったため、その時点の総資産の差で辛勝となりました。

救援物資をとどけろ!

目的地への経路が1ルートに限定されていて、8箇所の目的地をクリアした時点でゲーム終了となります。最も多く目的地に到達した社長が大金を得られます。10年という年数制限はありますが、10年かかることはまずないので、実質的には4回(人間同士の2人プレイなら5回)目的地に着くのが勝利条件と言えるでしょう。

こちらは3年目でゲーム終了となり、危なげない圧勝でした。本作のコンピュータはスペシャルカードや熱気球カードといった近距離を確実に移動するカードの評価が低いので、目的地へのアプローチで多面待ちを作れないルールだと弱いように思います。

IT長者をめざせ!

本作ではIT関連の物件の収益率がマイナスになっていますが、このモードでは10年の間に物件の価格が爆上がりし、収益率も改善されます。購入直後のマイナスには目をつぶり、じっと我慢していれば資産は増えていくわけです。スタート時の所持金とカードを合わせると2000億円あるので、その運用がポイントになります。

1度しかプレイしていないので偶然かもしれませんが、このモードでは貧乏神が何度もばらまきボンビーに変身しました。全員の資産が多いぶん相当な額の物件をばらまかれてしまうので、貧乏神回避の重要性が特に大きいように思います。そのあたりに留意しつつうまく立ち回れたので、快勝することができました。

総評

前作の「桃鉄10年トライアル」に代わって登場したヒストリーモードですが、10年トライアルに近い感覚でできるのは「伝染病にうちかて!」だと思います。「IT長者をめざせ!」も面白いとは思いましたが、私は地道にコツコツ資産を増やすのが好きなので、好みとは少し離れているような気がします。

そして、ヒストリーモードと言いつつ題材が現代史ばかりというのは、世界史マニアとしてはいささか不満です。歴史に関係する物件はたくさんあるので、それらを生かしたモードも用意してほしいものです。

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