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次元の高いトレーダーになるには?(2)次元の違い


前回の「次元の高いトレーダーになるには?」では、
相場の次元について考えてみました。

私たちが普段なにげなく眺めているチャートは、
見た目よりも低い次元のチャートでした。

今回は、このような「次元の違い」について考えてみたいと思います。


次元とは、空間の広がり方の度合いを示すもので、
1次元が、2次元が、3次元が立体に対応します。

私たちは通常、 縦・横・高さ を意識できます。
なので、3次元の空間で生活している、と認識できます。

ところが、家から職場や学校を行き来するだけの日は
ほとんど1次元的な生活をしています。

交差点で曲がったり、忘れ物を取りに戻ったり
はあるかもしれませんが、2か所を行き来するだけの場合は、
下のような1次元(直線)的な図に描き表せます。

もっと分かりやすくしてみます。

乗り換えなしの電車移動は、1次元です。

脱線でもしない限り、他に行きようがありません。

でも、車であちこち移動するなら縦方向も使った
2次元で表現する必要が出てきます。


飛行機やヘリを操縦できるなら3次元の移動が可能になりますね。

もちろん、そのような通勤通学をされている方は、あまりいないと思いますが。。。(いらっしゃったら、ごめんなさい m(_ _)m )

私たちは、確かに3次元空間で生活してはいますが、ちょっと見方を変えると、実は低い次元の生活をしている、といえる場合があります。

低いといっても、豊かさの意味合いではありません

電車飛行機ヘリコプターの例では、
次元が高くなるほど費用がかかりそうにみえますが、
必ずしもそういうことではありません。

なぜなら、あちこち移動するだけなら徒歩でも可能だからです。

高さをともなう移動をするだけなら、
エレベーターエスカレーターに乗って移動できます。

そこに問題がありましたら階段を使っても構いません。

あくまでも移動の中だけの話です。

大きな違いは、図の中の矢印で示した「移動の方向」にあります。

図は、実際の移動単純化したものですが、
このように単純化しても、
これ以上減らせない「方向の数」(=黒矢印の数)があります。

電車移動(1次元)は横方向の1本道にできましたが、
車であちこち移動(2次元)してしまうと、
1本道にできません。

重複を許せばできないことはありませんが、
同じ家が2つ出てきて位置関係が変になってしまいます。

横方向だけの1本道にできないため、
縦方向も使って「2方向」必要になります。

低い次元とはまったく別方向の動きが加わる(=黒矢印が増える)ことで
次元が大きくなります。

逆にいえば、
次元が高いということは、低い次元からしてみれば、
その次元では示せない方向の別の動きが存在している
ということになります。

つまり、
次元の高いトレーダーは、
私たちが行ってはいない

   「まったく別の何かをしている」


ということが分かります。

「そんなことは分かってる!」
という声が聞こえてきそうな気がしますが、
一つずつ段階を踏んでいきましょう。

しっかりと土台を築いて積み上げていかなければ
高いところには登れません。

次回は、その何かに迫るために次元を解剖してみたいと思います。

 (つづく)



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